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平成モテ服の変遷

デートの時など相手の好みを意識した服装というのは、もともとその服装の系統であれば問題ないが普段と全く違うとなると、そのファッションのルールが分からず少々混乱するものだ。

その混乱やルールを分かりやすくする為に定期的に雑誌で特集される「モテ服・デート服特集」。

男女のみならず、この「デート服特集」を特に意識はしなくてもなんとなく、一度は目を通したことはあると思う。

そもそも、「デート服やモテ服」と一言で言うと男ウケの良い服をイメージすると思う。
男性の好きそうな服というと、清楚な雰囲気や清潔感だったり、また逆にセクシーな雰囲気だったりとなんとなくそれは普遍的な印象がある。

しかし、ファッション誌で紹介するからには必ずアパレルブランドともにセットであり、そこには少なからず「流行」があるのだ。

どんなに「男ウケがいい服」と言いつつも、消費者の私たちの購買欲が沸かなければ結局その服は売れない。

また「モテ服、デート服」と言っても10代、20代、30代とでデート内容や着ていく場のシチュエーションも含めて変化するように思う。

しかし、どの年代にも少なからずその年のトレンドを入れているのもあり、細かなディテールを除けばファストファッションが豊富な現代では10代~30代も案外同じブランドの服を最近は着ていたりする。

そんな一般的に言われる「デート服やモテ服」も90年代から振り返ると大きな進化があった。今回は90年代からの現在までの流行とともに「モテ服、デート服」の変遷を軽く振り返りたいと思う。

◆まだバブルの香りが残る、90年代前半

90年代、00年代という括りの「モテ服・デート服」の中でも、10代と20代以降で一番大きな差を感じるのはやはり90年代前半だったのではないだろうか。

ティーン雑誌の代表「プチセブン」と女子大生、OL雑誌の代表「CamCan」と比べると分かりやすい。

コギャルが誕生した1993年辺りから徐々に女子高生が元気な時代になったが、全体的でみると「モテ服・デート服」と言えども、まだ10代らしいかわいらしい服が多い。

その一方でバブルの残り香を浴びている20代はとても派手な印象がある。
平成になりデートスポットが増えて盛んなのもあるが、何よりデート内容や相手が使う金額も含めて、当時だと10代と20代とでは尚更雲泥の差があるからだろう。

とはいえ、この時代特有のディスコ文化に憧れる女子高生も一方では多く、モテるかどうかは別として休日にこっそり当時の「お姉さん」ファッションや「夜遊び服」を楽しんでいる者もいた。

90年代後半と比べると、芸能人の服装を真似たり完コピするというよりも、どちらかというと世の中の明るい雰囲気で洋服を選んでいるような感じだ。

全面的にこの時代の10代と20代以降では、デートや男子と遊ぶ内容があまりにもかけ離れている為、カジュアルなデート服でもかなり差があるのがいかにも90年代前半らしい。

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▪90年代前半、赤文字系デート服

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※1990年CamCan9月号 / 小学館

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※1991年CamCan5月号 / 小学館
とにかくこの時代の赤文字雑誌でよく目にするワードは「ゴージャス、セクシー、華やか、気品」だった。デート服やモテ服特集にしても「清楚」というワードが全然見当たらないのが面白い。

▪90年代前半、ティーン誌デート服

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※1993年プチセブンno.8 / 小学館
デート服やモテ服でも憧れの先輩が来るからいつもより女の子らしくワンピースを…とか設定やセレクトが初々しくてかわいい。

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※1993年プチセブンno.7 / 小学館
コギャル女子高生の夜遊び服。大人っぽくしたい時は赤文字雑誌のOLさんというよりも主にディスコで遊んでいるイケイケお姉さんがお手本だった。コギャルという言葉が誕生したのもこの頃。

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※1994年プチセブンno.16 / 小学館
「夜遊び」と言ってもティーンらしいセレクト。コギャルとはまた少しテイストが異なり、普段より露出があってもどこかストリート感が強い。

