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(8)超大国のお膝元で、苦難史を観る。


 メキシコシティに到着すると、こちらに合わせたのだろうか、大統領が一人で出迎えてくれる。握手を交わし、社交辞令を口にしながら笑顔を振りまく。まるで何も無かったかのように。式典は遠慮しておいたので、そのまま会見場まで同じ車の後部座席で移動する。
余程仲が良い首長同士でなければ、このシチュエーションは無いだろう。僅かな回数しか記憶にない。こちらは仕事だと割り切っているので苦にならない。早速、切り出してゆく。
まず、グァテマラと包括契約を締結した事を伝える。自衛隊がグァテマラ内で治安維持活動を始めると、弊害がメキシコに及ぶ可能性が高い。そこで麻薬組織の扱いについて議論を持ちかける。AIが盗聴した記録から、大統領が最も懸念していたからだ。それも流れとして「 報告>想定>合致>議論着手 」と手順を踏んだので、相手は唐突な話だとは思わないはずだ。逆に「メキシコの事まで多少は考えているんだな」と思っていたなら、好都合だ。

過去のケースに軽く触れておく。メキシコと対比するには適切だと考えた。
コロンビアの主要な麻薬組織は、コロンビア軍が主体となって掃討活動をした。しかし情報を提供をして、攻略作戦を立てたのはベネズエラだ。監視衛星を使って組織を観察しながら、幹部がアジトに到着する時間帯、滞在時間や幹部連中の会合回数、会合は定期的に開催するのか不定期なのか、幹部連中の出席率の高い会合を把握し、アジト突入のタイミングを推し量る。アジト強襲の日時が決まると、ロボットを先行させて突入し、当方の被害の最小化を図った。
組織の壊滅率のパーセンテージと、突入時の勝率が高くなれば、それだけで相手は警戒し、人を増やして戦いに備える。人が増えても物ともしないロボットが突入し、ゴム弾で相手を無力化してゆく。ゴム弾なので相手組織は怪我はあっても全員存命なので「かなわない」と思わせれば口コミで恐怖が伝染し、組織はコロンビアから撤退もしくは解散してゆく。
コロンビアの場合は、麻薬組織からの報復が想定されたので組織壊滅を主眼に置いたが、完全に無くなった訳ではなく、ブラジル・パラグアイに拠点を移して、細々と裏稼業を続けている。現在はコロンビア内に顕在化した組織だけをコロンビア軍が潰している状況で、その話はよく知っているようだ。

「同じように、私達にもテクノロジーの支援をしていただけないでしょうか?」

「ええ、それは喜んで協力させていただきます。ただ、懸念があります。それはコカとケシの違いです。麻薬組織が無くなった後の話ですが、住民の生活に差が生じます。
コロンビアはインディオが栽培しているコカの葉を集約して精製するので、コカインビジネスが無くなっても、インディオはコカの栽培を続けます。コカを換金化する影響は軽微でした。コカの葉を製薬企業が買い取る事でバランスの維持が出来たからです。しかし、ケシはコカとは異なります。麻薬以外の用途は麻酔薬に限定された植物です。代替作物や代替産業を考えなければなりません」

シニア層向け化粧品「Pearl」でケシの花からの抽出物を使っている。しかしこれは契約農場扱いにしたサンクリストバルの農場であり、AIロボットが作業している。メキシコ、しかも地方の山岳部で一般人が抽出作業を行うのは、用途が麻薬製造に使われる可能性が高くなる。化粧品の売上が伸びているので原料確保の観点で欲しいのだが、不向きだと考えた。

「ケシの栽培を認めて、麻酔薬の原料として特化しようと考えています。それならば今まで通りとなりますよね」

「問題は、世界中で麻酔薬がダブついている現状です。アフガニスタン産の膨大なケシが麻酔薬の原料に廻ったので、麻酔薬の価格が下落傾向にあります。ここにメキシコ産のケシが加わると、更に価格バランスに齟齬が生じます。今の医療は製薬レベルが向上して、手術自体が減少傾向にあります。この手術減少傾向は更に進むでしょう」

