見出し画像

【バトン企画】#心に残るあのエピソードをあなたへ 時を超える楽曲

教育仲間の松下友香さんからバトンいただきました。

松下友香さんは学校の先生。僕たちにとって受け取ってあたりまえに感じてしまう公教育を支えてくださっている方です。けれども、ご存じの方も多いかもしれませんが、いま公教育はお一人おひとりの先生たちに負担が重くのしかかっています。その先生たちの支えがなければ、日本の教育は、もっというと日本そのものでしょうね、は潰れてしまいます。

感謝せざるを得ません。とてもとても、足むけて寝られない状況です。

松下友香さんは、そんな中でもクリエイティブさを磨かれ続けています。小説を書いたり、詩を詠んだり、企画を立案して実行したり・・、こんなクリエイティブな先生に教わる教え子さんたちはとても恵まれたご縁をおもちだな、と感じています。

さてそんな松下友香さんの記事にいいねを押すと、たまに「20年前にお会いしてみたかったですね」?みたいなリアクションが出てきます。ごめんなさい、うろ覚えです。


僕は30年前の話をしたいと思います。

歴史的にもまれな、日本社会のひとつのピークでしたよね。経済的にはとても豊かな時代でした。世界中のほとんどの人が手にすることのできないような高い服に身を包み、戦争の遠くて犯罪の少ない清潔な街を闊歩し、こぞって日本に来訪する世界屈指のオーケストラや名画たちを鑑賞し、世界の食材から成る料理に舌づつを打ち、人びとは富を贅の限り尽くしていました。

J-POPも隆盛期を迎えていて、毎月のようにミリオンセラーが生まれ、カラオケは爆発的に拡大、B'zやZARD、DREAMS COME TRUE、CHAGE&ASKAや米米CLUB、槇原敬之、LINDBERGといったバンドの楽曲が流行っていました。全体的に肯定的な感情を基調とした楽曲が多かった印象です。

僕はその影響を全身で受け、ウォークマンを肌身離さず四六時中、音楽を聴いていました。またレコード店、CDショップによく訪れ、いろいろな楽曲をあさり、週末は友達とカラオケです。

それを30年経った今ふり返り、どんな曲に最も感動したかを思い浮かべると、すこし意外なのですが、この楽曲でした。

この曲にはぶっ飛びましたね。初めて聴いたとき、全身に鳥肌が立ちました。たった15秒だか30秒だかなのですが録画したものをくり返しくり返し何度も聴いて、メロディ、声、醸し出される雰囲気、ちょっとこの世のものとは思えない楽曲を味わいました。(正確にはこのcm・動画じゃなくて、なんか空港で飛行機がブーンと去っていって、ストールだかマフラーだかを綺麗に巻いている物さびしそうな女性が映し出されるのだったのですが、そのcm・動画は見つかりませんでした・・。たしか93年の秋冬でした)

そして当時、この楽曲が誰のだかわからなかったです。友達やいろんな人に訊いて、「そんなcmあったぁ?」とか言われ結局だれも知らず、なかば諦めながら家族に訊いたら、母親が知ってました。Carpentersじゃない?って。

兄妹からなるバンドであること、兄のリチャードのピアノがとても美しいこと、妹のカレンの歌声が高く評価されていること、そしてカレンが拒食症で亡くなったことも聞きました。

名前がわかったので、そこからはCarpentersのCDさがしです。信じてもらえないでしょうけど、全然売ってなかった。タワレコとか行けばあったのかもしれませんが、その辺のCDショップにはまったく置いてなかった(当時は雨後の筍みたいにCDショップが乱立していました、中古含めてですけど)。

それから2年、石田壱成、香取慎吾、反町隆史、河井我聞、桜井幸子、浜崎あゆみ、谷原章介らの出る(なんたるキャスト力しかも野島伸司)「未成年」というドラマでCarpentersの青春の輝きが出ると同時に、アルバム販売。そこでやっと手にできました。

・・という記事を書くにあたって、調べていたらこんなサイトを見つけました。

完全に手のひらの上で踊らされてたんですね。・・まあ楽曲を存分に味わい、いろんな経験や思い出にきれいに添えられたからいっか。

When I was young
I’d listen to the radio
Waitin' for my favorite songs
When they played I’d sing along
It made me smile

若かった頃 ラジオを聴いて
好きな曲が流れるのを待ってた
その曲が流れると
一緒に口ずさんで
笑顔になれた

Those were such happy times
And not so long ago
How I wondered where they’d gone
But they’re back again
just like a long lost friend
All the songs I loved so well

それはとても幸せな時間だった
それほど昔には感じない
どこかに消えてしまったと思っていたけど
また戻ってきたの
まるで懐かしい友達のように
みんな大好きだった曲たち

Every sha-la-la-la
Every wo-o-wo-o
Still shines
Every shing-a-ling-a-ling
That they’re startin' to sing's
So fine

すべての「シャラララ」が
すべての「ウォウ・ウォウ」が
まだ輝いてる
すべての「シンガ・リンガ・リン」が
また歌い始めてる すごく素敵

When they get to the part
Where he’s breakin' her heart
It can really make me cry
Just like before
It’s yesterday once more

曲があの部分にさしかかる
彼が彼女の心を傷つけるところ
そこでまた泣いてしまう
あの頃のように
過ぎし日々よ もう一度

https://www.worldfolksong.com/popular/yesterday-once-more.html



さて、ありがた迷惑かもしれませんが、このバトンをSuzuki Takeshiさんにお渡ししたいと思います。

Suzukiさんは理科の先生です。そしてオンラインレッスンをしたり、猪ハンターになったり、農家になったり、里山資本主義実践家だったり、毎日更新するnoterだったり・・いったい何者なのでしょう?!

彼の記事の中で僕が特に好きなのは

クリティカル・シンキングが大切だと言われて久しいですが、どうしてそうなのかを強く感じさせてくれる記事です。そしてもうひとつ

いいですね。最高です。音楽性の近さを勝手に感じています。ちなみに僕は昔バンドマンで、ブルハをさんざん歌ってました。リンダリンダは永久の名曲です。

ということで、Suzukiさんよろしくおねがいしますっ!


・・ルールの最新の記事載っけてなかった。最新はコチラ!



★企画について~バトンのつなぎ方~★

※期間は 9月30日(金)まで です

1.記事を書いてほしいとnoterさんから指名=バトンが届きます。
2.バトンが回ってきたら「心に残るあのエピソードをあなたへ」の記事を書いてください。
3.noteを書いたら、次にバトンを渡すnoterさんを指名してください。指名したことがわかるように、指名するnoterさんの一番最新のnoteをシェアしてください。※指名するnoterさんは、最大2名まで。
4.チェーンナーさんの下記の記事を埋め込んで下さい。

★バトンリレーに参加しないときは・・・

1.バトンをもらったけど、noteを書きたくない、という方は、バトンをチェーンナーさんにお返しください。
方法①「チェーンナーさんに返します」というnoteを書いて、上記の記事を埋め込んでください。チェーンナーさんが「心に残るあのエピソードをあなたへ」を書いてくださいます。
方法②上記のチェーンナーさんの記事のコメントで「バトンを返します」とお書きください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?