この国を滅ぼすもの
「噛みつきたいのか、噛みつきたくないのかどっちなんだ!コラ!!」と大昔にそんなことを言ってた人がいた。その人の言葉を借りるとGo To なのかDon't Goなのかどっちなんだ!コラ!!という事になるのだろうか。
7月15日、政府はこう強弁していた。
「GoTo」事業、予定通り開始 指針拒否なら休業要請、衆院審議
「Go Toトラベル」待つ必要なし? お得満載、いますぐ予約へGO
それが、2日後の7月17日ではこうだ。
GoToキャンセル殺到 業者悲鳴「なぜ東京だけ」「致命的」 秋以降も影響
なんだってこんな事ができる( ゚Д゚)。
コロナ騒動で旅行者が激減した観光業界を救うために、政府は1.7兆円という膨大な費用をかけて「Go To トラベル」、直訳すると「旅行に行け(命令形)!!」とか言う偉そうな名称の政策をスタートさせた。予算規模からいっても「国策」と呼んでも差し支えないビッグプロジェクトだ。
しかし、今、目の前に繰り広げられている光景はほとんどギャグ漫画の世界。1.7兆円もかけて業者に迷惑をかけている国なんか、そう滅多にお目にかかれるものではない。
思い起こせば10年前、当時はLoopyと呼ばれた総理大臣が猛威を振るっていた。
しかし、今の安倍政権のLoopyレベルは、かつての鳩山政権に追いついたのではないだろうか?
安倍政権は鳩山政権のように、約1年で崩壊した脆弱な政権ではない。消極的支持であれなんであれ、選挙で勝ち続けてきた戦後最長・最強の政権なのだ。しかしながら、その最強政権はもう目が当てられないレベルの失態を日々晒し続けている。選挙で何回も選ばれてきた政権が機能しない。これは、大恐慌や大災害にも匹敵する脅威だと感じるのは私だけだろうか?
こうしたニュースを見ていると、私はたまにこう感じてしまう。
もうこの国は滅んでしまうのではないかと。
この国はとても平和だ。いい人も沢山いる。しかし、一方で社会に対して、「異常なまでに無関心」な人が多いと思う。もし、この無関心さが引き金となって先進国から転げ落ちるとするなら、それはもう世界史に残る(負の)大快挙になるだろう。
いやでも、どうかこんなことが現実になりませんように(-∧-;)ナムー。
ていうか、ナンマンダブとか言うんじゃなくて、私も引き続き、色んな事を考えて勉強していこうと思います('◇')ゞ。
この国を滅ぼさないために。