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お金の減る社会で僕たちは coffee break 4

世界の人口は1700年代の産業革命以降、ずっと増えつづけています。1950年から2050年までは爆発的に増加しています。

国連OUR WORLD IN DATA よりたいたけ作成

けれども1968年ごろには増加率の減速が見られ、増加率は減速の一途です。2080年代に世界の人口はピークを打ち、その後どうなるか、で意見は分かれるところですが、僕は、減少すると思っています。

修正ロジスティック曲線を、日本人だけでなく、地球全体の人類も、描くと考えています。根拠はいたって単純で、世界で1番目と2番目に多い、インドと中国との人口が減少に転じることが予測されているためです。

国連 よりたいたけ作成

この延長線上にある考え方としては、「脱成長しよう!」と脱成長論を唱える人たちがいたとしても、僕は「脱成長しよう!」ではなく、「日本はすでに脱成長しているよ」、「世界全体も脱成長する可能性が高いですよ」と言いたいです。


さて日本は、世界に先んじて、脱成長を経験しています。それは悪い面もあるでしょうが、良い面もあるのではないでしょうか。

悪い面とは、経済成長できないという面で、日本は明治維新以降、これまでずっとこの面を見てきました。これからもその面を見つづけることはできますが、報われにくくなるでしょう。

良い面とは、経済成長ではない面です。例えば経済成長のためには、科学信仰とも呼べる科学主義がはびこりやすかったですが、経済成長を達成した今の日本社会では、科学主義が後退します。そこに20世紀に封印されていった霊性(スピリチュアル)の復活があるのだと思います。

霊性は一例に過ぎず、感性も例に挙がるかもしれません。文化人類学者がフィールドワークで古代からほぼ変わらない暮らしぶりをしている人たちのところに行くと、そこに暮らす人たちに見えるものが、学者には見えなかったりします。この違いに、感性の磨かれているあるなしが隠されているかもしれません。

極端にいうと、機動戦士ガンダムのニュータイプみたいな、覚醒する人が出てきてもおかしくないな、と僕は感じています。

話がちょっとそれてしまいました。

今回は脱成長する、お金の増えない、お金の減っていく社会に生きていくとはどんなことなのかを考えた内容になっています。


今回からCanvaで、サムネイルを作ってみることにしました。今回のサムネイルは、妻に見せたら、超ダメ出しされたデザインなのですが、そのまま公開しました。

暗中模索の状態ですが、デザインに力を入れていきたいなと思っています。早くセンスを磨きたいなぁ・・。やっぱり感性が・・


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