最近、タリバンのコンセプトを真似した組織がアフガニスタン・パキスタンに誕生して、ケシ畑を手に入れて麻薬製造・販売をして軍資金にしていると聞くが、それほど大きな組織でもなく、麻酔薬の価格を左右するほどではないだろう。

「ケシの転用に関しては、アメリカ政府とも相談しています。麻薬になるよりも麻酔薬になった方が、アメリカとしても助かると言っています。医療先進国なので、そこは国内消費として考えてくれているようです」

「そうですか・・ケシの買い取りでしたら、我が国も多少のご相談に乗れると思います。何しろ、貴国内で長年にお世話になっている日本の自動車企業の問題もありますし・・」

「そちらも頭が痛いのです。生産台数が伸び悩んでいますからね」

「いっそ車を諦めて、他の製品に乗り換えてはいかがでしょうか。例えば半導体や、それこそ製薬です。アメリカの隣国に工場があるのは大いに強みとなるでしょう・・」

90年代にアメリカへの輸出する目的で、各国の自動車会社がメキシコに工場を作った。当初は目論見どおりに成功したが、時代が進んでEV車に置き換わり始めると、メキシコに進出したガソリン車部品工業の大半が不要となった。EV車用の部品に転換できた企業は極めて少数だった。EVは部品数も工程数も少ないので、アメリカ本国内での製造が増えていった。これがメキシコのエンジン車部品企業の失速を加速させた。

「モリ大統領、何かしら産業の進出をお願いできないでしょうか。私共の不手際を棚上げしながらのお願いではありますが・・」

不手際と先に認めた。こちらも事業の思惑があるので、今は過失の追求をせずに置こうと決める。慌てずとも時間はまだ十分にある。

「ええ、可能だと思います。但し、雇用は殆ど出来ないと思います。先進のFAを導入した工場なので、専門家が少人数居れば事足りてしまうのです。その代わりに税金と出荷量次第となりますが若干の利益還元は出来るかもしれません。それでも宜しければ・・」

「生産量は、どの位の規模の工場をお考えなのですか?」

「大消費地アメリカが相手ですから、最大級の工場が欲しいですね。そうですね、半導体で月産300万ドル、製薬で月産500万ドルという感じです。我が国の大臣達がメリダ市長を訪問して、工場用地の相談をしている頃です」

「えっ? ちょっと待って下さい。まずは私共にご相談いただければ良ろしかったのに・・しかし、工場をというのは本当なのですか?」

「ええ。最新の工場がちょうど欲しかったものですから。そこで、大統領にお願いなのですが」

「なんでしょう?何なりと仰って下さい」

「メリダ市にプルシアンブルー社の車輌組み立て工場を作りたいのです。
その代わりに、今まで貴国に進出していた車会社と部品会社は全て撤退します。新工場もほぼ無人工場となりますが、出荷額は現在のメキシコ内の日本企業の3倍を見込んでいます」

「驚きました・・3倍なら断るはずがありません。是非共お願い致します」

「ありがとうございます。早速、日本側と相談致します」

組立て工場で生産される製品は多岐にわたる。ヘリからロボット、列車、バス、トラック、車に至るまで、量販モデルではなく、高級モデルを組み立てる。そのまま陸路・鉄路でアメリカ、カナダへ持って行く。組み立て自体は全てロボットが行う。

警戒していた相手が、工場進出の話を次々と持ち出すので相手も驚いただろう。ベネズエラが工場が欲しいのは事実だ。メリダ市内に製造拠点があればカリブ海諸国にも、中米にも南米にも、そしてアメリカ東海岸、そして我々の拠点ネブラスカ州にも運べる。最良の立地条件と見ていた。メキシコシティから遠く離れていて、グァテマラシティの方が近いというのもベネズエラとモリにとっては都合がいい。

