【合格】AWS ソリューション アーキテクト アソシエイト
今月(2020/11)にAWS ソリューション アーキテクト アソシエイト(AWS Certified Solutions Architect – Associate)を受験し合格しました。(AWS SAA-C02)
AWS ソリューション アーキテクト アソシエイトとは
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験は、AWS における分散システムの可用性、コスト効率、高耐障害性およびスケーラビリティの設計に関する 1 年以上の実務経験を持つソリューションアーキテクト担当者を対象としています。
AWS認定資格の登竜門的な立ち位置になっているようです。実務経験を重視している設問ばかりで構成されております。実務をしている方であれば少ない準備あるいは準備なしで取得可能と思います。
しかしながら、ググってわかったのですがAWS未経験でも十分取得可能な資格という位置のようです。この資格を足掛かりにして他の資格を取りに行く方が多いように見受けられます。
取得背景
私はSREのマネージャ(EM)をしております。そこそこプレイングしているEMです。
実務でAWSを何年も利用していますが、直近だとkubernetesが主体になっています。AWSがっつり毎日使っているわけではありません。
チーム内で「AWS SAAを取得する」と宣言していたエンジニアがいるのですが一向に受験する気配がない。過去に社内のエンジニアが受験し不合格だった。こんな状況だったのでどんなものか試しに受験しました。
準備期間
2週間程度
準備したこと
1. 書籍を1周。
2. 模擬試験受験&復習
以下を購入しました。数個試験問題を試していずれも合格ラインだったため、あまり熱心に利用しませんでした。
ただし、以下のことが得られたのでよかったです。
* 未経験のサービスを知る機会
* 試験の時間配分(毎回40分以上余裕があった)
* 問題文の独特な言い回し(たぶん英語の翻訳だから?)
私はsnowballを知らなかったので良い機会になりました。
3. AWSで業務で利用経験がないサービスの学習
準備期間の大半はこのフェーズに費やしています。「2.」 で未経験のサービスをAWSの各サービスにある「よくある質問」を読解して理解を深める。
試験会場
テストセンターを利用した。
マスク着用必須です。
試験時間が2時間以上あります。ずっと着用しててもストレスにならないマスクを選択するのが大事です。
試験
40分程度時間が余りました。念の為時間ギリギリまで気になったところを見直して終了にしました。どの設問の回答も変更しませんでした。
気になった問題は後で再確認可能です。よくわからないところは時間をかけ過ぎずに後で確認すると良さそうです。
改善案
受験後に知ったのですが、以下の書籍の方が基本がよくまとまっておりましたので、こっちで勉強した方が良かったかなと思いました。
BlackBeltについて
BlackBeltで学習したというレビューを見かけましたが、実務で各サービスの経験があるようでしたら、見なくても良いかと思いました。私は見なかったです。
書籍について
様々なAWS資格対策書籍のレビューにも記載がありますが、書籍の勉強だけでは予備知識・経験がないと合格できなさそうです。
一番良いのは実務で触れることですが、難しい方にはAWSには無料枠があります。積極的に活用してハンズオンで慣れた方が圧倒的に習得が早いです。
模擬試験について
試験のための学習になりそうな印象を受けた。これに頼り過ぎずに自力のスキルを高めた方が良いだろう。試験には合格したが相応の実力が伴わないという事態が怖い。
感想
実務経験を重視した試験問題になっているため、実務経験がある方であれば準備不要でも十分合格できると思いました。
不安な方は、確度を高めるには模擬試験を受けると良いかもしれません。
受験宣言しているメンバーは十分スキルがあるので、早く受験すればいいのにと思います。