仕事、やめさせられました(笑)
GW中に記事を書いてまた少し間が空いてしまいました。
本当だったら今までしてきた仕事について順番に書こうと思っていたのですが
つい先日、GW明けから勤めていた会社をクビになったので、取り急ぎそのことを書きます。
どこで働いていたの?
GW明けから自分が働いていたのはいわゆる技能実習生の監理団体と呼ばれるとこでした。
志望動機としては
・元々東南アジアに関わる仕事がしたいとずっと思っていたこと
・自分が海外旅行の際に現地の人たちに助けてもらった経験をもとに、今度は自分が日本に来る外国人の力になりたいと思ったこと
この二点でした。
そのため今回この仕事に就けたのは願ってもいないことでした。
仕事内容は?
どんなことをしていたの?
仕事の内容は多岐にわたっていましたが自分が経験した業務としては
・日本に来る実習生の空港への出迎え
・帰国する実習生を寮から空港まで送迎・チェックインの立ち合い
・日本企業と現地機関の実習生のZOOM面接
・入国前の語学力の進捗状況をZOOM面談で確認
・企業への監査・訪問指導同行
・実習生の病院への同行
・日常生活の手助け(寮のWi-Fi工事の立ち合いetc.)
etc..…
などなどパッと思い出せるのはこの辺ですかね。
仕事をしていて感じたこと
実習生の大半がベトナム人であとはフィリピン、インドネシア、ミャンマーといった感じでした。
もともと自分は東南アジアに関わりたいという気持ちが強かったため、彼らの生活を支援するのは全然苦ではありませんでした。
むしろ他の国の文化を知れたり、外国語が行き交う中にいるというのはとても楽しく感じました。
またフィリピンの実習生とは日本語がまだ苦手でも英語でコミュニケーションを取ることが出来、それが自分にとっても「外国に関わる仕事している」と感じさせてくれてモチベーションが上がりました。
ただ一点、残念に感じたのはタイ人がまったくいなかったということです。
数年前まではいたらしいのですがここ最近はまったくで上記のようにベトナムやフィリピンが圧倒的でした。
まぁこの点は仕方ないことですね、入社前にもっとしっかり確認しておくべきでした。
大変だったこと
とにかく覚えることが多い!
技能実習の制度や技能実習法、関係機関の名称、これらを覚えなければいけないため毎日頭の中はグルグルしていました。
自分のいたところは営業(現場)が三人おり、そのうち二人が教育係として自分についていたのですがこの二人がまったく違うタイプで、言うことが違っているのも地味にしんどかったです。
唯一教育係ではない上司が「気楽にやりゃあいいんだよ」と口癖のように言っており、これがわずかな救いでした。
退職の理由
今までの仕事は大体が人間関係や仕事内容に関することで自分から辞めていました。
ここ数年は「本当にやりたいのはこれじゃないんだよなぁ、東南アジアに関わることがしたいんだよなぁ」と考えることが常で、退職の理由にもそれが大きく関係していました。
ですが今回はその「東南アジアに関わる」仕事。
自分から辞めたいと思うことは一度もありませんでした。
正直覚えることが多く、業務も多忙だったことからついていけるか不安になることは多々ありましたが「辞めたい」と思うことはありませんでした。
ではなぜ辞めたのか…
それは上にも書いたようにとにかく覚えることが多く、また教育係からのプレッシャーもあり精神的に少し疲れが出て6月の前半に三日ほど休んでしまいました。
そして休み明け出勤し、心機一転頑張ろうと思っていた矢先に理事長から喫茶店に呼び出され
「心身ともに健康でないとこの仕事はできない」
「今の君をウチの会社で働かせるわけにはいかない」
「来週の予定とかもあるだろうけど、今日が最後の勤務になる」
とのお達しがありました。
正直そんな予感もしていたのでさほど驚きはしませんでした。
ちなみにその瞬間思っていたことは
「まじかぁ、来週からどうしよっかなぁ」
「星乃珈琲のコーヒーってえらい苦くね?」
この二点でした。
その後
事務所に戻るとすでに理事長から話を聞いた上司や同僚が声をかけてくれました。
驚く人や突然の退社を惜しむ人、そういった人に対しては本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
唯一悲しかったのは教育係をしてくれていたうちの一人から
「退職届書いてパソコンと社用携帯初期化したら、帰っていいですよ。いてもやることないでしょ。」
と言い放たれたことでした。
まぁこういうところが苦手だったから自分も少し体調を崩したのかもしれませんね。
最後に
この話をされたのが金曜日で私は何だか釈然としないまま土日を過ごしていました。
「いくらなんでもいきなりすぎるなー」
「給料日割り分じゃ少ないよな」
「これ、不当解雇じゃない?」
そう思い週明け人生初の労働基準監督署(労基)に相談に行きました。
労基の職員さんは話を真剣に聞いてくれ、メモもしっかり記録してくれていました。
が、ある瞬間その手がピタッと止まり
「.…退職届、書いちゃった?」と。
結論から言うと
・会社の退職のさせかたは充分不当解雇に値する。
・がしかし、退職届を出してしまうと退職届が「自分の意志で辞めますよ」という意思表示になり、不当解雇には該当しなくなる。
・おそらく会社もわかっており、この流れを作ったのでは。
ということでした。
まぁ要するに確認不足が招いた結果かなと。
だから皆さんももし会社から退職の話を切り出されたら絶対にすぐに退職届は書いたらダメですからね(笑)
適当に「家でちゃんと書いてきます」や「心の整理がついていないので少し時間をください」と言えるようにしておきましょう。
長くなってしまいましたがこれが最近会った退職にまつわる出来事です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。