27時間テレビと言えば。
昨夜、狂いかけてるTwitterのトレンドに
「提供読み」というのが出てきた。
フジテレビの27時間テレビの終わりに、新人アナウンサーが提供を読むコーナーだ。
Twitterを見てみると、沢山の人が、BGMを服部克久の「虹」と認識してて驚いた。クレジットされてるのかな。
アルバム「音楽畑7」に収められたこの曲は、僕の知る限り、番組開始以来この番組のこのコーナーで使われている。
1990年発売のアルバムで、元々はサントリーのビールの音楽として作られたようだ。
ティンパニとハープで始まり、ストリングスとブラスが絡みながら印象的にピアノが使われるいかにも服部克久という雄大な美しい曲である。
結婚式でケーキカットしたあと、カットインさせて二人の過去の写真など流すビデオのBGMにどうですか。ハマること間違いなし!
この番組の初期、最後のスタッフロールに「音楽畑4」から「プロローグ」という曲が使われていたという説があるが、これは記憶にない。
フジテレビというとカノッサの屈辱のテーマとして使われた「夕陽」(音楽畑5・どちらもオーサーズベストに収録)も忘れちゃならない。なにげにありものを使っている。
オリジナルは昼のニュースのテーマやザ・ベストテンの裏で放送されていた「江戸の旋風(かぜ)」という時代劇のテーマ。
こちらは日本のDJ界で使われていて、レコードが再販されたらしい。時代劇とは思えない曲で水戸黄門のテーマを想像して聞くと腰が抜ける。
提供読みのBGMから思い起こすことをつらつら書いてみた。
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