美しさを営む

2020年8月3日、武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論の授業にて、secca代表の上町達也さんのお話を伺った。

伝統工芸から最新のテクノロジーまで、
様々な技能を持つ「職人」。
考え抜かれた美しさを創り出す「アーティスト」。
過去の歴史から学び、未来へと求められるカタチに、
アップデートする「デザイナー」。
食と工芸の街、金沢を拠点に、
さまざまな視点からそれぞれの長所を活かし、
ものづくりをするクリエイター集団。雪花

上町さんのお話を伺い、美しさとは決して外見だけではないということがよく理解できたように思う。もちろん、雪花の生み出す作品は外見も美しい。さらに、そこに確かな意味がある。想いやストーリーに加えて、テクノロジーも活用し、あらゆるものを包括して組み合わせることで美しさをつくっている。

なぜこれほどまでに美しさにこだわれるのだろうか?

経営の収支よりも先に美しさがある。なるほど、この視点は欠けていたなと勉強になった。そして、日本経済はこのような企業をどのように支援するのだろうかと疑問に思った。個人的には、雪花のような企業がレペゼン日本として、世界に打って出て欲しいと切に願う。

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