もう、戻ってこれないところに来た西側の民主主義の崩壊。
より
上記文抜粋
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ミンスク合意は時間稼ぎ ( by メルケル) &不可逆性
今週は、米のジャネット・イエレンとEUがしかけた、ロシア産原油にプライス・キャップを課すとかいう、馬鹿騒ぎが現実になる週で、実際その体制は施行された。
世紀の馬鹿だろうという考えに変わりはない。
そんな中、週の後半になってふいに、メルケルがドイツで行ったインタビューにがぜん注目が集まった。
だそうなわけですよ。
ミンスク合意は、2014年2月のクーデター後にキエフ政権とドンバス2州で軍事紛争が起こった処理として2014年9月と2015年2月に結ばれたもの。
最初のは、キエフ政権がドンバスを攻撃したことをOSCEが仲介して止めることが主意。しかし停戦できずにキエフ政権とドンバス2州が戦って、基本的にドンバス2州がキエフ政権側の勢力(ウクライナ人だけでなくNATOの兵隊がいたと考えられている)を包囲して、落ちそうになった。つまり、ドンバス側が勝ちそうで、キエフ/NATOが「対テロ戦争」とかいうフザケタ名前をつけて市民を虐殺してにもかかわらず主たる戦力が包囲されて負けそうになってた。
そこで、大慌ての西側が合意の形成を求めて、ミンスク2の合意となった。この時「大活躍」したのがメルケル。
それによって停戦して、ドンバス2州とキエフ政権が話し合って共存の道を開くというのが合意の精神で、具体的には東部と西部は何やっても一貫して異なる結果を出してるんだから、ロシア語禁止とかやってないで、両者に自治権を強くもたせた連邦制にしたらいいだろう、という構想だった。
そしてこの方針は国連安保理に出され、全会一致で採択された。
国連安保理の直前、2015 年 2 月 12 日には、当時ノルマンディー4と呼ばれていた、ドイツ、フランス、ウクライナ、ロシアが集まって、上記のミンスク合意を支持する宣言を行った。
http://en.kremlin.ru/events/president/news/47664
ということで、ドイツにはミンスク合意の誠実な履行を促す義務があった。
にもかかわらず、時間稼ぎでしたとゲロってしまうメルケルは一体何者なのだろうかと、私としてはこっちに驚く。
馬鹿というより、幼稚な人なんだろうと思うな。才気がない、鈍いタイプだとは知ってたけど、さらにその上をいっていた。
チェンバレンのような、という人もいるけど、チェンバレンはしかし、時間稼ぎでしたなんて言わなかったでしょう。
本当はそういう発案であったとしても言わないし、実際、先のことは誰にもわからないところはあるわけだから、仮に聞かれても、そうなる可能性があったことは当時からわかっていた、しかし、私は自分の判断として平和にかけた、ぐらいのことを言うんじゃなかろうか。これは100%嘘ではない。一寸先のことは実際わからないから。
今の西側首脳は本当に幼稚だ。1940年代の人たちは悪人だったが、自分たちの正当性を担保していく狡さはとびぬけてあった。今は悪人で、かつ、幼稚。
■ ミンスク合意2の頃の話し
ミンスク合意については西側はほとんど報道していないので、どうして合意に至ったか、などということの分析など、夢のまた夢。
冷静に考えれば、独仏首脳がなんのかんのとミンスクまで来て真剣に合意しているというのは、普通ではないでしょ。普通でないのは、上述した通り、NATO側が負けてたからなんです。それで、びっくりしてロシアに駆け込んで、要するに体面を作ってもらったといってもいい。
西側主流メディアが報道しなくてもロシア・メディアはしてたし、情報が錯そうしっぱなしだったので、より多くの一般人が書いて論評して喧嘩していたものだった。したがって、逆に記憶が強まったとも言えるでしょう。
覚えているアメリカ人、スコット・リッターが手短にそこに言及している動画を発見。
■ 耐えた8年、用意の8年
逆にいえば、ロシア側は、ドンバス2州にキエフ政権だかNATOだか知らないけどなんせ西側の兵士を叩かせて、そのままキエフまで進軍する、という方作もなくはなかった。
むしろドンバス2州の活気あふれる将兵はそうしたかったかもしれない。
ちなみになんでドンバス2州がそんなに強かったかというと、多くの人はロシアが支援してたからという理由を取りたがるけど、それだけではないと思う。多分、ドンバス2州の将兵の多くは、むしろウクライナ国軍の将兵だったからというのが最も大きいのではなかろうか、と私は思ってる。軍組織ってそう簡単にできない。
つまり、2014年のクーデター政権に反対してた人はドンバスにしかないのではなくて、ウクライナ全体にそういう人はいたし動きもあった(特にハリコフ、オデッサ)。ウクライナ軍は海軍はクリミアであっという間にロシア軍に集団投降しちゃった。陸の方も崩れて、クーデーターのすぐ後に、キエフ政権はソ連時代からの将校などを解任してた。だから、このいわば旧軍が叛旗を翻していたと考えるとドンバス2州の民兵集団がごく短期間にしっかりしていた理由の1つ(大きな1つ)になるのではないのか、と思うわけだす。
だがしかし、ロシアはそれを止めて、西側というか独仏を主体とした欧州との間で平和的解決を目指した。これはまったく嘘じゃない。
だがしかし、欧州を信じない人も多く、また、実際そのそぶりもないことから、長らく、プーチンはドンバスを見捨てた~という声が根強かった。ここは、前から書いている通り、プーチン政権にとって最もつらい時期だったと思う。やったら勝てるから余計に、なんでやらないんだ、という声が強まる。
