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【感想】人事の超プロが本音で明かすアフターコロナの年収基準
この本が伝えたいこと
未曾有の苦境のなかで懸命に働くビジネスパーソンのみなさんに、楽しく仕事をして、豊かな人生を歩んで欲しい。それが私の願いです
まとめ
これからの時代は、会社や世の中に「安定」を求めることはできません。
ビジネスパーソンとしての「安定」は自分自身に求めるしかないのです。
年収を上げるには「答えのない仕事」に取り組むしかありません。誰がやっても同じ、答えのわかってる仕事には、高い値段はつかないのです。
あなただけが生み出せる価値をつくり、あなた自身の価値を高めていきましょう。仕事や社会、自分自身を客観的に見て、楽しく仕事をして、豊かな人生を歩みましょう
どんな道を選んだとしても、リスクはあります。だったら、自分が本当にやりたいことを選んで、覚悟を持って突き進むことがベストな選択肢になるのではないでしょうか。
転職を成功させるには、
年収ではなく、「自分が本当にやりたいこと」を優先することです。年収を下げてでも自分がやりたいことをするのが、実は転職を成功させる最善の方法なのです。
「お金」だけが目的の転職は、まず成功しません。それどころか「年収」を目的化すると道を誤ります。
楽しいとは
手に入れるのは時間がかかるけれど、「ずっとやっていたいと思うこと」。没頭して何時間でも、やり続けていたいと思うこと。
目標は
目標は「どこに行っても通用する人材」
どこに行っても通用する力=「辞める力」を持てば、上司にも堂々と意見がいえるようになり、自分が信じる仕事、やるべきと思う仕事を主張できるようになります。それで成果を出せば、評価は一気に跳ね上がり、年収もアップするものです。
自分の仕事を定義しよう
これからの働き方として、もうひとつ大事なポイントは、自分は「何屋さん」なのかをハッキリと定義することです。
所感
やりたいことを優先して仕事にする・選ぶことによって、仕事が楽しくなる。楽しければ長く続くし、そこで成果が出れば自然と年収もよくなる。
楽しいと楽は別。楽しい方を選ぶ。
仮に複数選択肢があった場合に「年収」ではなく「やりたいこと」を重視した方が良い。やりたいことであれば長く続けられるだろう。「好きこそ物の上手なれ」という諺がある。「やりたいことができている」こと自体が強みになる。
嫌なことを仕事にして高い給料を得ていると、辛いしストレスになる。
私の体験としては、いつしかストレスが身体に症状として出るようになり、メンタルクリニックに通うことになった。
そこまでして、お金や地位を得ることになんの意味があるのか。
その域に到達するまでは、年収は非常に大切だと思っていた。家族の生活もよくなるし、老後も安心だろうと思っていた。
しかし違っていた。仕事が楽しくて、そこである一定以上の収入が得られていて、ワークライフバランスがあれば十分という認識に変わった。
とはいえ、ローンとかあると年収の下限ラインが決まってしまうことにも注意が必要に思う。下限ラインを身の丈以上に引き上げることは避けた方がいい。後戻りができなくなる。
他にもキラキラしてる企業や安定企業に就職しようとすることも同義。そこにやりたいことがあれば良いが、ないのなら選ぶべきではない。
最優先事項は「やりたいこと」
「やりたいこと」で成果を出し続けること。
その結果、どこでも通用する人材になることが理想だ。
そのためには、時にはやりたくないこともやらなければならないし
自身の弱みを克服していくことも必要になるだろう。
ところで、やりたいことってなんでしょうか?
それが分からない場合はどうしたらいいのでしょうか。