知らん間にナチスに成ってたのが、西側。っていうか潜在的にナチスになりやすいのが西欧。
より
上記文抜粋
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USはドイツの対ソ戦争を引き継いだ by Philip Agee(1991年)
長いこと、「冷戦って要するに、ナチその2の時代だったんです」といったことを書いてきた私ですが、ふとしたところで、まさにその通りのことを言っていたアメリカ人を発見した。
元CIAのオフィサーのPhilip Ageeという人。
フィリップは、アメリカはドイツのソ連に対する戦争を引き継いだんだ、
The US took over the German war against the Soviet Union
と言ってる。
この動画は1991年に録画され、1995年にアメリカのローカルTVで放映されたものみたいだ。Youtubeにあがってた。
Hunted by the 'Jackals' - FMR CIA Case Officer & Whistleblower, Philip Agee (1995) - Part 1 of 2
https://www.youtube.com/watch?v=nvZQa0hkfgw
Hunted by the 'Jackals' - FMR CIA Case Officer & Whistleblower, Philip Agee (1995) - Part 2 of 2
https://www.youtube.com/watch?v=BfeOF0tiPPE
ドイツの戦争を引き継いたんだ、の話はパート2の33分あたりから。
右翼の過激派(right wing extremism)を調べていくうちにナチに行き当たって、1920年、30年、40年代のファシスト、ナチの動きが続いているということに気付いた、と。
アメリカは戦後、SSとか戦犯を使ってソ連に対する戦争をしていた。これはドイツの戦争をアメリカが引き継いだもの。
しかしドイツのと違って戦場で兵隊使ってやってるのではなくて、undercover(スパイ活動などの秘密の)でやる、それが冷戦。そしてCIAが最も重要な機関だった、と。
そしてどうしてこうなったかというと、といって1945年春の局面を説明するのだが、その前に、バルト諸国から東ヨーロッパ、ベラルーシ、ウクライナにはナチに協力していた人たちがたくさんいた、そこら中にファシストがいた、ドイツがSS、外国組織を作っていた、そして現地人を殺していたのはドイツというよりこれらの現地人だったんだという状況を説明。
そして、それらのファシストはその時にだけ作られていたわけではなく、ボルシェビキの革命の後、ウクライナ人などがパリに集められて20年代トレーニングされ、それがナチに入って行く、と。
1941年6月にドイツがソ連を攻めていく時の先頭にいたのはそれらの人々。
そして、1945年になるとドイツが退却、ソ連の勝利が目前となり、それらの人々は難民となり、各地で、大部分はドイツでキャンプができた。USはそこで、人々をリクルートして組織した。
そこでの鍵になる人物は、ゲーレン。ヒトラーの諜報オフィサー。このラインハルト・ゲーレンをアメリカが採用。その後ゲーレンがドイツに帰り、いわゆる「ゲーレン機関」ができる。するとゲーレンがそこで、上述したかつてのファシスト仲間を採用しはじめる。
ゲーレンはそれらの人々を採用してトレーニングして、ソ連圏になっていた国々に工作を目的として送り返す。経済活動に支障をきたすようなことを起こし、東側の経済より西側が優れていることを示すのだとかいっていた。そういうパラミリタリー(準軍事、民兵)の活動を10年やっていた。各国を取り仕切ることはできなくても騒乱は起こる。50年代のベルリン、ポーランドのポズナンの騒乱、56年のハンガリーなど。
そうやっていって、CIAのラジオ局にはファシストだの戦犯だのという人々が集まるようになっていった。パラミリタリーの活動が終わったのはハンガリー動乱の後。ここで米軍がやらないことにした。しかし、政治的活動は残った。
で、Ageeさんのこの時点での問題意識として、戦後世界各地に政府を作ったけど、ファシスト的、ファシスト・スタイルのものがいっぱいある。これはこの流れの延長なんじゃないかとの危惧を示して、さらにいろんな例示を語ってる。
■ 30年前にチャンスはあった
結果的に、これって、最近文書開示された、1949年にCIAがウクライナにおける過激派を支援して騒動を起こしたという詳しい文書は正しかった、というか、知ってる人は知ってたということですね。