ロシアのエスタブは、一連の戦闘で勝った後どうなるのかを考えた。NATO関係者はもう何年も前から入り込んでいるわけだし、どこでどんな勝ち方をしようがプロパガンダでロシアがいきなりウクライナを襲ったというストーリーにするぐらい朝飯前の西側(8年後事実そうなった)とどう対峙するのか、経済的にもつのか、ロシアのユニティーにとってどうなるのか、といったことを勘案した。
今現在のユーラシアの団結を見れば、ナチと非ナチ化の枠組みという今後に向けた枠組み作りがここまで進展したことを考えれば、そして新しいミサイル防衛網、誰にも止められないミサイルの数々のお披露目という事態を前にすれば、当然のことながらロシアが指をくわえて、平和が来ないかしらと待っていたわけではないことは誰でもわかる。その意味でプーチン政権の判断が誤りだったわけでは全然ない。
NATO東方拡大問題の話しもした、ABM条約の話しもした、そしてそれに対する対応策としての現在のロシア軍の強さのお披露目もした。
また、西側のトリッキーな歴史認識ナラティブの分解もやった。
我々はこの戦いを制して生き延びるという決意を示すことで、ロシアのユニティーを支え、逆にはロシア以外の世界の人への真実の目覚めを呼び掛けた、みたいな感じでしょうか。
しかし他方で、その陰で、もっと早くになんとかできたかもしれないのに、という思いを持つ人たちは大勢いる。事実としてドンバスの人たちに耐えさせたともいえる。
プーチンが今言っている、もっと早くに欧米の態度を見定めて、特殊作戦を始めた方がよかったのかもしれない、というのはその人たちへのごめんなさいみたいなものかと思う。
■ 不可逆性
冗談じゃないほど大きな変化が起きているなと私は思ってるわけです。
もちろん、目につくのは誰にも止められないミサイルを持った全球対応型の防衛網なわけですが、それ以上に大きいのは、しつこく書いてる通り、アメリカ覇権のナラティブ管理が崩壊していることだと思う。
こうなってしまうと、例えば、トランプ程度の人が出て来て、まったくこまったレフトだ、WEFだ、我々はプーチンとも習近平とも是々非々でやっていくのへちまだのと言ってもまったく足らない。
西側は嘘ばっかり言ってるし、その嘘が嘘を呼んで機能不全に陥るばかりの中で、そんなことを言ったところで、現物の交易は盛んであってもそれ以上の信用は得られないと思う。
ウルトラCとして、フランクリン・ルーズベルトとヘンリー・ウォレスが並んで、これからは「The Century of the Common Man(普通の人々の世紀)」だ、とか言い出してみて初めて釣り合うかもしれないぐらいの何かじゃないのかな。
もちろんそんなことは起こらないんだけど、それぐらいしないとアメリカの威信、プレステージは回復しないぐらいの事態だ、と言いたいわけです。
「ディープ・ステート」が嫌いまくって民主党の代表選挙に介入してまで振り落としたFDR政権のWW2時代の副大統領ヘンリー・ウォレス。
だがしかし、「ディープ・ステート」が選んだのは、こっちの方針だった、と。
■ オマケ
プーチンの直接のコメント。
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抜粋終わり
日本人は、最初から信用がない「天皇」を崇拝する家畜ですは・・・
ともわれ、西側の体制は、もう不可逆的に、崩壊しかない。
宗純さんも同意見。
より
上記文抜粋
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ソ連崩壊など子供だましに見える規模の、驚天動地の大変革(グレート・リセット 資本主義全般の全面崩壊)の予感
ツイッターがちょっとウィキリークス化し、イーロン・マスクお墨付きの社内文書「Twitterファイル」でTwitter社内で民主党員の削除要請を優先的に受理しバイデンの息子の汚職を隠していた実態が発覚」なら、
典型的な猫だましの赤いニシンで、イーロンマスク暗殺ではなく、予測されるのは、不可解で不気味な日本の「消えた弾丸」の安倍殺しで入念に予行演習(事前の練習)した謀略事件である。
それでは、本物の「本番の暗殺騒ぎ」とは、
居眠りバイデンと馬鹿息子のハンター。ついでに評判が悪すぎる刑務所ビジネスのカマラ・ハリスの三人同時暗殺こそが何よりも危惧され、「筋書き」としては日本の「消えた弾丸」安倍殺しとは逆の順番。思いっきり、ウクライナのネオナチ親衛隊テロリストとのズブズブの関係が暴かれた後で、「見せしめ」として衛星中継で世界中に公開処刑が行なわれる様を見せつけるケネディ暗殺の豪華版の「居眠りバイデン暗殺」。今のマスコミ総がかりの反日カルト「統一協会」とズブズブの与党自民党バッシングと同じ仕組みなのですから、間違いなく我々一般市民の全員が拍手喝采で大喜びする。
ソ連崩壊など子供だましに見える驚天動地の大変革(グレート・リセット)の予感がします。資本主義が目の前で音を立てて崩壊するのですが、嬉しいような恐ろしいような。何しろ、主導するのは正体不明のリベラル独裁とかポピュリズム右翼など、何を考えているかが不明の胡乱な連中なのですから一寸先は闇
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抜粋終わり
私もノートで似たようなことを占断して書きました
なんだろうね。
そんな感じです。
天皇の無い 蒼い空を取り戻す