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TRPG制作日記(178) 基本ルール11
現在制作中の『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGには、広く遊ばれているトレーディングカードゲーム(TCG)の要素を取り入れた、簡易TCGが含まれています。
現在、その基本ルールを整理しています。
前回、以下までに記述が終わった基本ルールは以下になります。
基本ルール『
■ルール18(カード) 対戦はアマテラスカードを使用する。アマテラスカードにはカード名、攻撃力、効果の三つの情報がある。カード名に同じ単語を含むカードは同じ種族である。攻撃力は0以下になることはなく、効果はアマテラスカードゲームのルールより優先して処理される。プレイ中に入手したカードは他のカードプレイヤーに貸すことができ、初期デッキのカードは貸すことはできない。
■ルール19(デッキ) プレイヤーはデッキに登録されているカードを自分が担当するカードプレイヤーが所有しているアマテラスカードと入れ換えることができる。デッキ構築は探索プレイ中に他のプレイヤーと相談しながら何度も行うことができる。一つのデッキには同じカード名のカードは一枚までしか登録できない。
■ルール20(対戦空間) 対戦空間はデッキ、手札、場、墓地に別けることができる。対戦プレイでは、チームは自分場と自分墓地を共有して参加者全員がそれぞれ自分手札と自分デッキを持つ。自分のチーム以外の場と墓地を相手場、相手墓地と呼ぶ。自分デッキの妖怪を自分妖怪、同じチームの妖怪を仲間妖怪、相手チームの妖怪を相手妖怪と呼ぶ。
■ルール21(対戦プレイ) ゲームマスターが「対戦を始めます」と宣言すると対戦プレイが開始される。対戦が始まる前に対戦者と対戦者が使用するデッキは決めておく。対戦は複数回のゲームで行われ、勝利条件はゲームマスターが事前に指定する。対戦者は複数のチームに分かれて対戦し、どのチームが対戦に勝利するのかを競う。対戦にはカードプレイヤーだけでなく案内役やNPCも参加できる。
■ルール22(対戦プレイ) ゲームを始める前に、ターンの先攻と後攻を決める。六面ダイスを二回振り、合計値が大きい順に先行になる(順番が決まるまで行う)。先攻後攻が決まるとゲームを開始して、すべての参加者はデッキのカードをすべて手札に加える。攻撃を受けた対戦者は退場して、対戦者がいなくなったチームは退場する。自分チーム以外のすべてのチームが退場したチームがゲームを制する。特定のチームが勝利条件を満たすまでゲームを続ける。
■ルール23(ターン) ターンは開始フェイズ、戦闘前フェイズ、戦闘フェイズが存在する。開始フェイズでは場と墓地の自分妖怪を手札に加え、六面ダイスを技術の数値だけ振り出た目のカードの召喚権を得る。戦闘前フェイズでは召喚権を得たカードを自分場に妖怪として召喚できる。戦闘フェイズでは戦闘を行うことができる。フェイズの終わり、またはターンの終わりはターン担当者が宣言しなくてはならない。
■ルール24(戦闘) 戦闘フェイズでは、ターン担当者は自分妖怪一体と相手妖怪一体を選択して攻撃宣言ができる。攻撃宣言が行われると選択された妖怪による戦闘が開始される。戦闘では互いの妖怪の攻撃力が比較されて攻撃力が高い妖怪が低い妖怪にダメージを与えて破壊する。攻撃力が同じ場合は両方の妖怪が破壊される。破壊された妖怪は墓地に行く。相手場に妖怪がいないときは相手カードプレイヤーに攻撃できる。
』基本ルール
今日は、以上の対戦に関係する基本ルールを仕上げていきましょう。
まず、ルール24に攻撃宣言が何度でもでき、また効果との関係で攻撃宣言を自分妖怪を選択して行えるようにします。
以下に書き換えます。
■ルール24(戦闘) 戦闘フェイズでは、ターン担当者は自分妖怪一体を選択して相手妖怪一体に攻撃宣言ができる。攻撃宣言が行われると選択された妖怪による戦闘が開始される。戦闘では互いの妖怪の攻撃力が比較されて攻撃力が高い妖怪が低い妖怪を破壊する。攻撃力が同じ場合は両方の妖怪が破壊される。破壊された妖怪は墓地に送られる。相手場に妖怪がいないときは相手カードプレイヤーに攻撃できる。一ターンに同じ妖怪で何度も攻撃宣言することが可能である。
こうしておけば、攻撃宣言の時に、たとえば「狐火で窮奇を攻撃します」と宣言したときに自然になります。「狐火と窮奇を選択して戦闘します」では美しくないです。
効果処理についてのルールも記述しておきます。
■ルール25(効果処理) カード効果には起動効果、誘発効果、永続効果が存在する。起動効果は戦闘前フェイズに、誘発効果は条件を満たしたときに発動したりできる。永続効果は発動を伴わずに効果処理を行う。効果が発動したときに別の効果を重ねて発動することができるが、この場合は後から発動した効果を先に処理する。カードプレイヤーに効果ダメージを与える効果が存在する。
ダメージには戦闘ダメージと効果ダメージがあります。カードプレイヤーはどちらのダメージを受けても退場します。
ここでダメージという概念を使いルール22を書き換えます。
