ディアブロ母ちゃん

90年代後半

当時は子供のおもちゃにまつわるもので
様々な群雄割拠がおこなわれていた。

当時小学校1年生の頃
ポケモン・デジモンなど
今でも発売されているタイトルのゲームが
初めて発売されたときだ

当時の子供たちがポケモンに夢中の中

ぼくはもちろんゲームを買ってもらえなかった。

理由は目が悪くなるからダメだと

友達がポケモンのゲームを楽しそうにしているのをずっと

眺めてた

そして、うちの母がゲームをはじめた

『ディアブロ』だった

ディアブロは96年にアメリカのBLIZZARD社より発売された
PCのゲームだった。

当時はPCを周囲で使っている人がおらず

学校の先生もパソコンをあまりしらない

そんな立ち位置だった

そんな中いきなりはじめた母のディアブロ

ゲームの内容としては中世のヨーロッパの世界観で

戦士、弓使い、魔法使いからプレイヤーを選択し

モンスターを倒す話だ

表現がなかなかリアルで、プレイヤーが負けて死ぬとき

断末魔の叫びがでる

当時はこれがかなり怖かった。

同級生がポケモンなど可愛いキャラを集めたりしている中

我が家では母がゾンビを倒しボスを倒していたりしていた

友達がポケモンの話している中

僕はディアブロの話しかできなかった

友だちと話しが全然かみ合わず

ちょっぴり寂しい思いもした

けれども今となっては懐かしい思い出だ

そんな母は20数年たった今

ポケモンにハマっている

僕よりポケモンが詳しくなっている

もっと早く夢中になってほしかった

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