タイヤ交換

花見やって馬鹿騒ぎ、たまの休日、いや正確には休みではなく身体検査なのだけど。春だなぁなんてぼけっとして病院帰り少しドライブでもいこーかななんて呑気なことを考えつつ車を走らせていた。「あ、そうだタイヤ交換しよ。」何をみて、何を考えてそう思いついたのかすでに忘れた。今日はも？ボケてる、ドラッグストアでシャンプーの詰め替えを買うってあれほど頭に叩き込んだのに店の前をスルーした。

だけどこのタイミングでタイヤ交換を思い出したのは我ながらよくやった。

タイヤ交換、冬タイヤへの履き替えはいつも今年もこの季節がやってきたかと年の瀬のはじめのようなそんな雰囲気を纏っている。家のタイヤを保管してる倉庫の鍵を開けた時に去年タイヤ交換した日の事を思い出す。タイムカプセルでも開けた気分なんて大袈裟かもしれないけど、色々と胸躍らせていた時期だったと思い出すのだ。例年になくあの時は色々と楽しいことが起こる予感にワクワクしていた。

ノーマルタイヤへの交換は今年はどこへドライブに行こうかななんて、春の陽気も相待って、新年度の雰囲気がある。嬉しくてフレッシュな気分。そんなワクワク感もタイムカプセルを開けた瞬間に寂しい風が吹いていった。「俺はいつも肝心な時ほど自分を見失う。」

近所のイエローハットに行くと待ち時間1時間半、車も結構駐車してる。春の賑わいは心を軽くさせてくれる。