中々難しいけど、正しいよね。簡易でも容易ではない。まあ、でも参考になる。
上記文抜粋
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タケセンの身体の歩み。 病弱からの脱出、他者と競わない身体強化=合気道日本一にも勝ってしまいビックリ!
わたしは、幼少時より病気がちで、幼稚園児のときには、肝臓病で40日間寝た切りになり、小学5年生からは胃潰瘍で、中学1年生からは十二指腸潰瘍になり、虎ノ門病院通いでした。
毎日、かならず2時間くらい苦しく気持ちが悪い日が続きました。自分でも工夫して身体を治し、強くするための努力を重ねて、学習も30分~40分くらいで休息、それを3回ほど繰り返す方法を取りました。
短時間で運動もし、中1の時からは、近所(神田須田町の家の周り)を10分間ほど走ることを続け(それで390名中の3位になり、駅伝選手に選ばれ、運動部でない生徒が代表になったのは学校始まって以来といわれました)、腕立てと腹筋をテレビのCMの時にやりました。
20歳の時に偶然に図書館で見つけた導引術の本に載っていた呼吸法と潰瘍を治す簡単な運動を始め、1か月かからずに驚くほど改善しました。
ずっと通い続けた虎ノ門病院での定期的なレントゲン検査で、潰瘍が治っている(傷が塞がっている)ことが分かり、ようやく長い闘病生活は終わりましたが、それ以降も、無理をすると再発するので、気を付けて、自分のペースで(他者とは競わない)運動を続け、
驚くことに、40代のとき、かみさんの従弟で、合気道日本一になった20代の自衛官と相撲(四つに組んでの押し相撲)して勝ってしまいました。2戦して2勝。競うから身体が強くなるのではなく、自分でスポーツ医学やトレーニング科学の本を読み、基本に忠実にマイペースで行うことが何より大切なことが実証されたわけです。それ以降、ずっと相撲無敗伝説!を続けています(笑)。あと半年で70歳なので、もう無理でしょうが。
それを子どもたちに分かるように写真で説明したのが、以下のA4のコラボです。いま弱い子も(身体も学習も)諦めずに続けることが大切です。他者と比較せずに、繰り返しが何よりです。
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抜粋終わり
中国武術の李洛能とか、そういう人のことを想起します。
>戴の元に入門した最初の2年は、李の習ったものは僅かに五行拳第一行目の金行劈拳と、連環拳の半路のみだったといわれている。だが李はこれに不平も洩らさず練成し続け、戴の母親にその人格と努力を認められたことを切っ掛けに、戴から手厚い指導を受け、10年の修練の末大成し心意拳の全伝を授けられた。
でも、なかなかに難しいけど。
>40代のとき、かみさんの従弟で、合気道日本一になった20代の自衛官と相撲(四つに組んでの押し相撲)して勝ってしまいました。2戦して2勝。競うから身体が強くなるのではなく、自分でスポーツ医学やトレーニング科学の本を読み、基本に忠実にマイペースで行うことが何より大切なことが実証されたわけです。
孫禄堂が、尚雲祥の「崩拳」の直撃を、フラと躱した。ってすごい話があるけど。
まさに「柔化の法」を図らずも、自得してたみたいな武田さん。
参考 太極拳の「剛」と「柔」 (1) ∽太極拳の武術面における探求
まあ、それでも「ある程度の身体の強さと運」があってこそだが、意外と武田さんよりも壮健で幸運でも、そういう「柔の効能」「不争の徳」に気づかずに、無理をして損ねる人が多い。
結構参考になります。