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日本酒を中心に私の世界は回ってます【スタッフ紹介#7】

こんにちは。

トータルヘルスデザインの太陽たいようと申します。


広報部長こうほうぶちょう太陽
人に厳しく虫に優しくが座右の銘。noteで会社PR記事を執筆中。
最寄りのセブンで「ホットカフェラテLサイズ」を頼み過ぎて、注文してないのに「Lサイズでいいですか?」と聞かれる。


2024年の初投稿になります、本年もよろしくお願いいたします。

さて、だいぶお正月から離れておりますが…せっかくの新年1発目の記事でございますので、相応しい記事にしたいなと思っております。

そしておりました、新年に相応しいようなスタッフが。



企画きかくチーム】みのり
社内、社外ともに目まぐるしく活躍中の英語も出来るハイパースタッフ。
朝からオンライン英会話で世界と交流してから出社するハイパーっぷり。
完璧かと思いきや基本的に話に主語とオチがない。天は二物を与えず。


ということで、新年一発目のスタッフ紹介はみのりさんです。
よろしくお願いします。

なんだろう、とんでもない自己紹介文書かれてる気がする笑

嘘偽りないをモットーにしてますからご安心ください(適当)

さて、みのりさんと言えば海外の方と英語で取材されてたり、最近のビッグ業務(でかい案件)のほとんどに関わってられるイメージなんですけど、僕にとってはもう一つイメージあるんですよね。

イメージ?

日本酒で飲んだくれてる印象です

ん~…
まあ、確かに日本酒はたくさん飲んでるから否定はできない…笑

僕も最近ようやっと日本酒飲めるというか、なんとな~く美味しさわかってきたような気がするのですが、いかんせんあんまりお酒強くないので日本酒飲むとすぐにへばっちゃうんですよね。

少年、それは良い日本酒を飲んで無いからだよ

日本酒博士…?
では早速オススメの日本酒について語っていただければと思うんですが、みのりさんって普段から日本酒ばかり飲まれてるんですか?

結構まんべんなく飲んでるよ~。
でも奈良に越して来てからは日本酒ばかり飲んでるかな?

なんで奈良に来てからなんですか?

なんてったって奈良は日本清酒発祥の地と言われてるからね。

日本酒発祥の地ってのは色々なところが言われてるみたいなんだけど、私的には奈良の清酒って他のと違うかも!と感じたのでございます。

これは日本酒博士の予感。
まあでもそういう背景を知ってるからこそ、余計においしく感じれるのかもしれないですね。

それはきっとあるだろうね~。
プラシーボ効果も相まっておいしくいただいております。

ビールとかに比べて、日本酒っておちょこ一杯で満足できるのも好きなの。

なるほど~、そう言われるとたしかに家で飲む分には日本酒いいですね。

飲み会とかで日本酒飲むと、飲みなれてないし、喋りの合間についつい手元にある日本酒飲んで、また飲んで、潰れて…っていう悪酔いの王道パターンになっちゃうから、あんまりいい印象ないんですよね。

それね~…正しい飲み方とかはこの際置いて、安価の日本酒とかだと醸造アルコールを使ってるから、私はあんまり好きじゃないし、悪酔いしやすいように感じるんだよね。
私もこうみえて、元々日本酒好きじゃなかったんだよ。

え、元々日本酒好きじゃなかったんですか?

そうなのよ。
私が日本酒好きになったのはトータルヘルスデザインに入社してからなんだよね。
5、6年くらい前にグルメ部っていう活動があって…

なにその活動

え~と…5人くらいで美味しいもの食べに行こうっていう活動笑

で、確か大地さんだったとおもうんだけど、「ここの日本酒うまいんや」って連れていってもらって、そこで「日本酒おいしい!」って目覚めました。

今月の大地さんノルマクリアしました。
ちなみにそこのお店って日本酒専門の飲み屋さんなんですか?

なら泉勇斎」さんっていうお店なんだけど、飲み屋じゃなくって、テイスティングバーっていうのかな?販売がメインで、試飲できるお店なの。

だからか「うちは飲み屋じゃないよ」って店主さんがいつも言うの笑

はえ~、飲み屋さんじゃないんですね。
お店の外観にも趣きがありますね。

いつも行っちゃうのよね…
飲み屋ではないけど、奈良漬けクリームチーズとか、奈良らしいおつまみもあって最高なの。

素晴らしい情報ありがとうございます。
ではみのりさんのオススメ日本酒をいくつか紹介してもらってもよろしいでしょうか?

ん~、いっぱいあるんだけど…
一本目は「鷹長 菩提もと 純米酒」でいこうかな!


鷹長 菩提もと純米酒

「菩提もと造り」とは、室町時代に奈良菩提山正暦寺で始まった醸造法で製造工程で生米を使用するのが特徴です。
正暦寺・寺領の米と水を使い、境内より分離した「正暦寺乳酸菌」「正暦寺酵母」の働きにより酒母を造り、発酵はその年々の酒母に任せるような格好でもろみ管理を進めます。
積極的な温度コントロールせず、豊かな甘み旨味と力のある酸味が共存した、奈良県独自の地域特性のある純米酒です。

菩提ぼだいもと」ってなんですか?
お酒の名前?

