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日本という国の役割

皆さんおはようございます。
今日は昨日と変わって少し真面目なお話しをしていきます。

昨今ウクライナ、ウィグルなど世界ではいまも争いが絶えないですね。

日本でも米不足、種子法改正など、この先どうなるんだろうと不安な状況が続いています。

いまは平和な日本も昔、戦争で多くの命が失われ、多くの文化が消滅した悲しい過去があります。

そんな悲しい日に区切りをつけたポツダム宣言。

「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び…」
1945年8月15日正午。
昭和天皇が「ポツダム宣言」を受諾し、終戦を告げる「終戦の詔書」を朗読した音声、いわゆる「玉音放送」がラジオで放送されました。
「玉音放送」は漢語が多く使われ難解な文章だったため、一体なにを言ってるんだろうと最近までは意味を考えたことすらありませんでした。

敬天愛人の学び、明治維新から日本社会の変容を勉強する中で、最も不思議なのが世界大戦の歴史でした。

東大教授をしている大先輩から「だったらこれを見なさい、また感想教えてくださいね」と渡された天皇陛下の当時の言葉、原文を現代語に訳したものを見て、日本という国は正義のために戦ったんだなと知ることができました。

その東大教授は事業主としても成功されている稀代なる天才であり実の方でもあります。

先生はときにはユダヤの経典を教えたりもしています。

世界は手を取り合うべきだし、一方的に日本人が偉いとすごいなんて言ってる人は文化を知らない奴だと、辛辣な言葉もおっしゃる方です。

そんな方が天皇陛下の言葉を渡してきたときは衝撃でした。

しかし内容を見て、渡してくれた意味を理解できました。

経営者として仕事をしていて感じることは、争いに勝者はいないということです。

互いが互いを尊重し合える世の中であり続けるべきだと思っています。

はい、余談はさておき、本題に。

5分程度で読めると思うので、読んでみてください。

各々捉え方は異なると思いますが、個人的にはとても素晴らしい内容でした。

「大東亜戦争終結に関する語書」(玉音放送)昭和二十一年八月十五日

私は、深く世界の情勢と日本の現状について考え、非常の措置によって今の局面を収しようと思い、ここに忠義で善良なあなた方国民に伝える。

私は、日本国政府に、アメリカ・イギリス・中国・ソ連の4国に対して、それらによる共同宣言(ポツダム宣言)を受諾することを通告させた。

そもそも、日本国民の平穏無事を確保し、すべての国々の繁栄の喜びを分かち合うことは、歴代天皇が大切にしてきた教えであり、私が常々心中強く抱き続けているものである。先にアメリカ・イギリスの 2 国に宣戦したのも、まさに日本の自立と東アジア諸国の安定とを心から願ってのことであり、他国の主権を排除して領土を侵すようなことは、もとより私の本意ではない。しかしながら、交戦状態もすでに4年を経過し、我が陸海将兵の所取な戦い、我が全官僚たちの懸命な働き、我が1億国民の身を捧げての尽力も、それぞれ最善を尽くしてくれたにもかかわらず、戦局は必ずしも好転せず、世界の情勢もまた我が国に有利とは言えない。それどころか、敵国は新たに残虐な爆弾(原子爆弾)を使い、むやみに罪のない人々を殺傷し、その悲慘な夜書が及ぶ能囲はまったく計り知れないまでに至っている。それなのになお戦争を継続すれば、ついには我が民族の滅亡を招くだけでなく、さらには人類の文明をも破滅させるに違いない。そのようなことになれば、私はいかなる手段で我が子とも言える国民を守り、歴代天皇の御霊(みたま)にわびることができようか。これこそが私が日本政府に共同宣言を受諾させるに至った理由である。

私は日本と共に終始東アジア諸国の解放に協力してくれた同盟諸国に対して、選憶の意を表さざるを得ない。日本国民であって戦場で没し、職費のために亡くなり、戦災で命を失った人々とその遺族に思いをはせれば、我が身が引き裂かれる思いである。さらに、戦傷を負い、戦禍をこうむり、職菜や財産を失った人々の生活の再建については、私は深く心を痛めている。考えてみれば、今後日本の受けるであろう苦難は、言うまでもなく並大抵のものではない。あなた方国民の本当の気持ちも私はよく分かっている。しかし、私は時の巡り合わせに従い、堪え難くまた忍び難い思いをこらえ、永遠に続く未来のために平和な世を切り開こうと思う。
私は、ここにこうして、この国のかたちを維持することができ、忠義で善良なあなた方国民の真心を信頼し、常にあなた方国民と共に過ごすことができる。感情の高ぶりから節度なく争いごとを繰り返したり、あるいは仲間を陥れたりして互いに世情を混乱させ、そのために人としての道を踏み誤り、世界中から信用を失ったりするような事態は、私が最も強く戒めるところである。まさに国を挙げて一家として団結し、子孫に受け継ぎ、神国日本の不滅を固く信じ、任務は重く道のりは遠いと自覚し、総力を将来の建設のために傾け、踏むべき人の道を外れず、揺るぎない志をしっかりと持って、必ず国のあるべき姿の真価を広く示し、進展する世界の動静には遅れまいとする覚悟を決めなければならない。あなた方国民は、これら私の意をよく理解して行動してほしい。

以上

いかがだったでしょうか。

少しでも皆さまの人生のお役に立てる内容だったら嬉しいです。

はい、今日はこの辺りで終わりたいと思います。
ありがとうございました。

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