【レポ】セトリ予想 2年ぶりのポルノライヴ「続・ポルノグラフィティ」
ポルノグラフィティとして約2年ぶりとなるライヴツアー「17thライヴサーキット 続・ポルノグラフィティ」。妄想は自由なのでセットリスト(セトリ)を予想してみます。
2018年の「しまなみロマンスポルノ」に始まり、同年の「16thツアー UNFADED」、そして2019年の20周年ライヴ「神VS神」と怒涛のライヴラッシュから2年。昭仁と晴一がそれぞれの「寄り道」をして再びポルノグラフィティとして戻ってくるライヴ。演奏、セトリ、演出・・・どれをとっても絶対ファンの息の根を止めてくるに違いない。
余談ですが、「続・ポルノグラフィティ」と見て、「ぞく・ポルノ~」ではなく「しょく・ポルノ~」と読んでしまうの何でやろう。続日本紀?
続・ポルノグラフィティ セトリ予想
曲数は不明なので、本編17曲+アンコール3曲の計20曲と仮定。
全体として①「進化し”続ける”ポルノグラフィティを魅せる」、②「みんなでこれからも”夢の続き”を一緒に歩いていこう」というメッセージがあるのではないかと思っている。
各曲解説
1 テーマソング:リリースしたばかりの爽やか応援シングル曲。今回のツアーのまさに「テーマソング」的位置づけだと思うので、本編ラストでの演奏が王道と思いつつ、1曲目にかましてくる気がする。きっと本来はコーラス部分(「フレー!フレー!」とか)で観客のコール&レスポンスが期待できるところ。観客と一緒にライヴを盛り上げることができるけど、声出しは感染対策で不可能なので、1曲目にあえて持ってくる。
この曲のラストが「胸は震えているか」という歌詞で曲自体がピタッと終わるので、曲の終わりと同時にツアータイトルが舞台のスクリーンに「バン!!」みたいなイメージ。きっとそうや。この演出をするためにこの終わり方にしたはず。間違いない。
2 今宵、月が見えずとも/Montage:「THE DAY」とか「メリッサ」とも迷った。ツアーでは一部の楽曲を日替わりにした2パターンのセトリが組まれることがあるが、その日替わり枠として。
1曲目終わりの静寂からグッとポルノワールドに引き込むには、ロック感の強いシングル曲で、かつイントロが印象的な曲がふさわしい。ポルノのアニソンはこういうシチュエーションが得意だと思っている。ポルノのアニソンの中でこの2曲は「THE DAY」「メリッサ」ほどは前面に出てきて来なかった気がするのでここで。
「今宵~」は自分を顧みながら遠くにいる人のことを想う曲。曲調や世界観からも、テーマソングからのつながりは悪くないと思う。「Montage」は深く読むと応援ソングにも思えてくる曲で、こちらもテーマソングからのつながりは悪くないのでは。
3 Mugen:初っ端から飛ばしすぎかなと思いつつ、1曲目と2曲目が超爆発的な曲ではないので、序盤で一発かます役として予想。ライヴ盛り上げ役と言えばギンギラギンのMugen先輩。陽キャから陰キャまで全員盛り上げさせる。「ネオメロ」と迷った。
4 空蝉:序盤3曲をシングルで固めたので、ここからマイナー曲もガンガンやっていく。ポルノの進化を魅せれるように、新旧様々な楽曲をやってくれるのではないかと。「空蝉」はテンポが曲の中で変動する曲。今のポルノがどう演奏するのか見てみたい。より洗練されたアレンジで魅せてくれそう。「UNFADED」ツアーでは同じようなテイストの曲「東京ランドスケープ」が演奏されて非常によかったので、その印象に引きずられている感は否めない。でも久しく披露してないよね‥?