車が到着して、車から降りてきた2人の大統領が親しげに会話をして歩いてゆくのを見て、メキシコの閣僚達が目を丸くしている。これも作戦通りだ。誰だって、工場誘致の話になるとは思っていなかっただろう。批難されると思っていたらビジネス話だ。はしゃいでしまうのも仕方がない。

席に着くと、事業計画書をメキシコ側に提出する。3工場の計画書が出てきたので大臣達が驚いているのが分かる。
モリが立ち上がって、PCを操作しながらプレゼンを始めた。ここ数日間で初めて仕事してる気分になる。さぁ、ショータイムの始まりだ。

ーーーー

メキシコ側は大統領が出迎え、首脳会談を行う建屋の前に一緒に乗ってきた車から降りる。親しげな2人の大統領に目を見張る。口の動きで何を言っているのか分かるスペイン語読唇術に長けた通訳が、VTRを何度も見返して、それぞれの大統領の言っている言葉を解析していった。

「とても初対面とは思えません。メキシコ大統領も饒舌な方ではないのですが、この2人の接し方は友人関係に近いです」

カメラの前での会話の内容自体は他愛も無いものだが、この両者の笑顔と表情は万国共通のものだろう。モリの映像は事務総長時代のものが膨大にあるが、ここまで笑いながら会話しているのは初めてかもしれない。2人の波長が合うのかもしれない。

共和党の若手議員にしてみればモリは天敵とも言える存在なのだろう。実際、彼らは日本のマフィアと呼んで、まるでフィクサーか独裁者のように見ているようだ。
話したこともないので知らないのだろう。確かに彼はフィクサーを毛嫌いして世界中の利権の撲滅に乗り出した。アラブの石油王であり、ユダヤ資本であり、日本の右翼が代表例だろう。それ故に共和党に縋って泣きついて来る嘗ては裕福だったユダヤ人資本家の話を真に受けるのだろう。
愚かしい話だ・・

以前の日本の与党は、共和党の事なら何でも従った。いくらでも税金をかき集めて、まるで貢物を差し出すかのように、湯水の如くカネを使い、尽くしてくれた。

米軍が最も滞在したがったのは沖縄だったし、大使館員の希望任地は六本木だし、日本大使は下手な官僚よりも儲かった。とにかくカネが次から次へと出てきた。末端の軍人から大使館員に至るまで施そうと、自滅党は税金を使いまくるし、企業もアメリカへ献金を惜しまなかった。あの頃に戻りたいと思い、共和党最後の大統領が引退後も自滅党の再起を狙ったが、新しい与党とモリには全くスキが無かった。共和党は自滅党という金づるを無くし、日本における足場を失った。狡猾な新日本政府は、米国民主党政権をうまく利用して、様々な譲歩を勝ち取っていった。
最たるものは、在日米軍のグアム撤退と、日米安保条約の事実上の無効化だ。その原動力となったのが急成長した自衛隊だ。軍事力で米軍を凌駕し始めると、日本は兵器を買わなくなった。農地を海外に求めていくと、アメリカとオーストラリアから食糧を買わなくなった。アメリカのストロングポイントの2つ、軍事力・兵器そして食料品が不要となると、アメリカの一方的な輸入超過となった。ITにしても、プルシアンブルー社の台頭で日本の中で自己完結するに至って、アメリカと日本のポジションはいつの間にか対等になり、今では完全に関係は逆転したようだ。

