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呪術廻戦:作者の挨拶「平に〜」は平氏?多治比氏と平氏と呪いとの奇妙な関係

呪術廻戦の作者は最終回を迎えるにあたり、以下のようにコメントしています。

「それでは皆さん!!平にご容赦下さい!!」

「平に〜」という表現は個人的にはあまり聞き慣れない表現だなと感じました。それ故に作者が何らかの意図を持って使用したと思います。

つまり、それは虎杖≒多治比氏が源平合戦で有名な平氏一族に関わることを示唆しているのでは・・・と推測できます。




平氏と日本三大怨霊と万葉集と多治比氏

桓武平氏の妻であり葛原親王の母・多治比真宗

平氏で最も繁栄した桓武平氏。その源流は桓武天皇の子である葛原親王であり、その葛原親王の子孫が桓武平氏として繁栄しました。

しかし、その葛原親王の母親が多治比真宗という多治比一族の女性であることは殆ど知られていなのではないでしょうか?

そして、作者の「平に〜」挨拶文は、主人公の虎杖≒多治比≒平氏ということを暗に示したのではないかと受け取りました。

平氏といえば日本三大怨霊で有名な「平将門」です。呪いと虎杖と多治比と平氏には深い関係があることから作者が平氏を匂わせていることを伺うことができます。


多治比文子と天満宮と梅

平氏と多治比氏の関わりが深いのは前述の通りですが、菅原道真も多治比氏と深い関わりがあります。菅原道真が怨霊として京都で暴れたときに北野天満宮が建てられたのは有名な話です。しかし、その北野天満宮を建てることを進言したのが多治比文子であることは、あまり知られていないと思います。

さらに驚くことに多治比文子は菅原道真の乳母ともされていますが、菅原道真の誕生日と北野天満宮建設時期から年齢を計算すると、滅茶苦茶な設定になります。正直、多治比文子は謎の多すぎる女性です。

呪術廻戦では五条悟が菅原道真の子孫と明言されています。そして菅原道真といえば梅で有名ですが、呪術廻戦では裏梅というキャラもいます。もしかすると謎多き多治比文子が元ネタなのかもしれません。

ちなみに、多治比文子は平将門が主役の大河ドラマにも謎の巫女として出演するほどの謎設定の女性になってますw



日本三大怨霊のすべてに関わる多治比氏

呪術廻戦はタイトルからも分かる通り呪いが深く関わっています。
そして日本三大怨霊は平将門、菅原道真、崇徳上皇と言われています。

  •  桓武平氏の母である多治比真宗

  •  菅原道真の乳母であり北野天満宮を神託した多治比文子

  •  崇徳上皇を追い詰めた平家は多治比真宗の末裔


多治比一族は日本の呪いに深く関わっていると言えます。
もしかすると作者が多治比氏が日本三大怨霊と縁が深いと知っていて虎杖を主人公の名前にしたのかもしれません。


令和と万葉集と大伴家持と多治比と呪術廻戦

呪術廻戦の掲載が始まった2018年は令和が始まる1年前です。万葉集を編成したと言われる大伴家持ですが母親は多治比氏の女とされています。

そして令和の元ネタになった和歌は大伴家持の父・大伴旅人が読んでいます。もちろん大伴旅人が多治比女を妻にし生まれたのが大伴家持です。

多治比一族と関わりの深い令和の時代に呪術廻戦が流行したのも何か奇妙な縁を感じます。


以上のとおり呪術廻戦と多治比の関係について紹介しましたが、改めて自分の妄想の部分が多いなと思いますので、平にご容赦下さい・・・・・


#呪術廻戦 #日本三大怨霊 #芥見下々 #平氏 #多治比氏 #多治比文子

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