「菩提もと」は、お酒の造り方の名前みたい。
室町時代に、奈良の菩提山にある正暦寺しょうりゃくじで創醸された醸造法なんだって。

崇神すじん天皇の時代に、国中で疫病が蔓延したそうなんだけど、ある日大物主大神様おおものぬしのおおかみさまから、「疫病を祓えるお酒を造って奉納しなさい」というお告げが崇神天皇にあって、その後高橋活日たかはしいくひという人に造らせて、それで疫病をおさめたそうなんだけど、その時の醸造法を「菩提もと」って呼ぶようになったみたいだね。

すご~、よくすらすら出て来ますね。
ということは「鷹長」ってのがブランド名のようなもので、「菩提もと」という製法で造られてますよ、ってことで合ってますか?

うん、それで合ってると思うよ。
味がふくよかで、重層的で甘いんだけど酸味もある。
この酸味は乳酸菌の酸味だと私は思っているんだけど、味が複雑で超おいしいの。

ちゃんとお酒のレビューもありがとうございます。
菩提もと造りのお酒って、結構奈良にはあるもんなんですか?

えっとね、酒造組合に加盟してるのは30酒造くらいあるんだけど、菩提もと造りしているのはその内の7社くらいしかないみたい。

菩提もとって年一回しか造らないの。

年一回?

年一回みんなで集まって造るんだよ。
菌が発生しにくい真冬のさっむい外でやるの。

それを酒母…ほどよく冷ました蒸米に麹をよく混ぜたものを、仕込み水の中に入れる「酒母仕込み」を正暦寺に集まってやるの。

そのときの様子がこちらになります。

なんて用意のいい。
これみのりさんが撮ったんですか?

そうだよ~、何年か前に実際に見に行ってきました。
この人達が毎年造って、最後にお坊さんが祈祷してたんだけど、あれ実際に見て感動したね~。

はえ~、神さまに造らされたお酒らしく、今でもお寺の方と繋がりのある醸造法なんですね。

そうだよね。
般若心経唱えられていたんだけど、菌がこれを聞かされているから、だからこんなにおいしいんだな~と思ったわけですよ。
私も元パン屋で菌には他の人より馴染みがあったし好きだったからね。

っていうのを「なら泉勇斎」の店主さんに言ったら「何言ってるのよ」って言われたけどね笑

店主さん面白そうなお人柄ですね。
しかし年一でしか造られないなら、手に入れるの大変なんじゃないですか?

最近売り切れちゃうこと増えてきたんだよ…
少し前までは通年売ってたんだけど、私もおいしいって言いまくってたからなのか…いやまあ私にそんな影響力はないんだけど。

もちろん年一でしか造らないから、売り切れたら来年まで飲めなくなるよ。

奈良県民としてこの菩提もと造りはチェックしとかないといけないですね。
ありがとうございました。
一本でびっくりするくらい話広がったので、次からは巻きでお願いします。

OKOK、私も語り過ぎた自覚はあります笑



春鹿 発泡清酒 ときめき

仕込の際に使用する米麹の歩合の調整等により、よりスッキリとクリアな味わい、爽やかさアップを目指しました。
自然発酵の、キメ細やかで柔らかい炭酸ガスの口当たりが印象的な味わいに仕上がりました。

「春鹿」と言えば超辛口が有名なんだけど、私は甘口の日本酒が好きなので「春鹿 ときめき」を推させていただきます。

日本酒ほとんど知らない僕でも春鹿は聞いたことあります。
発泡ってことはスパークリングですか?みたいな…。

ん~、ざっくりはそんな感じかな!
超辛口が有名だけれども、春鹿が必ずしもそうってわけでなくて、結構色々されてるんだよ。

私の勝手なイメージだと…男性は辛口が好きで、女性は甘口が好きな印象がありますね。

ときめきは甘口なんだけど、春鹿のドライな感じも残っていて、それがまた美味しいのでございます。

はえ~、てっきり日本酒愛好家の方にとってスパークリング、発泡するのは邪道なのかなと勝手に思っておりましたが、歴史ある酒造さまでも作られて愛されるものなんですね。



談山 六瓢

好適米 露葉風(奈良県産)と 五百万石(富山県産)を使用し、60%迄精米、味にふくらみがあり、しかも後切れの良いお酒です。
舌にまったりと絡む甘みと、その後に広がる酸味とコクのバランスが見事な復元酒になります。

「談山 六瓢」はふくよかな味わいなんだけどさっぱりしていて、飲むと口の中がスッキリする日本酒でございます。

このお酒には思い入れがあって、仲良くさせていただいている考古学の先生と初めて会った時に、話が盛り上がってごちそうして頂いたお酒なので、私にとっては出会いのお酒、縁のお酒なので好きな一品です。

考古学の先生…この前情報誌で大学に土器復元の体験をしに行ったときに紹介されていた方ですか?

