台湾の大学間連携 國立臺灣大學系統(國立臺灣大學、國立師範大學、國立臺灣科技大學)
大学と大学がお互いの授業を取り合えるようにしたり、施設を共有したりなど大学間の連携があります。今回は台湾の大学間連携、NTU SYSTEM(國立台灣大學聯盟)を見てみたいと思います。
国立台湾大学(國立臺灣大學)、国立台湾師範大学(國立臺灣師範大學)、国立台湾科技大学(國立臺灣科技大學)の3校が立地の利便性と相互補完性の利点を活かし、「国立台湾大学システムNTU SYSTEM(國立台灣大學聯盟)」を設立しました。3大学はいずれも台北市大安区に位置しています。
現在、約 60,000 人の教師と生徒が、図書館、コンピューター、インターネット、商店割引、交通機関などのリソースを共有し、会議会場、スポーツ施設、駐車場、その他の割引を利用しており、生徒は学校をまたいでコースを受講し、互いの単位を認定できます。コースを受講し、国際文化交流活動に参加することもできます。
サイトから様々なイベント、活動を確認することができます。
大学間授業履修
おのおのの授業履修規定に沿ってお互いの授業を履修することができます。
大学間授業履修についてはこちら(校際選課)から情報が見られます。
サイトに入ると履修はそれぞれの大学の学校規定によりますとリマインドが出てきます。
クリック後それぞれの授業選択情報が出てきます。
こちらからどんな授業があるかを調べると言うより○○という授業を取りたいのだけど授業はいつ開講してどの教室で受けられるかという検索になるようです。それぞれの大学にどんな授業があるか見てみたい場合は○○大学の○○学科のホームページにいって見てみるのが良いでしょう。
大学間ダブルディグリープログラム
大学間ではダブル/マイナーメジャープログラムも行われています。3大学間で複数の異なる専攻分野を同時に主専攻(メジャー)として学ぶことができます。授業履修同様それぞれのダブルメジャー規定に則るので規定をしっかり確認、そしていつまでの出願が必要かなど確認が必要です。
オンラインリソース
このサイトでは3大学のオンラインリソースについても紹介されています。
台湾留学JPで紹介した台湾大学の授業オンライン公開”情報 | 臺大開放式課程 Open Course Ware”のリンクや師範大学の一般教養講座動画リストのリンクなどが紹介されています。
出願
本「国立台湾大学システムNTU SYSTEM(國立台灣大學聯盟)」のサイトに海外学生募集”境外招生”というページがあります。
押してみるとNTUS Overseas ADmissionsと書かれたページに飛びます。
ここで注意したいのが”學士班海外高中推薦入學”は華僑、香港、マカオ籍の学生を指します。
”學士班海外高中推薦入學”の資格は以下のように書かれています。
台湾の大学に日本人の方が留学したい場合、上の情報とは別に国際センターに情報が書かれていますので確認しましょう。
たとえばこのページの左にある 關於 臺灣大學(=台湾大学について)をおすと↓以下のページになり、そこから国際センター(=國際事務處)に飛ぶことができます。
台湾師範大学は”外國學生入學申請”から留学生出願情報が得られます。
国立台湾科技大学の場合留学生出願情報は”教務處招生網站”にてしらべることができます。
大学間の授業履修情報だけでなくこちらのサイトでは出願や一般教養講座やセミナーのオンライン動画をまとめたリストなど見られます。ぜひ情報収集にしてみてください。新たな発見があるかもしれません。
台湾留学JP
台湾留学JPは、台湾専門の留学サポートを行っています。高校生を中心に、台湾の大学・大学院への進学をサポート、高校生向けの中国語塾を開催。
URL:https://www.taiwanryugaku.jp/
住所:東京都新宿区新宿2丁目3-13 3階
mail:taiwanryugakujp@gmail.com
TEL:03-3356-1161