DXは忙しくなる一方だ
デジタルが進んでいる。私もその恩恵を受けた人の一人です。
ただし、生活が良くなったことと共に、仕事も忙しくなったと思いませんか?
デジタルの進化によって仕事は更に忙しくなっています。
効率化のパラドックス
テクノロジーの進歩で作業効率が向上しているはずなのに、なぜか私たちは以前よりも忙しくなっています。
もっと早く仕事が片付けられるようになったにもかかわらず、自由な時間は増えず、むしろストレスや疲れが溜まってしまいます。
期待のハードルが上がっている
技術が進歩して仕事の効率が上がります。
その反面、私たちにも多く求めることになります。
「これだけできるなら、もっとやれるはず」と、増えた時間に新しい仕事がどんどん追加されてしまうのです。
その結果、全体の仕事量は増える一方です。
こなすことが増えてマルチタスクに
効率化になることと共に、仕事上で求められ、複数のタスクを同時にこなそうとすることが増えています。
人間の脳は一度に複数のことをするのが得意ではありません。
逆に頻繁にタスクを切り替えることで、かえって生産性が下がり、疲労がたまってしまうのです。
「いつでも、どこでも」のプレッシャー
スマートフォンやインターネットの普及で、どこにいても仕事ができるようになりました。
その反面、社長や上司からは『いつでも仕事を振れる』状態になります。
「いつでも、どこでも」仕事とつながりそうな感じがプレッシャーも生まれています。
インターネットのつながりも知らぬ間に仕事のストレスを与えています。
もたらす影響
ワークライフバランスが崩れる
効率化によって得られるはずの自由な時間が、結局新しい仕事に取られてしまい、仕事とプライベートのバランスが取りにくくなります。
創造性や深い思考の機会が減る
効率化ばかりを追い求めると、スピードが求められるようになります。
じっくりと物事を考える余裕がなくなってしまいます。
解決方法はないかな
結局なところは仕事はがないと生きていけません。
簡単ではありますが、私は下記のようことを意識して仕事しています。
できるだけタスクをTodoリストに
大量のタスクを溜まると頭が回らなくなります。
タスクを一旦Todoリストに入れることによって、一つのタスクを集中できるようになります。
※Slackの「あとで」機能をリマインダーつけてTodoリストとして使ってます。
適切な休憩をとる
タスク間に短い休憩を入れることで、脳をリフレッシュし、次のタスクへの集中力を高めることができます。
最後に
デジタル技術が進歩して、私たちの生活は便利になったはずなのに、なぜかが逆に忙しさが増しているという現状があります。
効率化が進んでいる中で、私たちの時間の使い方や働くことの価値について、社会全体で見直す時がどこかで来ているのかもしれません。
いつかもう少し楽になるといいな〜