そうそう!
そして出会った場所も「なら泉勇斎」さんでございます。

みのりさんは「なら泉勇斎」さんを中心に回ってるんですね。
土器の復元体験につきまして、詳細は弊社月間情報誌をお求めください(ダイレクトマーケティング)



さて、次のオススメは「御代菊 貴醸酒」にございます



御代菊 貴醸酒

仕込んだ直後からアルコール分があるので発酵が穏やかに進み、日本酒度が低い状態(甘口)で搾ることになります。
このお酒は精米歩合60%の酒造好適米「露葉風」で仕込んでおり、仕込み清酒にも純米吟醸酒を使用しています。
純吟仕込みの貴醸酒で、さらりとした口当たりの甘口に仕上がっています。

貴醸酒きじょうしゅ…これもまた醸造法のことですか?

わかってきたようだね少年。
普通のお酒は水から仕込むものなんだけど、貴醸酒は「仕込むときに、水ではなくてお酒を使う」お酒なのよ。

私は深みとコクが好きなんだけど、紹介した3本の中じゃこれが一番甘口かもしれないね。

はえ~、日本酒って造り方こんなに色々あるもんなんですね。
日本酒について少しだけ詳しくなれたような気がします。
ありがとうございます。

さて、じゃあそろそろ最後の1本を決めていただきたいのですが…



〇クルトレディの微笑み

もしかしてそのお酒って

はい、弊社で絶賛お取り扱い中「自然酒 五人娘」になります♪



自然酒 五人娘

原料にはすべて農薬不使用有機米を使用。
多種多様、複雑な香りが混じり合う、濃酵で飲みごたえのある純米酒。
原料米から、発酵を担う微生物、製法、瓶詰めの過程に至るまで、限りなく「自然」を尊重してつくられた、まさに百薬の長となるお酒です。
炭素濾過をせず、大型冷蔵庫で出荷直前まで生貯蔵。日が経つごとに熟成が進み、変化しながらまろやかになっていきます。

うわーーーーー!

他社の商品は紹介するけど、自社の取り扱い商品は頑なに紹介しないことに定評のあるnoteという名の聖域サンクチュアリに、3年越しに自社のお取り扱い商品が!

少年、社会で生きるとはそういうことなんだよ。
というのは冗談で、私のオススメの一品なんだから、これで紹介しないで適当に選んだ日本酒を紹介するほうが太陽くん的に嫌でしょ?

ん˝~…おっしゃる通りでございます…

ふっふっふ、まあ私のレビューを聞いておくれよ。

まず五人娘の特徴は「あまり削ってない」こと。
昔の日本酒はお米を削ってなんぼの考えで造られていたんだけど、なるべく削らないで、命は全体で頂こうよ、というお米の生命力そのものを味わえるように作られたお酒なの。

削ってない=玄米に近いんだけど、寺田本家さんには発芽玄米でつくった「むすひ」というお酒もあるんだけど、お酒の概念を軽く超えちゃうの。
それに玄米だと麹を育てるのが大変みたい。

(全然知らなかった…)
だから自然酒って名を冠してるんですね。

そうそう、だから少しだけ削ることで麹菌もとりつきやくなるみたい。

美味しいのはもちろんのこと、オーガニック、スローフード的だけど、玄米を醸すよりは癖はないし、バランスが取れていて非常におすすめでございます。

なるほどなぁ、日本酒って本当色々なものがあるんですね。
この知識をちゃんと持った状態で飲んだら感じることもまた変わりそうですね。

ちなみにこの「五人娘」を造られている寺田本家さんの出されている書籍があるんだけど、実はトータルヘルスデザインに入社する前から読んで知っていたんだよね。

え!うちに入る前から知ってたんですか?

さっきも言ったけど、私は元々パン屋さんで、無添加、オーガニック、国産小麦を使って身体に合うパン作りをしていたから、乳酸菌や酵母には凄く助けられてたの。

で、発酵のことについて書いてる書籍だと思って読んだら号泣した人間なので、そのストーリーもあって五人娘が好きなんだよね。

マジもんのオススメじゃないですか

疑ってたのかい!
その内誰かに怒られるよ~笑

いやまあ本当そうですね…。
気が付けば来月で30になるから許されなくなりそう…。
これからはもっと色々な考えを柔軟に受け入れていく器量がひつ

「自然酒 五人娘」絶賛発売中でございます。

720ml」と「1800ml」とご用意がございますので、ぜひお買い求めくださいませ♪

あ˝ーーーーーーー!!!








はい。

ということで、今回は日本酒大好きスタッフみのりでした。

やはり造詣が深い人のお話はなんであれ面白いし興味が湧きますね。
今まで日本酒を自分から買って飲もうと思った事はありませんでしたが、おかげさまで楽しく美味しく飲めるようになる気がいたします。
あくまでも気がするだけです。

次回の記事もよろしくお願いいたします。






五人娘、ギフトのご用意もございます



それでは、さようなら。


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