メンヘラの生き残りのための兵法。仮 第三 謀攻
そもそも、病気になる前に、気が付いて対処したら、問題はない。
また治療をしても、民間療法とか食事療法で治れば、良いし。
治療に「犠牲」を払うのを前提にするのは、「善の善なる者に非ず」なのであります。
これは治療者の患者へのアプローチ論としても言える。
未病段階で、予防出来たら、良し。
もっというのは、普段からの養生と用心で、不調を見かけたら、言葉かけで防止出来たらベストだし。
投薬や精神療法とかは、ほぼ「その次は、武力を使って攻めることである。」と言える。
「下策は、城を攻めることである。」
ては、入院治療とか、電気ショックとか激烈な方法で、治療できても、その損耗は激しいので、治っても人生が旨く行かず犯罪に走る・自死するとかなれば、そりゃ意味ね~は!だよね。
まず「予兆」や不調を良く見て、早く手を打つのが、優れた「治療者」なんですよね。
当事者も、それができる医療者か如何か?製薬会社の郎党のような投薬ばかりの医者がどうか見極める観点になります。
また当事者は「病」を飼いならす{発達障害とか生得的な者}や鬱とかの発症するタイプのものあるが、それを治療するにしても、それで自分の心や生活を豊かにするような方策を為せるのが、ベストであるのでしょうね。
病状がきつい場合は、旨い事「避ける」ことも肝心になります。
また「引きこもり」ってのは、当事者の周りに理解者が少ない・皆無なので、心身を守るために「引きこもり」って形で「少なければ則ち之を逃れ、若かざれば則ち能く之を避く。{少なければ逃げ、かなわないと思ったら最初から戦わない。}」てことを実行しているのですよね。
「故に小敵の堅は大敵の擒なり。」
て、のは、鬱なり心身が不調で動けないのに、無理をして働く・学校に行くのは、まさに「病・障害」の擒~虜になって、犯罪に走るか自死してしまいます。
軍政を知らない君主が、将軍の軍政に干渉すれば、将兵は迷う。
用兵を知らない君主が、将軍の用兵に干渉すれば、将兵は疑う。
全軍が迷い疑えば、諸侯はこの隙を見て反乱を起す。これを自ら軍を乱して勝ちを失うという。
まさに、当事者の状況を無視・軽視した治療や復帰策は、当事者の治療者や医療への惑いや疑いの元になり、そうなると、当事者の犯罪者化・自死等、当事者・関係者・医療者の損害になるのです。
当事者の状況
社会の状況
経済力や生活力
周囲との関係
医療者と当事者と関係者が信頼関係
それをよくわかる者が、回復して生活できるのです。
自分のことしか知らない。病の事、薬の事しか知らない。片方だけでも知ってても、意味が無いし、ましてや自分の事すら知ろうとしないと救いようがない。
もっと言うと曹操が注釈で
「自分だけ知って、他者を敵を知らない?そんなのも何も知らんのと同じだは」
と書いている。
曹操に言わせたら、専門バカは馬鹿と同義語なのでしょう。
用兵・軍事でも、総合的な知見や知性や人格が必要なのです。
まして、人殺しならぬ、人活かしの医療や、自分を活かすための「治療・復帰策」は、当然に総合的な知見や知識が不可欠になります。
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