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※1993年プチセブンno.6 / 小学館
彼の好きなテイストや行く場所によってセレクトが分かれるが意外にもコギャルを意識したファッションが多い。びっくりするかもしれないが意外にもアルバローザ支持率が高い。90後半のイメージが強いかもしれないが、この時からアルバローザは人気だった。

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◆大人っぽさとセクシーさが交差する90年代後半

男のコも高校生さながらビックリする程大人っぽいが、女の子も負けず劣らずセクシーで大人っぽかった90年代中期〜後半。

この辺りから、20代以降のトレンドも10代のアパレルブランドに取り入れられた気がする。109のリュニューアル化も好調に進んで全体的にギャルブランドが元気だったのもあるが、「セシルマクビー」や「ラストシーンガール」等、10代でも比較的手の届きやすい金額で「お姉さんな服」を手に入れやすくなったのも一因ではないだろうか。

90年代中期〜後半はやはり安室ちゃんとキムタクの二大カリスマの影響が大きかったと思う。安室ちゃんのように女の子はセクシーでカッコよく、キムタクのように男の子はワイルドでカッコよく…といったのが定番だった。

「90年代後半」というと、なんとなく全体的にミジェーンの服やアルバローザのギャル服をイメージする方も少なからずいると思うが、デートも含めた「勝負服」という括りで見ると、普段の系統はさておき、10代、20代ともにパンツスーツ、ミニスーツ、ベージュや黒のワンピースが人気だった。

当時は安室ちゃんやMAXもカッコよくパンツスーツを着こなしており、男性やOLにも大人気だった朋ちゃんや、ドラマでブレイクした松たか子さんや藤原紀香さんもパンツスーツやミニスーツを颯爽と着こなしていたので、お姉さん世代を含めこの時代のスーツ人気は特に凄かったと思う。

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▪90年代後半、ティーン誌デート服

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※1997年東京ストリートニュースvol13 / 学研 

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※1999年Popteen1月号 / 角川春樹事務所
90年代後半というと、全体的にギャル服のイメージが強いかもしれないが気合いを入れたい日やデート服には意外にも「大人っぽさ」を重要視した。一般的な平成ファッション史ではあまり触れられていないが、「モルガン」も当時はロマ系派には絶大な支持があった。ちなみに私が当時の「モテ服」でパッとイメージするブランドは「JAYRO」と「モルガン」だ。

▪90年代後半、赤文字雑誌デート服(人気だったテイストのモテ服)

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※1998年ViVi9月号 / 講談社

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※1997年ViVi9月号/ 講談社
この時代のカリスマは我らが安室ちゃんだが、一方で男女問わず朋ちゃんも大人気だった。セクシーなら藤原紀香さん、きちっとした感じなら松たか子さん、とそれぞれテイストに合わせてファッションの参考にしていた。特にキュートなファッションもパンツスーツなモードなファッションも両方サマになる朋ちゃんのファッションは他のモード系ファッションに比べると取り入れやすいのもありお手本になっていた。

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モテ服・デート服で鉄板なイメージの「白色を着て女の子らしくフワフワした…」といった要素は微塵もなく、可愛いらしさ全開よりもセクシーさ大人っぽさ、モデルっぽいモードっぽさをアピールするのがこの時代のモテる要素だった。

また一方でフェミニンな服だと「モルガン」が人気だったが、こちらもグレーやパープルが基調だったりとやはり大人っぽい。

ベロア素材やサテン素材のトップスやパンツスーツ、ミニスカートにロングブーツにハイブランドと「大人っぽさ」が軸にあるのが10代、20代の男女に人気な「デート服」や「モテ服」だったのだ。

特に10代に関しては、普段は制服を最大限に生かしつつも、デート服やモテ服の私服は高校生に見られたくないという思いや普段と違う大人っぽさを前面に打ち出しているギャップが面白く感じる。

この背伸びした「大人っぽさ」が10代にも取り入れられたのは、デートスポットが豊富になったのもあると思う。

90年代の東京は前半も後半も数多くのデートスポットの名所がオープンしたが、90年代後半は特に湾岸エリアが盛んになり高校生でも大人に混じり気軽に楽しめる夜景スポットやデートスポットが増えた。

