本当の維新 前編
2020年11月1日。この日、奇跡が起きた。
前回の日記で書いた通り、私の故郷「大阪市」は維新の会による大阪都構想の名の下に、5年後に地球上から消される運命となるはずだった。
しかし、運命の女神は維新に微笑みかけなかった。
大阪市廃止・特別区設置を決める住民投票の結果は、「反対」69万2996票、「賛成」67万5829票となり、なんと、17,167票の差をつけて反対が多数となった事で、大阪市の存続が見事決定することになった(∩´∀`)∩バンザイ!!!!
コロナ禍もあり、ここ最近は悲しいニュースばかり目にしてきたが、今回については、今年一番の最高のニュースになった♪。
で、今回の日記は、このへっぽこ都構想騒ぎで、印象に残ったことを幾つか書き記しておきたいと思う。
まずは、圧倒的に有利だった維新が敗れた理由。それを一言で言うと、
『都構想のプレゼン内容がクソ過ぎる』
に尽きると思う。
いかに都構想の内容がトンチンカンかは、多くの学者や言論人が解析済であり、私がまたこの日記にくどくど書くより、こちらの大先生「選挙ウオッチャーちだい」さんの記事がとても分かりやすくまとめられている。もしよければ参照していただきたい。
そして、今回の反対多数の結果を受けて、「大阪の人々は現状維持を望んだ」、「大阪の人々は変化に不安を覚えた」等の大変失礼な言説をニュースで聞くことが多い(゚Д゚)ハァ?
代表的な方を一人紹介するとこちらの方。
大阪市民は目先の利益しか考えないと思われても仕方ない。大阪都構想は理念だからね。大阪市民だけでなく日本人には理念というものがふだんの行動原理として希薄なところがそもそも問題なんだね。大阪市民と、現状維持が... #NewsPicks https://t.co/rWMXxByYdy
— 猪瀬直樹/inosenaoki (@inosenaoki) November 1, 2020
5000万をかばんに詰めてた人に、目先の利益しか考えないとか言われてもなぁ(;´・ω・)。
私が思うに、大阪市民は変化を拒否したのではなく、ただ単に「クソをクソだ」と言っただけである。その事を表す見事なツイートがこちら。
「都構想」への反対は、改革への反対ではありません。1000億以上の税金を使って大阪市を潰す解体ではなく、大阪市を残しながらの改革の方が明らかに合理的だという意味で、「都構想」という改革手法への反対の1票なんです。
— みなとりゅうすけ (@DoubleAnti) October 31, 2020
だから、大阪の未来のために、ぜひ自信を持って反対の1票を投じてください。
私はこのツイートを見た時、思わず涙ぐんでしまった。この人が、変化を怖がる人に見えますか??マスコミ&猪瀬よ!適当な事言ってんじゃねえ!!
次の日記に続く。