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感情と事実を切り分けられなかった私が、穏やかになれた理由〜『メンタライゼーションでガイドする外傷的育ちの克服』①
昔の私
「なんでそんな言い方するの?」
「もっと優しく言ってくれればいいのに!」
昔の私は、相手の言葉にいちいち反応していました。
自分の感情と事実を切り分けることができず、相手の言動に振り回されていたのです。
ガラスのハート
友人に「それ、前にも聞いたよ」と言われたとき、私はこう考えました。
「しつこいってこと?」「話を聞くのが面倒なの?」
でも今ならわかります。
あれは単なる事実の指摘で、私を否定する意図はなかったのです。
転機
そんな私が出会ったのが『メンタライゼーションでガイドする外傷的育ちの克服』。
この本を読んで気づきました。
「相手の言葉が冷たく感じるのは、私の心のフィルターがそう見せているだけかもしれない」
「私の解釈は、事実ではなく推測に過ぎない」
感情を切り分ける
今では、人の言葉に過剰に反応しなくなりました。
イライラしそうになっても、「これは私の受け取り方の問題かも」と考えられるようになったのです。
そのおかげで、人に自分の気持ちを押し付けることも減り、以前より穏やかに接することができています。
あなたも試してみませんか?
「なんでこの人、こんなことを言うんだろう?」と思ったとき。
「相手の意図はどうだったんだろう?」と立ち止まって考えてみる。
それだけで、新しい視点が生まれるかもしれません。
対話的読書会で、対話を深めよう
こんな感じで第五回まで連載してみようと思います。
それと私はこうした気づきを深めるために対話的読書会をオンラインで開催しています。
読書を通して、お互いの心のフィルターに気づき、新しい視点を得る場です。
興味のある方は、ぜひ固定リンクから参加してみてください!