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『子ども主体のランチ』が最近のオススメです♪

“子ども主体の保育”という言葉、今では耳にタコができるくらい当たり前のように耳にします。

そんなことわかっているけど、実際に実践する現場の先生たちはなかなか頭から煙が出そうになるワードでもあるわけです。
コツさえ掴んじゃえば面白くってたまらなくなるんだけど、そのイメージをまず沸かせるのに苦労しちゃっているところが多い気がします。

子ども主体の保育ってなに?その魅力の導入をしているところです

これまで一斉保育が当たり前だった園、カリキュラムが当たり前だった園にとって、そこからちょっと外れてみて“子どもにとってどうか?”を考える保育はめっちゃギャップを感じる物です。
僕もそうでしたからよくわかります。(一斉保育がいけないと言っているわけではありませんからね)

「行事を子ども主体に変えよう!」と取り組んだ時なんか、行事が来るたびに僕の頭から煙が出ていました。もう運動会や生活発表会はピークで、あれだけ頭がゆだった経験はここ数年(数十年?)でなかった気がします。

やってみてわかったこと、講演で伝えてみてわかったことだけど、『行事の改革』は少しハードルが高いようです。そして、相当なエネルギーが必要です笑
先日話したここの園はすでに土台ができている園なのでできます

では、これから現状のやり方を変えようとしている園はどこから取り組むと良いか…まずは実践している園の先行事例の様子を見ることです。
そして、最近話をしているのがタイトルにもあります『ランチ』がオススメです♪

先週立て続けに違う自治体の園でランチからの変革の話をしました。

ランチにフォーカスして考えてみる…

僕は現場が大好きな実践者でもあるので、自分の感覚的にここが取り組みやすいなぁと感じたんです。
今までは…
・みんなで玩具を片付けをする
・みんなでトイレに行く
・みんなで食事の準備をする
・みんなで「いただきます」をする
・時間になったらみんなで「ごちそうさま」をする

自分も保育士時代にやっていたこんなランチ風景を“子どもにとってどうか?”を考えていくとどうなっていくでしょう??

ここの園では、理想のランチ風景を「まずはここから実践する」宣言をしました。

・みんな同じ時間に食べなきゃいけないの?
・みんな同じ量を食べなきゃいけないの?
・子ども主体のランチってなんだろう??

こんな疑問が湧いてくるわけです。だから、とある園のランチ風景をいくつか見ながらみんなでイメージを湧かせました。
ここ大事です!イメージが湧くか湧かないかで一気に変わります。イメージが湧いた保育者は強いです。そこに向かって思い切り取り組めますからね。

そういう意味で、写真や動画で風景を見るのって非常に有効的だなぁと思っています。

あとね、研修は受けて終わりは一番いかんと思っているので、ちゃんと、何から始めるのか?いつから始めるのか?そこを明確にして発表してもらいました。
いやぁ、ビフォーアフターが楽しみだ♪

『保育の進化論〜学校では教えてくれない保育の学校〜』ではこんな実践編な話をたくさん紹介しています。興味ある方はぜひ覗いてみてくださいね。


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