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【台湾駐在ワーママ会】ワーママの味方!航空会社の「キッズサポートサービス」とは

「台湾駐在ワーママ会」のいちみなです。
今回は航空会社の「キッズサポートサービス」のご紹介です。

目次

  1. 長期休み、さて、どうする?

  2. キッズサポートサービスとは

  3. キッズサポートサービスのある航空会社(日本⇔台湾路線)

  4. JAL

  5. ANA

  6. チャイナエアライン

  7. エバー航空

  8. スターラックス

  9. キャセイパシフィック

  10. 実際に利用してみて

長期休み、さて、どうする?

夏休み、冬休み、そして春休み・・・
子供の長期休みは1年のうちに何度も何度もやってきます。
そのたびにワーママ駐在員の間で問題になるのが
「今回の休み、台湾に残す?日本に帰す?」ということ。
休みの間も学童はあるのですが
普段よりも時間が短縮されていたり
学童が1週間休みの期間があったりするので
「長期休みをどう乗り切るか」は
ワーママ駐在員にとって、最も悩ましい問題のひとつです。

我が家の場合、夫が日本にいるので
長期休みになると飛行機に乗せて帰国させるのですが
このときに大変お世話になっているのが
航空会社のキッズサポートサービス です。

キッズサポートサービスとは

このサービスは、
「出発空港と到着空港にそれぞれ見送り・出迎えの人がいれば
航空会社のスタッフさんが
チェックインカウンターから子供を預かってくれて
到着空港で、出迎えの人に引き渡すまで付き添ってくれるサービス」
です。
(※ 飛行機の中での付き添いはありません)

1965年夏にJALの東京空港支店(現:羽田空港)で
「ちびっ子VIPサービス」(※当時の名称)がスタートしたのが最初だとか。
ANAも1967年から「ジュニアパイロット」制をスタート。

航空会社によって呼び方が違ったり、むしろ決まった呼び方がなかったりするのですが
ここでは便宜上「キッズサポート」と総称させていただきます。
日本⇔台湾路線の間で、キッズサポートを提供している
主な航空会社は以下のとおりです。

キッズサポートサービスのある航空会社(日本⇔台湾路線)

JAL

🌟JAL 5歳以上12歳未満のお子さまの一人旅https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/support/child/#age_gte05-lt12

・対象:5歳~11歳
・運賃:小児運賃利用不可、適用可能な大人運賃が適用される
・必要書類:誓約書(要署名)
・目的地(乗継地点)での引き合わせ:身分証明書提示、誓約書への署名
・乗り継ぎがある場合:制約あり(予約時に要確認)
・費用:無料

ANA

🌟ANAジュニアパイロット
https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/reservation/support/international/kids/

・対象:5歳~11歳(1人で搭乗の場合、ANAジュニアパイロット利用必須)
・運賃:小児運賃利用不可、適用可能な大人運賃が適用される
・必要書類:申込書・同意書(要署名)
・目的地(乗継地点)での引き合わせ:身分証明書提示、誓約書への署名
・乗り継ぎがある場合:1泊を伴う乗り継ぎ便は利用不可
・その他:ANAジュニアパイロット専用ホルダーを必ず首から下げること
・費用:無料

チャイナエアライン

🌟チャイナエアライン 同伴者なしの未成年者向けのサービス

https://www.china-airlines.com/jp/jp/fly/prepare-for-the-fly/special-assistance/other-special-needs

・対象:5歳~11歳
・運賃:小児運賃利用不可、適用可能な大人運賃が適用される
・必要書類:「同伴者なしの未成年者の運搬に関する同意書」、身分証、同伴者のいない未成年者との関係を証明する書類(住民票写しなど)
・目的地(乗継地点)での引き合わせ:記載なし
・乗り継ぎがある場合:制約あり(搭乗者が各航空会社に要確認)
・費用:無料

エバー航空

🌟エバー航空 お子様1人旅

https://www.evaair.com/ja-jp/fly-prepare/special-assistance-and-inquiry/unaccompanied-minors/

・対象:5歳~12歳
   (8~12歳はビジネスクラスも利用可)
・運賃:1人旅のお子様に適用される運賃の航空券(または差額支払)
・必要書類:出発・到着場所での連絡先を記載
・目的地(乗継地点)での引き合わせ:記載なし
・乗り継ぎがある場合:4時間を超える乗り継ぎ/ストップオーバーが含まれる場合、保護者が、ストップオーバー/乗り継ぎ地点での出迎え者または次の便に搭乗するまでお子様の世話ができる方を手配する必要あり
・費用:無料
・備考:VIPラウンジ利用対象者の場合、ロンドン/アムステルダム/サンフランシスコ空港のVIPラウンジは利用不可、ミールクーポンで代替

スターラックス

🌟スターラックス お子様一人旅

https://www.starlux-airlines.com/ja-JP/booking/passenger/unaccompanied-minors

・対象:5歳~11歳(1人で搭乗の場合、利用必須)
   (8~11歳はビジネスクラス、ファーストクラスも利用可)
・運賃:1人旅のお子様に適用される運賃の航空券(または差額支払)
・必要書類:出発予定時刻の48時間前までに「お子様一人旅のオンライン申込書」から申し込み
・目的地(乗継地点)での引き合わせ:記載なし
・乗り継ぎがある場合:乗り継ぎ時間が3時間を超える旅程、または乗り継ぎ便が他の空港から出発する旅程では利用不可
・費用:1区間あたり USD50(※ アジア圏内)

キャセイパシフィック

🌟キャセイパシフィック お子様の単独旅行
https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/prepare-trip/help-for-assengers/travelling-with-children/unaccompanied-minors.html

・対象:6歳~11歳(「お子様の単独旅行」の登録が必要)
・運賃:小児運賃適用可
・必要情報:
  出発空港での付き添い人(大人)のフルネーム
  到着空港での付き添い人(大人)のフルネーム
  出発地、到着地での連絡先情報(携帯電話番号)
  ※ 書面での提出は必要なし
・目的地(乗継地点)での引き合わせ可否:記載なし
・乗り継ぎがある場合:乗り継ぎ時間は5時間以内、他社との乗り継ぎ不可
・費用:1区間あたり500香港ドル/65USドル必要(日本・台湾間)

実際に利用してみて

我が家は、息子が渡航したのが2023年の6月。
渡航1か月後の夏休みに日本に帰るときに
上記の某社の「キッズサポートサービス」を利用してみました。

キッズサポートを利用。自分が乗る飛行機のカウンターを確認中。

・本当にチェックインカウンターから預かってくれる
・息子の荷物はスタッフさんが責任持って管理してくれる
・親はチェックインカウンターで預けたらそれでOK
 (希望があれば保安検査前までは同行可能)
・日本で出迎える人には事前に「〇時〇分到着予定ですので
 〇時までには空港にお越しください」と
 電話がかかってくるきめ細かさ
・たまたま上位クラスの席が空いていたようで
 なんと ファーストクラスに座らせてもらえた

という至れり尽くせりぶり。
それ以来息子は長期休みになると
「あ、キッズサポートで帰るからいいよ」
と、自らキッズサポートで帰ることを選択してくれます。
ありがたい・・・。

というわけで、もしお子さんの気持ち的に
1人で飛行機乗るのが大丈夫そうであれば
キッズサポートサービス、とってもおすすめです。

by いちみな@静岡/台湾/北京 https://note.com/ichimina/

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