「映える」という言葉が生まれるくらい現代も常にデートスポットたるものは日々アップデートされているが、この時代は今じゃド定番の新名所が数多くオープンしたのもあり日々デートを楽しむネタに尽きなかったのもあったのだろう。

◆「カワイイことは悪いことじゃない!」「カワイイ」を素直に受け入れられるようになった00年代

AYUを筆頭にアーティストブームはあるが、アイドルブームやモデルブームも返り咲いた00年代は素直に「カワイイ」を受け入れられた時代だと思う。

それまで嫌厭とされた「女のこらしさ」「ぶりっ子」「カワイイ」がごく自然にポジティブに受け入れられた。

AYUのようなギャルファッションもまだまだ男女の支持は高いが、一方で大ヒットしたドラマ「やまとなでしこ」(2000年フジテレビ)の松島菜々子さんが演じた主人公桜子のコンサバティブなファッションやCanCamのエビちゃんブームもあり、それまでの「カッコイイ」から「カワイイ」という方向へ「デート服・モテ服」の指標も変化していった。

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▪99年~00年初めのティーン誌デート服

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1999年Popteen5月号 / 角川春樹事務所

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※2000年Popteen3月号 / 角川春樹事務所

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※2000年Popteen12月号 / 角川春樹事務所

ティーン誌は相変わらずデート服でもギャルファッションが根強いが90後半と比べてみると99年から徐々にデート服に「白」や「女の子っぽさ」を意識して取り入れているのが興味深い。
また00年初めは何故かデート服やモテ服を意識した時、白タートル&スカート&ブーツという初代モーニング娘。の「モーニングコーヒー」のジャケ写のような服が多かった。
そして00年からはピンキーガールズもスタートして瞬く間にデート服の定番ブランドになる。あくまで個人的な意見だが、あの事件さえなければピンキーガールズはデザインも価格も含めてなんとか今でも残っていたと思う。

▪00年初めの赤文字系雑誌デート服

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※2003年ViVi2月号 / 講談社

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※2002年TOKAI Spy GiRL Vol.19 /やまの出版
00年代に入るとティーン雑誌と赤文字系雑誌も90年代前半ほど垣根というか、ファッションやセレクトの違いは徐々になくなっていった気がする。ティーン誌と同じく、デート服も白タートル&チェックスカート、ブーツというセレクトが面白い。一方で名古屋嬢や神戸嬢のようなキレイ系ファッションも人気に拍車がかかる。20代以降もマルキューファッションが愛される時代になったが、キレイ系ファッションは基本的にハイブランドが命だったので真似出来る者と真似出来ない者で分かれた気がする。

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また00年からはピンキーガールズもデビューし、リズリサや神戸系ブランドもさらに人気になった。一見、デートに着ていくような雰囲気の服を普段使いにも着るようになったのも特徴的だ。

それまでの「黒」「ブラウン」を使用したカチッとした大人っぽいセクシーな装いじゃなく、「白」「キャメル」「パステルピンク」をふんだんに使用した装いはそれまで制御していた「カワイイ」をマグマの如く出し切ったように感じる。

振り返ると、白トップスにロングヘアの巻き髪、リボンやビジューが使われたトップス、ノースリーブニットや清楚なツィード素材、キャメル色など一気に「カワイイ」方向へ舵を振り切った時代だと思う。

この時代の「デート服・モテ服」のテイストが全面的に流行していたというところを見ると、イベント時に無理して「デート服やモテ服」を着るのではなく、日頃から「カワイイ」ことの楽しさを再認識して楽しんでいるように感じる。

流行したアパレルブランドや当時のCanCamを見て思うのが「モテ服」「デート服」というワードを使用しつつも、なんだかんだ一番自分が着たい装いを着ていたのではないだろうか。

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▪04年~06年ティーン誌デート服

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※2004年Cawail!10月号 / 主婦の友

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※2006年Cawail!1月号 / 主婦の友
リズリサ全盛期の頃。私より下の世代もなんとなくこの時代の雰囲気を覚えている方も多いのでは?実際モテるかどうかは別として、皆が「女の子らしさ」や「かわいい」を全力肯定している感じが潔い。 

