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オンライン読書会、私の対話活動について

初めてご覧になられた方、はじめまして。
自己紹介は以下です。私はきいちゃんと名乗り対話実践をしています。


私が実践しているオープンダイアローグ※的な対話の核心にあるのは、対話の相手の尊厳と権利を最大限に尊重するという姿勢です。「支援する」という立場ではなく、対等な立場で互いの力を信じ、共に進んでいく。私の対話活動に参加いただく場合はそんな場を皆さんと一緒に作っていきたいと思います。

私が対話をする理由

私は「人に話を聞いてもらえる権利がない」と思って生きてきました。「自分が悪い」とか「迷惑なのに話したらダメだ」と思っていたのです。それで家族にも話せず自分を責めて適応障害になりました。とても苦しかったし、未だに後遺症が続いています。
私みたいに話せなかったことで適応障害になったりあるいは自ら命を絶ったり、孤独で苦しんだりする人はたくさんいると思うのです。「話せない人のそばに対話的に関われる人の存在があれば助かる人がたくさんいるのでは」という思いで活動しています。
上記の理由から参加いただける方に期待しているのは、自分の周りの方の話を時間を作って聞いたり、場を開いたりしてもらいたいということです。今すぐではなくてもそういう思いをいずれ持っていただければという思いでやっています。
もちろんまずは自分が話してみる聞いてみるというところから参加いただければ充分です。
そんな会なので他の場にも参加していただいて大丈夫ですし、私や他参加者の意欲を高めるためにも学んだことや気づきをシェアしていただく事は歓迎です。

オンラインでは今まで対話会と読書会を並行して行なってきましたが、11月からは対話的読書会「タイワトドクショ」を行なう予定です。内容は追加していきます。オフラインでは今まで通りオープンダイアローグ的対話会を行なっていきます。

申込みの詳細や申込先はこちらです(リンク先にフォームへのリンクがあります)

※オープンダイアローグとは
オープンダイアローグ(以下OD)は、1980年代にフィンランドの西ラップランドにある精神病院、ケロプダス病院で開発され、統合失調症の他、うつ病、PTSDなどに取り入れられている。2021年5月には、WHO(世界保健機関)の地域精神保健サービスに関するガイダンス『人間中心の、権利に基づくアプローチの促進』において、ODは「グッドプラクティス」の1つとして紹介され、国際的にもお墨付きが与えられ、注目が集まる。Open Dialogueとは「開かれた対話」を意味する。この「対話」は、診察室で医師と患者が行う「会話」とは異なり、患者とその家族や友人、精神科医だけでなく臨床心理士や看護師といった関係者が1カ所に集まり、チームで繰り返し「対話」を重ねていくというもの。


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