あえてオリジナルカラオケを聞く夏。
僕のスマホの音楽ソフトには、「服部克久カラオケ」という自作のプレーリストがある。
探せる限り世に出ているオリジナルカラオケを集めている。
本物が大事ね。DTMで真似したカラオケは論外。
谷村新司の3部作は勿論、竹内まりやは「駅」のみならず「プラスティックラブ」などのカラオケがある。
小林幸子、テレサテンなどもプレーリスト内の品数が少ないので、好みではないが入れている。
昔のCDだと、結構トラック3,4にカラオケが入っていたもんだ。
さだまさしはかなりの数、服部先生がアレンジされているが、本人が好まないんだろうな、オリジナルカラオケ、と言うのは出ていない。
ボーカルに隠れてしまっているアレンジの細やかなところまで聞けて楽しい。
昔、CHAGE&ASKAがCMしていたPanasonicのミニコンポにカラオケボタンと言うのがあった。
押すと真ん中に配されたボーカルトラックの音が減音されるもので、何でもカラオケにできたかというと、エコーが左右に振られていたりして、なかなか思うように、ボーカルが消えなかった。
でも休みの日なんか、職場のカラオケ大会の練習で、ヘッドフォンをして、マイクを刺して、カラオケボタンを押して練習したもんだ。窓を締め切り。
あとは「ジャニーズ事務所対応」に幻滅して、聞かないことにした山下達郎だが、シーズングリーディングや服部先生が珠玉の弦アレンジをされた「寒い夏」「forever mine」「ずっと一緒さ」とかカラオケあればなぁ。
ボーカルが無くても、ご飯3杯食べられる。「群青」とか圧巻。
こんなアレンジの名手が日本にいた事自体奇跡なのに、羽田健太郎とか優れたミュージシャンもいた奇跡。
それをじっくり味わうにはカラオケを聞くに限る。