求書錄卷六 日本學者著作(漢學史硏究とは別に。)
◦藪內淸(1906-2000)科學技術史
・《藪內淸著作集(1)定本 中國の天文曆法》臨川書店 二〇一七年十二月
・《藪內淸著作集(2)漢書律曆史の研究/隋唐曆法史の硏究》臨川書店 二〇一八年九月
・《藪內淸著作集(3)天文學史Ⅰ》臨川書店 二〇一八年三月
・《藪內淸著作集(4)天文學史Ⅱ》臨川書店 二〇一八年七月
・《藪內淸著作集(5)科學史/技術史》臨川書店 二〇一九年四月
・《藪內淸著作集(6)自然科學史/數學史/醫學史》臨川書店 二〇二〇年三月
◦平岡武夫(1909-1995)《白氏文集》硏究、經學史等。《唐代硏究のしおり》。
・《經書の成立ー天下的世界觀》(東洋學叢書)創文社 一九八三年十二月
◦入矢義高(1910-1998)
◦田中謙二(1912-2002)
◦小尾郊一(1913-2004)斯波先生《文選》學傳灯人之一。
・《中國文學に現われた自然と自然觀ー中世文學を中心として》岩波書店 一九六二年
・《中國の隱遁思想ー陶淵明の心の軌跡》中公新書 一九八八年十二月
・《眞實と虛構ー六朝文學(汲古選書》一九九四年七月
◦花房英樹(1914-1998)六朝唐文學、《白氏文集》の硏究。斯波六郞先生直傳弟子。
◦太田辰夫(1916-1999)
◦島田虔次(1917-2000)
◦牛島德次(1918-1999)漢語學習者の方にはぜひ知っておいて欲しい學人。
・《中國古典の學び方ー現代中國語を基にして》大修館書店 一九七七年一月
・《日本における中國語文法硏究史》東方書店 一九八九年一月
・《中國語、その魅力と魔力》同學社 一九九六年四月
・《回光返照ー命のきらめき》同學社 一九九八年三月
◦福永光司(1918-2001)《莊子》好きにお馴染み。初期のころは魏晉思想史を硏究なされていた。道敎史。
◦本田濟(1920-2009)日本の學人で《易》といえば本田先生。父君の本田蔭軒(諱成之 1882-1945)先生も經學者。
◦金谷治(1920~2006)
◦前野直彬(1920-1998)中國文學者
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・吉田光邦(1921-1991)科學技術史等。
・《日本の職人》講談社學術文庫 二〇一三年七月
・《錬金術ー仙術と科學の閒》中公文庫 二〇一四年七月
・《江戶の科學者》(講談社學術文庫)二〇二一年九月
◦川勝義雄(1922-1984)魏晉南北朝史
◦岡村繫(1922-)漢魏六朝文學、昭明《文選》。漢語で全集を出されるという畫期的なこともなされた。
◦谷川道雄(1925-2013)魂熱き男。兄弟みな文化人。中國中世(東漢六朝隋唐)史、內藤湖南硏究
◦淸水茂(1925-2008)
◦武部利男(1925-1981)李太白の硏究
◦小倉芳彥(1927 ~
◦黒川洋一(1925-2004)
・《杜甫の硏究》東洋學叢書 創文社 一九七七年十二月
・《杜詩とともに》創文社 一九八二年四月
・《杜甫詩選》岩波文庫 一九九四年三月
◦一海知義(1929~2015)
◦村上哲見(1930~)
◦戶川芳郞(1931~)學部時代は東大で工藤篁先生・倉石先生に師事、その後京都大學の修士課程に進學し、重澤俊郞(1906~90)先生に師事、博士になるとさらに宮崎市定(1901~95)小川環樹先生(1910~93)からも指導を受けた。吉川先生を手つだって君山先生の《兩漢學術考》の整理もした。漢唐の注釋を愛され、のちに近代日本漢學成立史に關注された。內山直樹先生、喬秀岩先生、古勝隆一先生の師匠の一人。
◦高橋和巳(1931-1971)作家としても著名。
・《高橋和巳全集 第12卷 評論2》 河出書房新社 一九七八年四月
・《高橋和巳全集 13 評論3》一九七八年五月
・《高橋和巳全集 第14卷 評論》河出書房新社 一九七八年七月
・《高橋和巳全集 第15卷中國文學論1》河出書房新社 一九七八年十月
・《高橋和巳全集(第16卷)中國文學論》河出書房新社 一九八〇年二月
