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1/3【新任内部監査人「必見!」】監査調書が果たす使命:その時、あなたならどう説明しますか?


※3回シリーズでお届けします。今回は第1回です。
(なお、1.2.3.4.は、フィクションです)

1. はじめに:ある月曜日の出来事


【内部監査部門オフィスでの会話】
■S副部門長:
「おはようございます。Aさん、ちょっといいですか?」(表情はいつもと違い、少し険しい)
「先週末に一斉メールで配信された『社内の事故報告』はもうチェックされていますか?」

▼A監査主任:
「あ、はい、いいえ、これからです。」

■S副部門長:
「営業部のコンプライアンス違反が事故報告に出ていたのですが、半年前の営業部監査は、確かAさんが監査主任をされていましたよね?」

▼A監査主任:
「あ、はい・・・。ですが、何か問題でしょうか?」

■S副部門長:
「実は今朝、管理部の担当役員Kさんから連絡があって、当時の監査で、
・何を確認したのか?
・どの範囲で見たのか?
・なぜ問題がないと判断したのか?
などを直接確認したいと連絡が入ったのです。
「さらに、本日午後2時の会議で、監査主任から直接説明してほしいと言われています。Kさんに直接説明してもらえますか?」(今の時間は午前10時。会議まであと4時間しかない・・・。)

担当役員に対し、あなたならどう説明しますか?

第1回は、ここまでになります。




2. 先輩の言葉を思い出す


3. 監査計画および監査調書と向き合う


4. 監査調書が果たす使命


5. 実務への示唆


おわりに


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