5 AGAIN:5曲目かどうかはさておき、どこかで出てくると予想。なぜなら「IT'S A NEW ERA」と対応する曲のようだと感じているから。AGAINの解釈は割愛するけど、「守れなかった約束」というのがテーマの力強いバラード曲。あくまで一説だが、ポルノが2人体制になるときの決意の曲とも噂されていたり(曲のリリース自体は2014年)。「IT'S A ~」でも「約束」という言葉が出てきて、どこかリンクしていると僕の第六感が叫んでいる。
晴一節が効いている「分かるようで分からない世界観」があって、個人的にとても好きな曲。色々言うてるけど、とどのつまりライヴで聴かせてほしいという個人的願望。
6 EXIT:ポルノ随一の高音キーを誇る曲で、原曲キーで演奏されたことの方が少ない(のはず)。晴一と本間さんの最期の共作。前回の「REUNION」で「シスター」「ワンモアタイム」とポルノ史における節目となる曲を披露していたが、この曲も「本間さんからの親離れ」という節目を飾る曲の一つ。しばらくやってないので、リリース当時よりさらにのびやかになった昭仁の声で聴きたい。ポルノさん、しくよろです~(EXIT違い)。
7 MONSTER/バベルの風:この辺でMC挟んで、日替わり枠再び。どちらも疾走感のあるロックナンバー。ライヴ中盤に持っていくアクセル曲という位置づけ。MONSTERの場合原曲はいきなり曲が始まるので、イントロにアレンジがかかると思う。さすがに「迫リ来ル」はないよね(フラグ)。「バベル」は実はこれも「約束」という歌詞に引っ張られて選出した。「あの日交わした約束は永遠に続く」。ぴったりやん!!
8 極上ランディング:ファンがライヴで聴きたい曲(のはず)。こちらも疾走感のあるナンバーで、ライヴ中盤をしっかり盛り上げて加速させてくれるはず。「続・ポルノ」というツアータイトルを見た時、まずパッと浮かんだのがこの曲。「続」という文字に、「道」とか「走る」とか、そういうイメージが僕の中にあるようで。
9 まほろば〇△:ポルノのポルノな曲。独特の浮遊感があり、ベスト盤収録の新曲ながら、ファンから根強い人気がある。今の昭仁の表現力で聴いてみたい(n回目)。ちなみに読み方は「まほろばまるやま」。この枠「CLUB UNDERWORLD」と迷ったけど、「CLUB~」はゴリゴリ・ギラギラしすぎてるかなと思い、まほろばを。次の曲とのバランス的にもまほろばの方が合いそう。
10 カメレオン・レンズ:比較的最近の曲でオトナなポルノ。「まほろば」は比較的若いポルノな曲やけど、こっちはより芳醇な大人のかほり。初披露時から照明の演出を含めてライヴ映えすると有名。近年のポルノの代表曲でセトリを引き締める。
11 PRIME/グァバジュース:日替わり。こういう初期のざらざらした曲を一発ぶち込んできそう。初期曲であればあるほど、今のポルノの成長ぶりがわかりやすいと思うけど、実際は当時の音の作りこみとかが気になってうまくいかないのかなと想像したり。今風にアレンジするのかも。「PRIME」は「ミュージック・アワー」のカップリング曲、「グァバジュース」は2ndアルバム収録曲で、どちらもTama作曲。ちょっと狙いすぎかなあ…笑。
12 サウダージ(THE FIRST TAKE Ver.):絶対やる。MC挟んでこの曲はバンドをシンプルな構成にしてやる。TFTでのフィーチャーぶりは本人たちもうれしかったはず。ポルノにとって名刺代わりの曲でもあり、サウダージ自体はライヴでも定番曲やけど、「進化し続けるポルノ」を魅せるのにこれほどふさわしい曲はない。そこ、そもそもライヴ自体全部ファーストテイクみたいなもんやんとか言わない。今回は近年のライヴでお馴染み・昭仁単独の弾き語りはなしで、シンプルなアレンジでこの曲をやるのではないかと。
13 Centry Lovers:MC挟んで終盤へ。残念ながら感染対策から儀式ことBefore Centryはなし。もしくは新たな「儀式」が誕生するか・・・?いずれにせよ終盤の火付け役は十分果たせるはず。ここ「Mugen」「ネオメロ」と迷った。
