しあわせな思い出がぶり返す。
仕方ない。間違いなくしあわせだったんだもの。
でも私を振り回して雑に扱う権利は、あなたにはないよ。
私は、お父さんお母さん、じいちゃんばあちゃん、お兄ちゃん、親戚のおじちゃんおばちゃん、みんなに大切に育てられたの。
大切にしてもらってきたこの自分を雑に振り回す権利は、私にすらない。
だからもちろん、あなたにもない。
たくさん話を聞いてくれる、付き合いの長い友だちもいる。
仕事でもキャリアを積んできた。
あなたに振り回されるほど、価値の低い人間ではない。
あなたがいなくても、私は健やかに生きていけます。
幸せになるね。
ぶり返すほどの幸せな思い出をありがとう。
でもその思い出をくれたのは、今のあなたじゃなくて、過去のあなた。
過去のあなたはもういない。
だから、さようなら。
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