たいたけ

脱成長×教育×個性。心の底から受けてほしい教育をさがして25年。 平凡な道をひたすら歩…

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脱成長×教育×個性。心の底から受けてほしい教育をさがして25年。 平凡な道をひたすら歩む。いたずら好きな一児の父。

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    たいたけのささやかなチャレンジへの道のりを記しています。

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    学校に行けない/行かない人、支援する人に向けた記事です。

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    佐藤学先生の提唱する「学びの共同体」を参考に、自由度の高い民間教育で収益をなかば放棄し挑戦してみました。対話を促す環境・コンテンツ、時計や仕切りのない時空間、関係性のあり方等を意識し構築・運営していました。

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脱成長社会における教育の新しいかたち

 あなたは教育や仕事、仕事を通して見えてきた社会で違和感につかまったことがありますか?ハッキリとした肯定でもなく、ハッキリとした否定でもなく、今いる場所がいつもいる場所であるのに、なぜか場違いの場所に立ってしまったかのような感覚。直立しているはずなのにフラフラとする、めまいのするような感覚・・  僕はそんな違和感に2010年代の後半につかまりました。僕は学習塾を営んできたのですが、それの失敗しているときではなく、かえって成功しているときでした。周りからは良い塾と言われる、評

¥1,000
    • 祖母が大往生し、高知で数日過ごしていました。少なくない親戚にお会いし、多くの話を聞きました。歴史はずっと紡がれつづけているのだと感じました、そうですね、この瞬間にも。

      • 先日、Suzuki Takeshiさん(https://note.com/suzukinoko)の畑にお邪魔しました。画像は僕が耕運機を扱わせてもらっている写真です。畑をもちたいと考えているので、とても良い学びになりました。

        • 現在、note低浮上中で、もうすこししたら復帰予定です。最近はスウェーデンボルグを読んでいます。あとyoutubeチャンネルを、別のところで、霊性寄りで再始動してみました。ご興味ある方はよろしくお願いします🙇 https://youtu.be/1FX6IuYxKI8

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        脱成長社会における教育の新しいかたち

        ¥1,000
        • 祖母が大往生し、高知で数日過ごしていました。少なくない親戚にお会いし、多くの話を聞きました。歴史はずっと紡がれつづけているのだと感じました、そうですね、この瞬間にも。

        • 先日、Suzuki Takeshiさん(https://note.com/suzukinoko)の畑にお邪魔しました。画像は僕が耕運機を扱わせてもらっている写真です。畑をもちたいと考えているので、とても良い学びになりました。

        • 現在、note低浮上中で、もうすこししたら復帰予定です。最近はスウェーデンボルグを読んでいます。あとyoutubeチャンネルを、別のところで、霊性寄りで再始動してみました。ご興味ある方はよろしくお願いします🙇 https://youtu.be/1FX6IuYxKI8

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        • 子育てエッセイ
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        • 新しい教育プログラムに向かって
          13本
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        記事

          ほんとうの自分になる幸せ coffee break 5

          ほんとうの自分を目指すというお話です。 幸せにお金はいらなかった <第5問+>で、こんなことをおっしゃる女性がいらっしゃいました。 自分の心を征服し、ほんとうの自分になる。 ではどうやって、ほんとうの自分になるのか。これは難しい問いです。 色々なアプローチがあるのだと思いますが、そのひとつの参考として、十牛図のご紹介をさせていただきました。 ご覧になったことのある方や、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、禅宗の修行を始める方の読むべき書物がいくつかあり、そのうち

          ほんとうの自分になる幸せ coffee break 5

          幸せにお金はいらなかった <第5問+>

          幸せにお金がいらないかどうか。結論はお金≠幸せです。 世界幸福度報告と関連書籍を通して、幸福度を上げ下げする要因がなにかを見ていきます。幸福度を上げる要因にお金が関係ないのであれば、お金なしで幸せになれる!という道筋を見つけにいく内容です。 世界幸福度ランキング上において、日本は全体の中ごろに位置しています。その日本と上位のデンマーク、アイスランド、コスタリカ、メキシコとを比較して見ていきます。 スコアそのものは、カントリル・ラダー(cantril ladder)によっ

          幸せにお金はいらなかった <第5問+>

          データで見るお金があれば幸せ? <第5問>

          お金さえあれば幸せなのかどうかを、データから客観的に見ることにチャレンジしました。例えば、年収300~500万円の30代世帯は、資産が増えても生活満足度が上がらないという気になるデータがありました。そんなことについて考える内容となっています。 「満足度・生活の質に関する調査」に関する第4次報告書というレポートがあって、そちらを中心に見ます。 世帯年収と生活満足度の関係 世帯金融資産と生活満足度の関係 お金が増えれば増えるほど生活満足度は上がっていくのですが、右端の層に

          データで見るお金があれば幸せ? <第5問>

          お金の減る社会で僕たちは coffee break 4

          世界の人口は1700年代の産業革命以降、ずっと増えつづけています。1950年から2050年までは爆発的に増加しています。 けれども1968年ごろには増加率の減速が見られ、増加率は減速の一途です。2080年代に世界の人口はピークを打ち、その後どうなるか、で意見は分かれるところですが、僕は、減少すると思っています。 修正ロジスティック曲線を、日本人だけでなく、地球全体の人類も、描くと考えています。根拠はいたって単純で、世界で1番目と2番目に多い、インドと中国との人口が減少に転