この日米の転換点全てに携わったのがモリだ。日米関係を変えると同時に国連も改革し、拒否権を持つ常任理事国を手なづけて行った。実際、モリが国連事務総長時代に拒否権が行使されたのは、対シリア政策でロシアが使った1度だけだ。2期10年間の在籍期間で、僅か1度だけ。これは国連史における快挙と言える。
その卓越した政治力、各国間を納得して従わせる調整能力、自衛隊の国連軍としての有効活用を確立しながら、実は世界一の企業の事実上のオーナー。本人は至って質素な生活で、そんな素振りすら見せないが、世界中の誰もが、阻止できない存在となった。
本来なら、ベネズエラの大統領職など担う人物ではなかった。嘗てのベネズエラと共和党の歴史的な抗争関係から、モリはアメリカに取って天敵とも言える存在となってしまった。一方で、我々共和党の古参議員達に取っては、良き友のままだった。

議会の議席数こそ共和党が抑えているが、大統領候補となると不在だ。上院院内総務は未来の大統領候補として、モリを迎え入れたいと事務総長時代からスカウトしてきた。
NYに10年勤めたのでグリーンカードも持っている。上院議員に立候補しろと何度も勧めた。しかし、暫くのんびりさせて欲しいと言われて、そのままになってしまった。

いつの間にか北京政府に雇われて、中国の失点をカバーして国際社会へ活躍させると、今度はベネズエラへ渡った。それが米国大統領の意向だったというので大問題となった。、共和党は議長名でクレームを提出し、断崖手続きに入ったのだが、モリ自身が大統領の断崖手続きを断りウヤムヤとなって終わった。
もし、前回の中間選挙で上院議員になっていれば、アメリカ経済は更に上向いていただろう。それが共和党重鎮達の狙いだった。アメリカ経済を成長させた立役者として、共和党の大統領候補者として立候補させて・・・

すると、ノックの音がして秘書が入ってきた。

「院内総務、大変です。モリ大統領のメキシコ入りの理由が分かりました。攻撃に向かったのです」

「攻撃とは? そもそも誰を攻撃するんだ?」

「メキシコとチリです」

「ちょっと待て。なぜ、ベネズエラが攻撃しなければならない?」
内容がトンチキ過ぎると、院内総務は思った。

「下院の右派の若手議員が中心となって、メキシコに内偵させたのです。モリ大統領に関するあらゆる情報を集めるようにと。ゴシップネタも含めてです。メキシコ軍はチリ軍に相談して協力を仰ぎました。右派から500万ドルが資金としてメキシコに渡り、300万ドルがチリに渡りました」

報告を聞きながら両手の拳が怒りで震えてゆくのが分かる。

「なんと愚かな・・そのバカ者共は、何人になる?」
モリが彼らの辞職を黙認すれば、議会は民主党のものとなるかもしれない・・

「8名です。うち、上院3名なので議長職を明け渡たす事になります」
こんな事で、共和党は議会を失うかもしれないのか・・院内総務の拳はまだ震えていた。

ーーーー

モリのプレゼンを感心して聞いていたメキシコ閣僚の面々の表情は薄気味悪い位に笑っていた。プレゼンを終えた印象は複雑だった「この反応はなんだ?」と思っていた。

メキシコはある意味で悲劇の渦中に放り込まれた国とも言える。アメリカと国境を接して、アメリカ経済の浮き沈みの影響に常に晒されてきた。必ず迎合を求められ、北の国に従い続けてきた。中国と朝鮮半島の関係に似ている・・そう考えると、この表情も、この反応も納得してしまう。大国の影に常に怯える日々を重ねて出来上がった表情。服従なのか、追随なのか、それとも従属なのか。

メキシコが不思議だなと思うのが、経済規模が韓国と亀甲している点だ。まだ、仮説の段階で分析をしなければならないが、大国依存の経済は似通ったものになるのかもしれない。
人口こそ1億3千万人と日本よりも多いのだが、マチズモ優先、男性優位社会なので、女性が社会進出して活躍すれば、人口半分以下の韓国経済を大きく上回る可能性はある。