▪05年~06年赤文字系雑誌デート服

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※2006年CamCan12月号 小学館
この時代のエビちゃん旋風は本当に凄かった。特に2006年辺りはモテ服、デート服、愛され服というと基本的にエビちゃんファッションがよく取り上げられていたが、モテるモテない云々よりも表紙を飾る完璧なまでのエビちゃんスマイルにみんなメロメロだった。

▪2010年~主な流行からみるデート服

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※2010年美人百花7月号 / 角川春樹事務所

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※2012年美人百花3月号 / 角川春樹事務所

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※2012年美人百花3月号 / 角川春樹事務所

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※2012年美人百花3月号 / 角川春樹事務所

2010年以降はまた今までとは少し雰囲気が変わって来るが、「カワイイ」人気はさらに拍車がかかり最高潮になる。この時からどの雑誌でも系統問わず「カワイイ」というワードをよく見かけるようになった。

そして、2009年辺りから梨花さんや平子理沙さんの「大人カワイイ」ファッションが人気になる。「大人カワイイ」ファッションは30代は勿論、20代からも絶大な支持を受けた。

「2010年以降」の切り替えをファッション誌でみると特に「美人百花」と「Sweet」は2010年以降を象徴する雑誌だと思う。

90年代中期のモデルブームのピーク時にブレイクした梨花さんが、2010年辺りにまた再ブレイクして皆のお手本になったのも改めて梨花さんのカリスマ性と凄さを感じる。
2000年代初めに比べると全体的にカジュアル志向になり、デート服でもカジュアル服が支持されるようになった。この辺りも2010年以降の特徴なのではないだろか。

デート服やモテ服特集でやたら男子の「清楚」やら「清潔感」やらというワードが目立つが、実際そんなのガン無視でデッカイリボンやカンカン帽、ブリブリドット柄をセレクトしているのが改めて見ると攻めてて面白い。そんな中、「モテ服」と言うワードが目立つようになったのもこの頃から。

エビちゃんファッションの時みたくデート服、モテ服、愛され服をTPOを計算してあざとく着るというより2010年辺りはただ己の「カワイイ」と思う服を本能のままに着ている気がする。

私は今でもこの時の過剰なまでの「ガーリーブーム」が好きだ。

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◆よりマニアックに追求される現代の「モテ服」と「カワイイ」

前途のようにまだまだ「カワイイ」ブームは衰えることなく令和の時代も続いるが、令和に入って特に私が感じていることは「デート服やモテ服」が「よりマニアックに追求されているというところだ。

近年のパーソナルカラーブームや骨格診断ブーム、人気Youtuberの動画配信もあり、それまでの雑誌が示してきた「モテ服やデート服」のルールから自分にとっての「似合う最適なモテ服やデート服」がより綿密にセレクトしやすい時代になったと思う。

言い換えれば、今までよく雑誌にあった男性アンケートから集計した「モテ服やデート服」よりも、まずは自分にとってその服が骨格や色も含めて「似合うか最適か」が重要になっている。

また流行がないという近年でも人気女子アナの私服や人気アイドルの私服、インフルエンサーや人気セクシー女優や人気キャバ嬢などの私服は特に人気があり常に興味の対象だが、これは一見男性陣の支持が高いように見える反面、女性支持の方が圧倒的に高い。

今までの時代を振り返ると、婚活本のマニュアルに記載されているような男性が好む女性のステレオタイプな服装というのは結局はあまり参考にされず、女子は女子が好む最強と思う「カワイイ」の指標がちゃんとあってそれぞれ日々研究してその目標に向かっている。「モテ服」や「デート服」というワードは後付けな気すらしてしまう。

そう思うと実際、「モテ服」や「デート服」というのはなんだかんだあるようでないような風に思ってしまうのだ。

結局のところ「モテ服」や「デート服」という言葉はこの世にあれど言い変えれば、「自分にとってその時一番カワイイと思う服」「気分が盛り上がる服」がいつの時代も最強の「モテ服」と「デート服」なのかもしれない。

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