14 Zombies are standing out:本人たちをして新機軸と言わしめるこの曲。新しめの曲のわりに、昭仁のソロライヴも含めてそこそこ演奏しているけど外せない気がした。文句なしで観客全員ゾンビと化す恐ろしい曲。聞きようによっては希望の曲にも聞こえるので、ツアータイトルにも合うのではないかと。
15 Let’s go to the answer:MC挟んでこの曲。ポルノの二人が30歳を迎えた時の曲。そこから更に15年以上経っているけど、「続」というツアータイトルにピッタリの曲だと思う。これがラストでもいいけど、次のハネウマ、IT'S A NEW ERAにつなげる方が流れがきれいかなと思ってここ。
16 ハネウマライダー:定番でもありつつ、「神VS神」「REUNION」で再認識したけど、この曲ただのお祭り曲じゃない。王道ラブソングのようで実は、ポルノの二人のことを歌っているようにも聞こえるし、ポルノとファンの繋がりを歌っているようにも聞こえる。曲自体の疾走感、これからも道は「続いていく」というイメージが沸くので、今回も披露される予想。タオル回しは可能なんややろうか。
17 IT'S A NEW ERA:本編ラスト。「テーマソング」のカップリング曲で、曲の世界観や思想はテーマソングと共通する、いわばもう一つのテーマソング。テーマソングが100万人のために歌われる歌だとしたら、こちらはファン向けの曲だと思う。「プリズム」「一雫」「ダイアリー」シリーズみたいなイメージ。ここまで書いておいて、「テーマソング」と「IT'S A ~」はやっぱり順番逆か?とか思い始めた。
EC1 プリズム:アンコールの火付け役には疾走感のあるこの曲。ファンへのメッセージ性もあるので興奮と感動で変になると思う。まだライヴで披露されたことがないので、ぜひやってほしい。対となる「一雫」は「REUNION」でやったので、ぜひ。
EC2 ミュージック・アワー/Hard days,Holy night:今回はしんみりアンコール(バラードとか)はなしと予想してアップテンポに吹っ切る。最後は楽しく帰りましょうという思いは変わらないはずなので、お祭り曲でアンコールを盛り上げる。「Hard days~」は12月公演のみかな。感染対策下でも変な踊りは許されるんじゃないかな。どうかな。
EC3 ジレンマ:アンコールと言えば、という曲だったが、最近は「ライラ」が演奏されることも多かった。直近「REUNION」ではアンコールラストを飾った曲で、今回もラストはやっぱりジレンマでしょう、となるのではないかなと。ただのお祭り騒ぎ曲ではなく、ポルノにとって初期からずっと大切にしてきた曲でもあるから、「続・ポルノ」の中では「これからも歩み続ける」という意思表示にもなるんじゃないかな。
次点候補たち
こんなん書き始めたらキリがないけど・・・?と思いつつ。「オニオンスープ」「グッドニュース」「なにはなくとも」みたいな、何気ない日常を温かく明るく歌う曲も入れたかったけど・・・曲数がもう少しあるなら中盤に入れられるかな。個人的な趣味で言えば、「CLUB UNDERWORLD」「空想科学少年」「IN THE DARK」「Fade away」などのアルバム曲も聴きたいけど、なんせ「お前の席ねえから!」とお互いに言い合っているくらい全楽曲が競っているもので・・・。
またライヴ定番の「アゲハ蝶」「アポロ」「オー!リバル」などの「絶対に盛り上がる曲」がどこまで入るか。直近「神VS神」や「REUNION」で結構メジャーなシングルはやり続けている印象があるので、あえて外してくるか・・・。「REUNION」は前回のライヴのテーマなので今回はないと予想。「あの時のための曲」という感じもするし。
我が推し曲「瞳の奥をのぞかせて」は残念ながら披露されないでしょう。ツアーのテーマとちょっと合わへんかなあ。いや、聴きたいけど。気持ちは1億%セトリに入れたい。でも大人は現実を見ないといけない。
また昭仁のソロ曲「光あれ」「Shaft of Light」「その先の光へ」(僕称:光の3部作)は、あくまでソロ活動の範囲なので演らないのではないかなと。近年恒例の昭仁の弾き語りもないと予想してます。
ツアー完走を祈って
振り返ると思いのほかゴリゴリハイカロリーな強めのセトリになってしまいました。まあ妄想なんで。いよいよ9月25日からライヴ開催。コロナに負けず12月まで無事に完走することを祈って。