◆太陽にほえろ!共演者が語る & 岡田プロデューサー & 太陽!MF(ミュージックファイル) Ver.8 及び 付録画像
かなり前になりますが、これは
最近の若い人に向けてのご紹介です。
太陽!放送終了した86年頃から
数年後の映像です。
野崎巡査部長役下川辰平氏は其の後、
ラガーと同じ、敗血症を患い、
2004年3月25日にお亡くなりになりました。
その前々日(3/23)に、ブルース又野誠治は
自殺しました。妻を残して。
体育会系ゴリ竜雷太氏は
まだ健在です。体育会系は長生きしてますね。
1940年産まれで今年2023年は83歳。
松田優作の倍は長生きです。
✳️001 ショーケン 共演者が語る 1/2
殿下 ゴリ 野崎
6分02秒
✳️002 ショーケン マカロニ刑事の舞台裏 2/2
音楽プロデューサー飯田則子氏。彼女は、
(2021.11.15急死) 77歳だった。
この人がいなかったら、番組は大成功には
ならなかっただろう。周囲が唖然とした音響を奏でる
ロックバンド 井上堯之バンドを主題曲に起用するなんて、
皆や反対した会社に推して納得させた人。
勿論 岡田プロデューサーにも。
番組プロデューサー岡田晋吉氏 11分04秒
ここで紹介された映像は、
第20話「そして愛は終った」
ジュリーをショーケンが射殺のシーン。
話は続いて
ショーケンが番組を降りたい事に触れる。
この時は、岡田氏は「萩原が殉職したい」と
言ってきたと説明しているが、これは岡田氏が
この特別番組を取材しているスタッフに対して
歪曲され、端的な表現に変えたのだと思う。
萩原がその時「殉職」と言う表現をするだろうか?
岡田氏の頭の中には既に「殉職」と言う言葉が
強烈なイメージを持っていたのでは。
萩原自身は「兎に角、醜い死に方をしたい」と
言っていただけで、撮影のあとに
このラストシーンは後年「殉職と言う表現」が
自ずと罷り通っていき、視聴者の中で
これが「格好いい死に方」と捉えられていったのでは?
さらに、シリーズ最終回の監督をされた鈴木一平(かずひら)氏。
いっぺい、ではありません。
マカロニ死す、の時は助監督だった。
そして
✳️003 太陽にほえろ!ミュージックファイル Ver.8
(特別編「13日金曜日 マカロニ死す」)から。
台詞入り。そのまま聴いて下さい。
コメントは致しません。
32分05秒
✳️004 付録画像
当時ショーケンが個人所有していた、
彼が乗っていた モーガンプラス44です。
上記の野崎(下川辰平)氏の懐古話にも
この車が出て来ます。
当時日本に5台しか無かったという。
平成になり、日本で12番目の自動車メーカーである、
富山の光岡自動車から、このクルマに似せた車を
発売しました。皆さん、日本での自動車メーカーが
12もあるのを、そらで言えますか? 四輪車のみです。
これが『光岡ヒミコ・・卑弥呼』です。
京都市内で、数年前に一台だけ筆者も見たことがあります。
ベース車輛はマツダロードスター。
続いて、次回の予告。
太陽にほえろ!
マカロニ時代蘊蓄話の最後の最後に
筆者が推薦の話、第48話。
シリーズ最優秀作品とも言え、ともすれば
マカロニ時代傑作の一つであり、
令和の時代と、ある種被ります。
次回は
この48話の前振りを書きます。
その次から
最初のコマーシャルまでが、
第一ステージ。そして
第二ステージ。
第三ステージと進みます。
太陽にほえろ!人の生命の尊厳、尊さを
石原裕次郎が訴えるラストシーン。
さらに人の生命を何とも思わない、
どの国が起こしても、どんな理由で勃発したかは
すべて愚かな戦争となる、そんな暴動反乱の惨めさ、
そんな人間の思慮深さの無さを。
それで殺し合いに繋がることを遠回りで
裕次郎の台詞をして番組自身が非難し訴えています。
太陽!全シリーズのなかでも傑作の一作。
マカロニ時代の最優秀作品だと
筆者は中学時代から捉えてます。
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