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歌う井戸の茶碗♪

以前この人気ブログで、朝の連ドラ「ヴギウギ」に絡めて、エノケンの「私の青空」のことを書いた。


初めて聞くはずなのに、なぜか聞いた記憶があって、その謎を当時ブログに書いていた。Deja Vuってやつですね。


今日その謎が解けました。

聞いてました、明確に。

母親のお腹の中で聞いていたのか?と思っていましたが違いました。


答えは、YouTubeで見た柳家喬太郎師匠の落語「歌う井戸の茶碗」にありました。





井戸の茶碗は、志ん朝が得意としてた、と言われる演目で、屑屋が何気に預かったホコリだらけの仏様から、小判が出てきて、その仏様を買ったお武家様と、もとの持ち主と、クズやの間に一悶着あり、最後にお武家様と、仏様の持ち主の娘が結婚する、という話。


喬太郎師匠の「歌う井戸の茶碗」はミュージカルのように、落語の中で、出演者が突然歌うように出来ている。(もちろん全部喬太郎師匠一人で)


しかも替え歌の元歌は、ウルトラマンや木綿のハンカチーフなどバラエティに富む。喬太郎オリジナル「東京ホテトル音頭」まで出てくる。


特に木綿のハンカチーフは歌の途中で、主人公が、変わる凝り方で、大爆笑なのだが、そこはプロ、喬太郎師匠はくすりともせず落語を続ける、という歴史に残る名演。


この落語のエンディングで疲れながら「私の青空」がエンディングのように、この落語のテーマソングのように歌われるのを、面白くて何度も見ていたのだ。


なにせこのユーチューブ、落語では前人未到の100万回以上再生されている。というもの。


ぜひ削除される前に御覧ください。
この曲をラストに持ってくるセンス好き🩷



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