■ルール22(対戦プレイ) ゲームを始める前に、ターンの先攻と後攻を決める。六面ダイスを二回振り、合計値が大きい順に先行になる(順番が決まるまで行う)。順番が決まるとゲームを開始して、すべての参加者はデッキのカードをすべて手札に加える。ダメージを受けた対戦者は退場して、対戦者がいなくなったチームは退場する。自分チーム以外のすべてのチームが退場したチームがゲームを制する。
勝敗に関しては、別にルールを制定します。
■ルール26(対戦の勝敗) ゲームマスターは対戦が始まるまでに対戦の勝利条件を参加者に伝えておく。原則としては、先に決めたれた回数のゲームを制したチームが対戦に勝利する。
対戦者、参加者、カードプレイヤーという単語の使い方が乱雑なので、統一しようと思います。
対戦に参加しているカードプレイヤーを対戦者、対戦に参加する予定のカードプレイヤーを参加者にします。
以上の内容を考慮しながら、基本ルールを以下に設定します。
基本ルール『
■ルール18(カード) 対戦はアマテラスカードを使用する。アマテラスカードにはカード名、攻撃力、効果の三つの情報がある。カード名に同じ単語を含むカードは同じ種族である。攻撃力は0以下になることはなく、効果はアマテラスカードゲームのルールより優先して処理される。プレイ中に入手したカードは他のカードプレイヤーに貸すことができ、初期デッキのカードは貸すことはできない。
■ルール19(デッキ構築) プレイヤーはデッキに登録されているカードを自分が担当するカードプレイヤーが所有しているカードと入れ換えることができる。デッキ構築は探索プレイでは何度も行うことができて、他のプレイヤーに相談することもできる。一つのデッキには同じカード名のカードは一枚までしか登録できない。
■ルール20(対戦空間) 対戦空間はデッキ、手札、場、墓地がある。対戦プレイでは、チームは自分場と自分墓地を共有して対戦者全員がそれぞれ自分手札と自分デッキを持つ。自分のチーム以外の場と墓地を相手場、相手墓地と呼ぶ。自分デッキの妖怪を自分妖怪、同じチームの妖怪を仲間妖怪、相手チームの妖怪を相手妖怪と呼ぶ。
■ルール21(対戦プレイ) 参加者が決まり、ゲームマスターが「対戦を始めます」と宣言すると対戦プレイが開始される。対戦は複数回のゲームで行われる。対戦者は複数のチームに分かれてゲームを行い、どのチームが対戦に勝利するのかを競う。対戦にはカードプレイヤーだけでなく案内役やNPCも対戦者として参加できる。
■ルール22(ゲーム) ゲームを始める前にターンの順番を決める。六面ダイスを二回振り、合計値が大きい順に先行になる(この試行を順番が決まるまで行う)。順番が決まるとゲームを開始して、対戦者はデッキのカードをすべて手札に加える。ダメージを受けた対戦者は退場して、対戦者がいなくなったチームは退場する。自分チーム以外のすべてのチームが退場したチームがゲームを制する。退場した対戦者は復帰するまで、プレイに参加することはできない。
■ルール23(ターン) ターンは開始フェイズ、戦闘前フェイズ、戦闘フェイズが存在する。開始フェイズでは場と墓地の自分妖怪を手札に加え、六面ダイスを技術の数値だけ振り出た目のカードの召喚権を得る。戦闘前フェイズでは召喚権を得たカードを自分場に妖怪として召喚できる。戦闘フェイズでは戦闘を行うことができる。フェイズ終了、またはターン終了はターン担当者が宣言しなくてはならない。
■ルール24(戦闘) 戦闘フェイズでは、ターン担当者は自分妖怪一体を選択して相手妖怪一体に攻撃宣言ができる。攻撃宣言が行われると選択された妖怪による戦闘が開始される。戦闘では互いの妖怪の攻撃力が比較されて攻撃力が高い妖怪が低い妖怪を破壊する。攻撃力が同じ場合は両方の妖怪が破壊される。破壊された妖怪は墓地に送られる。相手場に妖怪がいないときは相手対戦者に攻撃して戦闘ダメージを与えられる。一ターンに同じ妖怪で何度も攻撃宣言することができる。
■ルール25(効果処理) カード効果には起動効果、誘発効果、永続効果が存在する。起動効果は戦闘前フェイズに、誘発効果は条件を満たしたときに発動したりできる。永続効果は発動を伴わずに効果処理を行う。効果が発動したときに別の効果を重ねて発動することができるが、この場合は後から発動した効果を先に処理する。対戦者は戦闘ダメージだけでなく、効果ダメージを受けた場合も退場する。
■ルール26(対戦の勝敗) ゲームマスターは対戦が始まるまでに対戦の勝利条件を参加者に伝えておく。原則としては、事前に決めた回数のゲームを制したチームが対戦に勝利する。勝者が決まるとゲームマスターは対戦プレイの終了を宣言して、対戦プレイを終了して探索プレイに戻る。勝利したチームのすべての対戦者は対戦に勝利する。
』基本ルール
ルール21とルール26を全体のバランスを考えて書き直しました。
一読してもどのようなゲームか分からないと思います。ドッジボールのように攻撃して相手カードプレイヤーを退場させていくゲームです。
これで『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGにおける対戦プレイに必要な基本ルールをすべて書きだしたと思われます。
今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。