・《高橋和巳全集 第20卷 講演》河出書房新社 一九八〇年三月
◦筧久美子(1932-
◦中野美代子(1933-)
◦大島正二(1933-)語言學(中國語學)
・《「辭書」の發明ー中國言語學史入門》三省堂 一九九七年十二月
・《漢字と中國人 文化史をよみとく》岩波書店 二〇〇三年一月
・《唐代の人は漢詩をどう詠んだか:中國音韻學への誘い》岩波書店 二〇〇九年六月
◦入谷仙介(1933-2003)唐詩、日本漢詩
◦筧文生(1934-)
◦森野繁夫(1935-2013)
◦興膳宏(1936-)
・《六朝詩人羣像(あじあブックス)》大修館書店 二〇〇一年十一月
・《杜甫―憂愁の詩人を超えて(書物誕生—あたらしい古典入門)》岩波書店 二〇〇九年十月
◦吉川忠夫(1937-) 中國中古期文史哲。儒・佛・道三敎に亙る。書くものすべて名著と言われる稀有な學人。
◦高島俊男(1937-2021)水滸傳。
◦蜂屋邦夫(1938-)老莊思想・道敎史
◦小南一郞(1942-)楚辭、中國古代史、中國神話、唐代傳奇、筑摩正史《三國志》の譯注など。
・《楚辭とその注釋者たち》朋友書店 二〇〇三年七月
・《古代中國 天命と靑銅器ー諸文明の起源〈5〉學術選書》京都大學學術出版會 二〇〇六年
・《《詩經》ー歌の原始(書物誕生 あたらしい古典入門)》岩波書店 二〇一二年十二月
◦井波律子(1944-2020)魏晉文學や白話小說。
◦關口順(1945-)
・《儒學のかたち(東洋叢書)》東京大學出版會 二〇〇三年十月
◦岩本憲司(1947-)
◦川合康三(1948-)
◦高田時雄(1949‐)
・《草創期の敦煌學ー羅・王兩先生東渡九〇周年記念日中共同ワークショップの記錄》知泉書館 二〇〇二年一二月
》
◦影山輝國(1949-)
◦渡邊信一郎(1949-)
◦川原秀城(1950-)科學思想史
・《中國の科學思想ー兩漢天學考》(中國學藝叢書)創文社 一九九六年一月
・《數と易の中國思想史ー術数學とは何か》勉誠出版 二〇一八年五月
◦神塚淑子(1953-)老莊思想・道敎
・《六朝道敎思想の硏究》創文社 一九九九年三月
・《《老子》“道”への囘歸(書物誕生ーあたらしい古典入門)》岩波書店 二〇〇九年十一月
・《道敎經典の形成と佛敎》神塚淑子 名古屋大學出版會 二〇一七年十月
・《道敎思想10講(岩波新書)》二〇二〇年九月
・《全譯 六度集經 佛の前世物語》法藏館 二〇二一年六月
◦佐竹保子(1954-)
・《西晉文學論ー玄學の影と形似の曙》汲古書院 二〇〇二年二月
◦井上進(1955-)
・《顧炎武》(中國歷史人物選)白帝社 一九九四年八月
・《中國出版文化史ー書物世界と知の風景》名古屋大學出版會 二〇〇二年一月
・《書林の眺望 傳統中國の書物世界》平凡社 二〇〇六年十一月
・《明淸學術變遷史》平凡社 二〇一一年十二月
◦大橋由紀夫(1955-2019)科學史。
◦平田昌司(1955-)
◦佐藤利行(1957-)
◦《陸雲硏究》白帝社 一九九〇年五月
◦《西晉文學硏究ー陸機を中心として》白帝社 一九九五年三月
◦福田哲之(1959-
・福田哲之《文字の發見が歷史をゆるがす 20世紀中國出土文字資料の證言》二玄社 二〇〇三年三月
◦船山徹(1961-)
・《佛典はどう漢譯されたのか―スートラが經典になるとき》岩波書店 二〇一三年十二月
・《佛敎の聖者 史實と願望の記錄(京大人文硏東方學叢書)》臨川書店 二〇一九年六月
◦宮紀子(1972-)杉山正明氏直傳弟子。
・《モンゴル時代の出版文化》名古屋大學出版會 二〇〇六年一月
・《モンゴル時代の「知」の東西》上 名古屋大學出版會 二〇一八年三月
・《モンゴル時代の「知」の東西》 下 名古屋大學出版會 二〇一八年三月
◦永田知之(1975-)
・《唐代の文學理論:「復古」と「創新」》京都大學學術出版會 二〇一五年四月
・《理論と批評 古典中國の文學思潮》(京大人文硏東方學叢書)臨川書店 二〇一九年六月
◦成田健太郎(1981-)
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