「くらし」と海景(雑記)
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、「海景」という作品群があります。
こういった海と空とだけの写真がずらっと並びます。ひとつ一つを見ているとそのうち、なんだかぼんやりしてきます。もやもやしているものに覆われたような・・
「海景」をずっと見つづけていると温泉にのぼせたみたいに、いい感じにふわふわとしてきます。そしてなにがなんだか、だんだんとわからなくなっていきます。虚無感とでも言ったらいいでしょうか。いえ、ちょっと違いますね。
「海景」を通して、僕たちはなにか渾然とした世界に「ふれる」のかもしれません。いったいなにに「ふれる」というのか。それは次回、一説、見てみたいと思います。
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