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【感想】自分を信じる力

どのような考えを持って取り組んできたのかを知りたいと思い、手に取った。

学んだこと

この書籍を通して学んだことは・・・

* 自分を変えられるのは自分だけだ。
* 自分を信じなければ、変われない。
* 自分を許してあげなければ、変われない。
* 変わるためには、リスクを取る。そのための判断軸。

自分を本当に変えられるのは自分だけだ。変えられないものを嘆くより、自分が変わるのが一番の解決策だ。だから、まず自分にできることは何かを考える。「自分で変えられること」と「変えられないこと」を整理する。変えられないことを思い悩んでも仕方がない。今自分ができることに力を注ぐ。大事なのは、まず自分にベクトルを向けることだ。

後悔しない選択は何か(引用)

難しい選択を迫られたときには、常にこの「何をあきらめたら一番後悔するか」という問いを判断の基準にしてきた。
人生を左右する大事な選択を迫られたときこそ、周囲の意見や世間の考え方に惑わされることがある。だが大事な選択こそシンプルに「後悔しないかどうか」だけで決断する。

実現のために(引用)・・

好きであることが継続の最大の原動力になり、自分らしい生き方を見つける契機となる

「好き」という下支えと「目標」という高みは、継続していく大きな力となる

所感:キャリアで考える

リスクをとらなけば、リターンは得られない。

実現したい目標がない状態だった。仕事の中で状況に応じて課題を解決いくなかで成果とともにキャリアがどんどん変わっていった。そこに意志はあったはずだが、浮動的な状態で場当たり的だった。目指すキャリアに向かっているものではなかった。

仕事は私の中ではひと段落した感覚があったため、外に新しい機会を求めた。しかし、今後何をしていきたいのか、目標や展望がない状態であった。幅広く経験しすぎたことが仇となり、絞れなくなっていた。

いくつか話を聞いた上で、面白そうだと思った道を選んだが結果として、甲斐を感じられずに、ハードワークをし続けていく中で、体調を崩しメンタルがやられて通院することとなり、やがて早期退職することとなってしまった。心が折れてしまった。

回顧するなかで、何がだめだったのか。思料し続ける日々だった。そんななかで書籍が目に止まり即購入して読んでみた。

◆決断

外に新しい機会を求めたこと自体は後悔していない。
チャレンジした結果、失ったものは計り知れないが、得られた経験や自己理解が深まった。当時のまま、現状維持を選んでいたら、悶々と生活をしていたに違いない。

しかしながら、書籍で語られているように明確な判断軸が当時の私にはなかった。そして、後の意思決定にも・・・この判断軸のなさが影響してしまう。私にもっとも欠けている部分である。

◆気づいたこと

すでに起こってしまった過去は変えられない。コントロールできないことをいつまでも考えていても仕方ない。これからどうするかを考えることが大切だ。

ポジティブに考えれば、今回の経験(失敗)から多くの貴重なことを学んだ。

自身のキャリアとして少なくとも現時点では目指すべきではない(ちょっと前までは憧れていた)選択肢が明確になった。身を削るような、激しい痛みを伴う経験をしたことで、見えてきた世界がある。

◆これから

もちろん実現できる保証はどこにもない。
だが、期限を決めてやれるだけのことはやってみようと思う。

トライすることで違った世界が見えてきて、目標が変わってもいいのだ。

いつ終わりかも分からない一度だけの人生なのだから・・。

私自身、高校生の頃に交通事故に遭い、九死に一生を得た。
救急車の中で意識が遠のく中、「終わった」と思ったことを思い出す。

そう、今、生きているのだ。

だったら最大限リスクをとって、チャレンジした方が人生楽しいだろう。

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