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パスポートみたいなスタンプ帳を作ってみた。
*ご相談等インスタにDMください*
観光地でよくスタンプを見かけるかと思いますが、どこに押印するか迷いませんか?
なにかスタンプ押すものあったらいいのになーと思っていたら、偶然SNSでパスポートみたいなスタンプ帳を発見しました。
(インスタに心の声を読まれたようでした)
こりゃいいなと思いウェブサイトにとんでみると1冊2500円。
クオリティ的に買うレベルでしたが、正直「自分で作った方が安いし、自分に合ったもの作れるんじゃね??」と思い作ってみることにしました。
1.パスポートの構成確認
1.1パスポート表紙の構成
今回は有効期限10年パスポートを参考にしようと思います。
パスポートをそれたらしめている要素は「フォント」「色」「紋章」だと思います。
表紙の構成は、小豆色の背景に金色で「日本国 旅券」その下に菊花紋章さらにその下に「JAPAN PASSPORT」、さらにさらにその下に長方形のモンスターボールのような模様というものです。
「日本国 旅券」の書体は篆書であまり見かけることはないですが、石碑であったりパスポートであったり、ここぞという時にしか使われないため特別な感じを演出しているように思います。
また菊花紋章は慣例的に天皇・皇室の紋章として使われているので、国の公的機関であることが日本人には潜在的に理解させられている気がします。
この雰囲気を残しつつオリジナリティを出せればいいのでしょうが、私の実力ではまんまオマージュすると思います。
1.2パスポート本身の構成
本身は、最初に日本国外務大臣の「要請が書かれてたページ」があり、顔写真付きの「個人情報のページ」、「渡航先」、「追記」、「査証」、「注意」が続くという構成です。
出入国時にスタンプを押されるのが「査証」のページですね。海外旅行が好きな人はこのページを全部埋めるのが楽しみだったりするみたいです(昔そういう人に出会いました)。最近海外に行きましたが、今は頼まないと押されてないみたいですね。
2.パスポート風スタンプ帳の作成 表紙編
2.1スタンプ帳表紙の構成
スタンプ帳の表紙は以下のようにパスポートの表紙と対になる構成にしました。
・「日本国 旅券」→「日本国内 記録」
・菊花紋章→丸いスタンプを上から見たイメージ
・「JAPAN PASSPORT」→「JAPAN ACTOGRAPH」
・長方形のモンスターボールのような模様→そのまま使用
![](https://assets.st-note.com/img/1729060099-ZmaxFdITeJwrvnBW8OghziRU.png?width=1200)
3.パスポート風スタンプ帳の作成 本身編
3.1スタンプ帳本身の構成
要請文言ページ
個人情報ページ
渡航先ページ
都道府県(押印欄)ページ
海外押印欄ページ
予備ページ(白紙)
3.2スタンプ帳本身の詳細
1.要請文言ページ
原文をもじって以下のような文言にしました。
「本記録の所持人の両人に日本各地の旅行の証として、印判や入場券を記録することを要請する。また、47都道府県を周遊することを目的とし、両人が共に旅行するときの活用のみに限るとする。
The bearer of this record is requested to record his/her stamps or admission tickets as proof of travel all over Japan. In addition, this record shall be used for the purpose of touring the 47 prefectures of Japan, and only when both bearers are traveling together.」
2.個人情報ページ
ここはパスポートと同じ構成にしました。
・氏名
・性別
・国籍
・本籍
・発行年月日
・有効期間満了年月日
・顔写真( 45mm×35mm)
例: 山田太郎 2000年4月1日の場合
![](https://assets.st-note.com/img/1729045532-wHkz5MspKeD9ONx73VftXQq6.png?width=1200)
3.渡航先ページ
渡航先ページは正直なくてもいいのかなと思いました。
”パスポートでは全ての国と地域に行けます、別途記載がなければ”
くらいのことが書いてあるだけですので。
ただ今回は国内旅行用に作成しておりますので、文言を少し書き換え、日本地図を記載しました。使い方は自由ですが、私の意図としては観光した都道府県を色塗りすることで、どれくらいの都道府県に行ったか瞬間的に分かっていいかなと。
4.都道府県(押印欄)ページ
都道府県(押印欄)ページはパスポート査証ページを参考にしました。
“査証”の記載があるところに都道府県名を入れております。
順番は都道府県番号順です。
基本的に1都道府県につき1ページですが、よく行きそうな都道府県については見開きで2ページにしました。
今回は東京、京都、大阪、福岡を2ページ、見開きにするための調整で他の件も一部2ページになりました。
各ページの背景は、パスポートではうっすら桜がデザインされていたので、各都道府県の花をうっすらデザインしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1729060887-l4ok2dFryWgHi51mXvphaEPT.png?width=1200)
5.海外(押印)ページ&6.予備ページ
当初は47都道府県に加え192カ国も入れようと考えていたのですが、海外にも観光地スタンプあるのか疑問に思い、気持ち程度で海外用を2ページ設けました。
都道府県(押印欄)ページでは背景にうっすら花のデザインをしておりましたが、こちらは地球儀をうっすらデザインしました。
予備ページについては製本のページ数に合わせて白紙を入れます。
![](https://assets.st-note.com/img/1729045554-miXpAjIQh2HSwMCsldPNb47U.png?width=1200)
4.パスポート風スタンプ帳の製本
4.1スタンプ帳のサイズ決定
スタンプ帳は観光地でよく見る丸い形のスタンプを押印することを目的にしておりますが、そのスタンプの大きさは直径6cm〜8cmが多いようです。
パスポートサイズにすると1ページに縦に2つ押印が限界で、下手すると横幅がおさまりません。各県見開き2ページはあった方がいい気がしますが、そうすると47×2=92ページとパスポートの倍近いページ数となってしまいかなり分厚いです。パスポートをお手元に用意していただくとわかると思いますが、これの倍かーという気がしてしまいますよね。
今回はパスポートの倍のサイズがページ的にちょうどいい気がするので縦A5で50ページ程度で作製します。
4.2スタンプ帳の製本
スタンプ帳の製本はしまうま出版を利用しました。
詳細は以下の通りです。料金は約1300円でした。
サイズ:A5
ページ数:64
綴じ:左
表紙:マットPP加工
ちょっとだけ安く済みましたが、作成時間考えると買ってもよかったかも。
4.3 完成品
届いたら更新します。
全ページは有料版となります。
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