https://www.cia.gov/readingroom/docs/STUDIES IN INTELLIGENCE NAZI - RELATED ARTICLES_0015.pdf
もとよりゲーレン機関については、昔から知ってる人はみんな知ってるというもの。
ゲーレン関係の文書開示は2000年代に入ってからだったと思われる。National Security Archive(有名な文書保管機関)のアーカイブとしては2005年。
おそらく2001年、元ナチと取引しておりましたという大量の情報が出たのが大きな出来事だったのだろうと思われる。
また、フィリップの描く1945年は、カナダの副首相というポジションにいるフリーランドのお爺さんの話とまったく同じ。このお爺さんは、ポーランド南部でナチのために働いていた人で、1945年にナチの撤退にあわせてドイツ南部に行って、そこでカナダへの移住の道が開けた。
ジョージ・ソロスはハンガリーの現地ナチが恋しい人。
リトアニアの冷戦後の政治首脳にも、昔お前の手は血だらけだっただろうという人がいるようで、何年か前ベラルーシと論争になっていた。ベラルーシで大量殺人に手を染めていた人たちの一番弟子みたいな人だったと思う。場所が場所だけに、ベラルーシが持っていた情報は結構重要だったのかもしれない。
ロシア外務省のザハロワさんが、ウクライナのナチは戦犯逃れと西側支援の産物ときっぱり言ってましたが、実にまったく嘘じゃない。
■ やっと終わったと思ったのに
で、どうしてこういう話しが90年代前半に出てきたのかというと、ソ連の人はその頃苦労しているわけだけど、そんなことはわかってないアメリカ人の、軍とか諜報の一部の人たちは、単純に、このへんな冷戦が終わって本当によかったと思ってたから、と言っていいでしょう。
前にも書いたけど、実際この手の、今なら言えるけど実は、といった話は他にもあった。本で読んだんじゃなくて、私はそんな記事やら本があったことを覚えている。
また、NATO組織がヨーロッパ各地で不正工作を働いていた、いわゆるグラディオ作戦関連も冷戦が終わったから出た。これもまた、各国でおかしいおかしいと思っていた人がいたからこそ出てきたわけでしょ。そして、そのきっかけとなったイタリア人たちの証言を、BBCが丁寧に字幕をつけて放映していた。今では到底考えられないこと。
その後、NATOを東方に拡大することを模索しはじめ、冷戦が終わってよかったという話しはひっくり返り、その後の30年近い不幸な時代が始まったということなのでしょう。
日本の中で90年代中盤に唐突に出てきた歴史認識がどうしたこうしたという右派の台頭も同じ話の極東編ですね。
で、結局、こんなことになる、と。
マジで、ゲーレンを拾わなかったら、あるいは、ハンガリー動乱のところでCIAのパラミリタリーがご法度になったところで考え直していれば、さらにさらに、ともあれ終わったのだからと90年代に踏ん張っていれば、犯罪者メンタリティーの人々をこれほど多数「仲間」にせずに済んだことでしょう。
ディープステート集団って、自己評価が高いようだけど、阿呆だと思う。
日本もまったく同様。WACLの追及はまだ始まってもいない。
そしてプロパガンダが残った (4):官製デマクラシー
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/9992ac6ba9fbb2fe669f106f7097d582
外務省肝入りのバンデラ・ウクライナ → 公式ナチ支援
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/138ac27234b5f0d0d584e7ffe00cdc16
■ オマケ
90年代とか2000年からまりまでのアメリカがとても懐かしい。今のそれはもう全然違うものになっていて、もはや取り返しがつくようには思われない。
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抜粋終わり
おなじラインハルトでも、天と地の差だな・・・
どうも、バチカン=カトリックは、極めてナチスと親和性が高いと思える。
天皇ってナチスが生きている日本は、天皇家がカトリックだしな。
あと、カトリックほど、宗教戦争で人を殺した宗教は無いと思う。
まずは、十字軍。それが終わるとプロテスタントと殺し合い。で、海外進出しても、奴隷商売に、虐殺を繰り返した。
で、挙句に前の大戦のときは、ナチスと組んで、東欧を強制改宗し、挙句に南米も当地の自立勢力派をCIAと組んでぶっ潰す。
まあ、人間の害虫ってのがバチカン。
天皇も、教皇も、一切責任を取らず、謝罪もしない。
てのも同じだ。
まあまず日本人は、天皇家を殺し尽くして 自立独立しましょう。
天皇の無い 蒼い空を取り戻す