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音楽業界に就職したい若者のためのマガジン

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2021年、日本の音楽業界はアナログレコードからCDに切り替わった40年前よりも大きな転換期を迎えています。Apple Music、Spotifyに代表されるサブスクリプションサ…
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#転職

【音楽業界に就職したい若者のための基礎講座】第2回「日本の音楽市場はガラパゴス?」

たじまるです。 前回は、世界の音楽原盤ビジネス市場について解説しました。 今回は、日本の音楽市場について解説します。前回のグローバルの音楽市場同様、音楽原盤ビジネス市場に限定してお話します。 日本市場のピークは1998年日本の音楽原盤ビジネス市場は、グローバルの音楽市場がピークを迎える1年前、CD全盛時代の1998年に一足早くピークを迎えました。オリコンチャートの年間上位は軒並み100万枚を超えていて、年間シングルチャートでいえば、14位までが100万枚超え。20位でも

【音楽業界に就職したい若者のための基礎講座】第1回「絶好調!?世界の音楽市場は好景気?」

裏方の方、たじまるです。 アンドレ元部長がレコード会社目線の音楽業界について、詳しく解説してくれているので、僕も、音楽業界に就職を考える若者達に向けて、【音楽業界に就職したい若者のための基礎講座】をやっていきたいと思います。 第1回目は、DX(デジタルトランスフォーメーション)化が進む音楽業界を少しマクロ視点で、グローバルマーケットという観点から解説していきたいと思います。 音楽ビジネスと一言でくくってしまうのはかなり乱暴で、音楽市場の中心となってきたCDや音楽配信に代

「音楽業界に就職したい若者のためのマガジン」をはじめました

このマガジンは、新卒や第2新卒で、音楽業界を目指す若者に向けて、2021年の今の業界の現状と求められる人材について、業界の内側から解説していくことを目的に立ち上げました。 ビクターエンタテインメントで、サザンオールスターズのチーフプロモーターからデジタル部門の統括を経て、取締役、グループ会社代表取締役を歴任し、現在は、ポニーキャニオンでデジタル戦略担当のエグゼクティブ・プロデューサーをやっている表側のアンドレ元部長と、音楽アーティストのデジタルファンクラブや大手レコード会社