モリはこのメキシコを商圏として見ていた。経済規模もあって、人口も多い。何よりもプルシアンブルー社として進出していない国でもある。そんな国なら開拓しないのは勿体ない。石油以外の資源は銀・銅で、後者は世界でも有数の産出量を誇る。アメリカと同じように展開する事を考えていた。人口2億人のアメリカと1億人のメキシコと同じセットとして俯瞰してみるのだ。・・そうそう、その前にベネズエラと日本の技術力をご覧頂かねばならない。ついビジネスばかり先行してしまう・・

ーーーー

メキシコ・メリダ市を起点にして観光中の3人の大臣と6人娘は、ベネズエラと傍受不可能な衛星回線で繋いで、ネット協議をしていた。明日はメリダ市の市長を表敬訪問して、市の職員に工場用地を紹介してもらうことになっていた。

カラカスでホワイトボードの前に居る鮎首相の分析に、大臣と6人娘が聞き入っている。

「民主党が議会をここで牛耳るようになれば、暫くは民主党政権が続くでしょうね。ウチの大統領は、中米も傘下に加えて行くでしょう。チリとパラグアイ、ウルグアイが南米諸国連合に加盟すれば、ブラジルだって従わざるを得なくなる。南米諸国連合は事実上、メスコルを包括した組織となる。そこに中米カリブ海諸国も随時加わっていくでしょう」

「鮎先生、つまり・・先生が中南米の代表者になっちゃうんでしょうか?」
里子外相が真顔で言うので、カラカスに居る翔子が吹き出した。

「里子、鮎先生が今そうおっしゃったでしょう。何を今更復唱してるのよ」

「どうなるか気になるじゃない。例え、そうなると思っていても・・」

「裏庭が結束してゆくと、アメリカとカナダは他人事ではなくなってくる・・南北アメリカ連合みたいな括りになってゆくのかもしれない。その方が、北米の2国には都合がいいはず・・」
パレンケ遺跡見学に熱中して、すっかり日焼けしたサチが、かなり先の話をしだした。

「サッちゃん、そうなのよ。そこにアフリカと、アフリカ、中南米の旧宗主国が加わったら、アジアに余裕で勝てると思わない? こっちの人達、特にアメリカ人は一番に成りたがる人種だから、南米諸国連合に擦り寄ってくるはず。「打倒、中国」を掲げてね。
南北アメリカ連合が完成したら、世界の経済バランスが大きく変わる。アメリカはモリよりも先に、自分達で提唱し始めるかもしれない。ゆくゆくはベネズエラを日本から切り離して、アメリカ大陸独自のものとするの。ベネズエラ人だけの政府と議会を作って」

「そんな簡単に行くでしょうか?」カラカスに居る志乃が鮎に聞く。

「時間をかけて、ベネズエラ人がマネージメントする国にしていくのが普通の発想よね?未来永劫、日本人が政府を牛耳るのは無理がある。今の日本人内閣が出来るのも、モリが存命の間だけでしょう。
モリが狙ってるのは、南米諸国連合の強化であり、中南米諸国連合のリーダー職だと思う。連合体を束ねて作り上げたら、それは国籍はどこの人でもいいでしょう?拠点がどこの国になっても構わないと思うけど、今のままならパナマが中心地になるのかな?そこにモリが国連事務総長みたいにデーンと居座るの」

「なるほど・・それを見込んでコロン港とコロン市の開発を始めたのか・・」メキシコ・メリダ市にスーパーを建設しようと企んでいる樹里が合点がいったような顔をする。

「樹里ちゃん、そうなのよ。パナマの首都はパナマシティ、パナマ運河の対岸のコロン市が中南米諸国連合の統括市になるんじゃないかな。大西洋側だから、アフリカもヨーロッパ南部にも面している。アメリカ東部ワシントン、ニューヨーク、それから我が心のジョージア。アメリカ南部、ネブラスカ州もね」

「そうだね、きっと、そうだ!」
杏が力強く言うと、大笑いとなった。


(つづく)

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