          お金の減る社会で僕たちは coffee break 4

          お母さんに見てほしい脱成長社会に向けた今からできる教育 coffee break 3+

          脱成長社会は、時間の流れがゆっくりになったり、感性がより開かれ「満たされている」と感じる機会が増えていくかもしれません。経済的には成長から脱してしまいますが、悪いことばかりではないのです。 経済成長は主に、人口増加とエネルギー消費によって、推進力を得てきました。しかし人口増加がとまり、エネルギー消費がSDGsなどにより抑制された場合、鈍化せざるを得ません。加速しつづけてきたビジネスも減速をやむなくされるかもしれません。 そんな未来に向けて、子どもたちにどんな教育をすればい

          お母さんに見てほしい脱成長社会に向けた今からできる教育 coffee break 3+

          お父さんに見てほしい 脱成長社会に向けた 今からできる教育 coffee break 3

          脱成長社会の兆しはあちらこちらにあるのですが、この回でそのご共有は終わりにしようと思っています。重かったですよね(苦笑) 日本は1995年がターニングポイントでした。もう30年前のことです。 1995年から民間最終消費支出(僕たち国民の使うお金の総額)がほとんど増えなくなりました。 なぜかというと、生産年齢人口(よく生産してよく消費する15〜64歳の人たち)が1995年から減少し始めたためです。以前、近代の経済成長の半分は人口増加によるものだとご共有しました。なので人口

          お父さんに見てほしい 脱成長社会に向けた 今からできる教育 coffee break 3

          勉強中.. … …. YouTube内での流入を増やしたいため、サムネイルやタイトルをこれから色々実験してみます。お見苦しいところあれば教えてください。基本方針はぶらさず(トレンドではない脱成長×教育をテーマ)に3ヶ月以上は取り組みつづけます。

          勉強中.. … …. YouTube内での流入を増やしたいため、サムネイルやタイトルをこれから色々実験してみます。お見苦しいところあれば教えてください。基本方針はぶらさず(トレンドではない脱成長×教育をテーマ)に3ヶ月以上は取り組みつづけます。

          脱成長ってどんな? なんで脱成長? coffee break 2

          僕がなぜ脱成長の探究をしているかというと、子どもたちの教育に欠かせないものだと思っているからです。さらには、欠かせないにも関わらず、僕の理解がほぼまったく及んでいないためです。 日本はこれから経験をしたことのない、人口「急減」社会を経験します。100年にわたって、人口は減りつづけることが決まっています。当然、経済も収縮するでしょう。あちこちでそれに関連した問題が発生するでしょう。僕たちは、人類が経験したことのない人口「急減」という大きな問題にぶつかります。 そんな問題に生

          脱成長ってどんな? なんで脱成長? coffee break 2

          そう言えば脱成長してますよね coffee break 1

          僕は脱成長について調べ始めて4年近くになるのですが、最近、あらためて脱成長について検索してみると、なんか過去形になっていてビックリしました。新しい記事や動画はほとんど見られませんし、あったとしても脱成長ブームって何だったの?みたいな、ふり返りとして扱われています(もちろんふり返りは大事)。 僕は脱成長を、過去から現在、未来にわたって起こりつづける数百年単位の、一人の人生から見ると相当気の長い現象だと思っています。この意識のズレになる原因はおそらく当時取り上げられた脱成長論は

          そう言えば脱成長してますよね coffee break 1

          第4問 「加速と減速」

           僕たちや僕たちのいる世界は徐々に減速しています。それは「僕たちの減速」や「減速の風景」で見てきました。  でも、本当に減速しているのか?むしろ加速しているようにしか感じないのだけれど・・と思われた、仕事をしている方にはしっくりこない内容だったかもしれません。それもそのはずで、僕たちや僕たちのいる世界は加速しています。世界の一人当たりの生産性は増加し、増加幅は大きくなりつつあります。  おそらくは1700年のころに比べて、今の方がずっと忙しいでしょう。ビジネスは日に日に忙

          第4問 「加速と減速」

          第3問 「減速の風景」について

           みなさん、僕のつたないyoutubeチャンネルをご覧いただき、本当にありがとうございます。150人以上の方にお越しいただいているようです。感謝です。  第2問で僕たち自身の身体や価値観の変化が減速しているということをお伝えしたのですが、第3問は「減速の風景」では僕たち自身の身のまわりが減速しているのを見てきたかもしれませんよ、という内容になっています。  今回の内容はやさしく、ゆるさのあるつくりになっています。また今回からBGMを差し込んでみたり、AIの音声を含めてみた

          第3問 「減速の風景」について

          第2問 「僕たちの減速」について

          youtubeの2つ目にアップした「僕たちの減速」についてご紹介させてください。 前回、「地球の有限性」で感じていたことなのですが、なぜ人は増えることをやめたのでしょう?もちろん今も人は増えつづけているのですが、増加率は日に日に下がっています。未来には増加率がマイナス(すなわち人口減少)に転じる予想もされています。 ロジスティック曲線の考えに従えば、資源がなくなる(環境容量に近づく、あるいは超えてしまう)からですが、具体的に人に大きな影響を与える資源(例えば石油とか石炭と

          第2問 「僕たちの減速」について