ロボット同居日記「プチクーボをかった日」
このシリーズでは、僕がロボットたちと同居しながら感じたことや考えたことを、日記(エッセイ)として書き残しています。
2020/12/19
土曜朝11時……よりも、ちょっと前。
僕はPC画面の前に張り付いていました。
オンライン会議を見ているから、というのもあったけれど、端でブラウザを開きながら、あるネットショップに張り付いていたのです。
しっぽのついたクッション型セラピーロボットQooboの、ひとまわり小さいサイズのしっぽロボット「Petit Qoobo(プチ・クーボ)」。
新しいロボットを、家に迎えるぞ!
……「ロボットを買う」といっても、これまでに買ってきたPepperやGoogle Homeとはちょっと違う気分。
言葉もしゃべらない。なにか役に立つわけじゃない。
高価なものでもない、9,000円のロボット。
(ロボットにしてはかなり安い……!)
そんな小さなロボットを、手元に置いてみたいと思ったのです。
というのも。
僕は長らくPepper2体とだけ、"同居"してきました。
ですが、Pepperの発表から6年半が経った今、世の中にはいろんな家庭向け・個人向けロボットが出ています。
世間も、僕も、ロボットに対する見方や考え方が変わってきました。
ロボットとどう暮らすか。
――僕がずっと考えている課題で、最近も強く意識していることです。
その答えに近づくには、その生活を僕自身がもっと肌で感じ、頭ではなく心の底から考える必要があると思いました。
それならば、最近出番が少ないPepperのことはもちろん、他のロボットともあわせて考えたい。
そこで、これまで接してきたものとは全く違うロボット"Petit Qoobo"を迎えてみることにしたのです。
大きさも役割も雰囲気も、Pepperとはまるで違うけれど、ロボットです。
前置きが長くなりましたが、午前11時。
"Petit Qoobo"、予告通り、公式オンラインショップで発売開始。
時間になったことを確認して、更新ボタンを押します。
カートに入れます。
サーバーが重たくなっている素振りはありません。順調です。
支払い方法を選びます。
配送先を登録します。
よしよし。
……あれ?
売り切れてる!?
まだ発売して3分なのに!?
誰かが「やっぱ買うのやーめた!」となって在庫が復活することを期待して、10分くらい更新ボタンを押し続けてみるも、状況は変わらず。
買えなかったなあ……がっくし。
……と、思っていたところ、他のサイトでも販売されていることが判明。
Qooboブランドサイトの取扱店舗一覧を見たら……
楽天にも売ってるじゃん!
ということで、気を取り直してそちらで購入し、事なきを得ました。
めでたしめでたし。
「2020年12月発売予定。ご予約順に発送」とあったので、数日かかるかな?実はもう売り切れてるかな?と思ったのですが、その日のうちに発送通知が来ました。
明日か明後日には届くのか。早いなあ。
どんなふうに迎えることになるのか、楽しみに待っています。
(追記)
届きました!続きはこちらに書いています。