【旅レポ】はじめての九州(福岡ひとり旅)
2024年は色んなところに行きたいなと思っていまして、新年一発目に福岡へ行ってきました。いいね、有言実行。
有言実行というか、主な目的は(もちろん?)ミュージカルなわけですが、九州に降り立つのは実は初めてだったので、旅行としても楽しみにしていました。そんな旅行記録です。
一幕(1日目)
いっぱい美味しいもの食べるかも…!と思い、まずは移動前に早朝ジムへ。旅行の日だろうと、いつものルーティンはできるだけ崩したくない。
Overture
一応体を動かした後に、博多行きの新幹線へ。
東京方面(というか東京)はここ数年何度も行ってますが、西へ行くのは広島・因島にひとり旅へ行ったのが最後。あれは2021年なのでもう3年経つのか。
朝から新幹線に乗るときは、京都駅構内のスタバでイングリッシュブレークファーストティーをいただくのが最近のマイブーム。新幹線京都駅のスタバは、紅茶メニューが豊富なので好き。
新幹線はまあまあな込み具合でしたが、揺られること2時間半、ついに本州からトンネルを(いつの間にか)通り過ぎ、小倉、そして博多へ。僕、九州へ降り立つ。
Act1「待望(ごまさばのテーマ)」
まずはお昼ごはん。行く前から決めてました。
ごまとおネギたっぷり。サバもたっぷり。
写真では見えづらいですが、明太子もあります。見た目以上にボリュームがあって、満腹でした。
Act2「ここは博多」
ごまさばで既に満たされつつある僕のお腹。ミュージカルはソワレ(夜公演)でまだまだ時間があるので、会場方面まで歩く。
途中商店街を通りながら、博多座方面へ。今回は博多座での観劇ではないですが、LUPIN、チャリチョコ、トッツィーなどの広告が出てました。
休憩のため、博多座の横にあったコーヒーショップで一服。写真はないのですが、カフェと喫茶店の中間くらいの雰囲気のお店でした。
休日でしたが、街中もそれほど人が多いわけでもなく、道も広いので歩きやすい。東京しかり名古屋しかり、そして博多しかり、中心部は似たような道の整備・景観やなあと思いました。
ちなみに成人式が近いからなのか、それとも花街が近いからなのか、若さと元気があり余っていそうなお兄さん集団を複数見ました。ね。若いね。…見て見ぬ振りするのが礼儀作法♪
Act3「海は広いな大きいな」
再度港まで歩き、そしてたどり着きました、福岡サンパレス!
海のない京都市内で育ったので、港とか海が好きな僕氏。この写真の奥に海が広がっていたので、しばらくボーッとしていました。お天気も良かったので、時間が止まったような、贅沢な時間を過ごしました。ちょっと寒かったけど。
これも写真に収めてませんが、近くのモールにミニ水族館のような水槽があったり、家族連れも結構多かったですし、就活イベントがあったのか、リクルートスーツの人もチラホラいました。
Act4「不滅の愛」
ゆったりした時間を過ごしつつ、開演時間が迫っているので会場へ。今回の目的。そう、ミュージカル「ベートーヴェン」。
はぁ…良かったなぁ…わざわざ福岡まで来た甲斐がある。配信で観たときよりも、没入感が格別ですし、何よりキャストが豪華でパワフル。こちらの観劇感想は既に別で書いているので、ここでは詳細割愛。
不滅の音楽!(アーアアアーアア♪)
不滅の愛!(アーアアアーアア♪)
Act5「晩餐」
ベートーヴェンの余韻に浸りつつ、終演後は博多駅方面へ。これくらいの距離なら歩いちゃうのが僕の習性。そこそこ距離はありましたが、余韻に浸っているので全く問題ない。余韻は魔法。余韻は良いん。
余韻で満たされている部分もありますが、それでもお腹は空くもの。晩ごはんも決めていました。
こちら、有名店ですよね。1時間くらい並びました。普段なら、絶対に行列に並ぶことはしないのですが、余韻に浸っているので待てると判断。余韻はあれど、そこそこ冷えた。
コロコロとした餃子が可愛らしくて、熱々で、寒い夜に染みる。カウンター席でちょうど目の前に井上芳雄さんのお写真があって、僕の脳内に運命のメロディが流れました。ちなみに左を向くとマジーのお写真が複数いらした。
一幕フィナーレ
鉄なべ餃子を食べて満足したのでホテルへ。ホテルに泊まるときは、基本的に大浴場があるホテルを選びます。今回はホテルステイの時間も短いので、お馴染みのルートイン。もうちょっと贅沢しても良かったんですけどね、なんせホテル代が沸騰してるじゃないですか。
お風呂に入り、疲れですぐ眠くなったので、YouTubeでベートーヴェンの「悲愴」を聴きながら就寝。
二幕(2日目)
entr'acte
おはよう福岡。
2日目は実はほぼノープランでした。夕方に帰りの新幹線を取っているので、ほぼ1日過ごせる。いつも通りの時間に起床。ボンジュール、おはよう、ご機嫌いかが。
Act1「モーニング・バイキング」
朝食はホテルで。旅行のときの朝食は量を増やしがち。バイキング形式やと、ついついあれもこれも取ってしまいますが、僕は大人になりました。ちゃんと食べたい分だけ取った。成長。
周りの方は意外と日本人客が多いようでした。
朝食後はちょっとベッドでゴロゴロして、チェックアウト。
Act2「太宰府におわす天神の調べ」
ノープランでしたが、朝食をいただきながら考えた末、一度行ってみたかった太宰府へ行くことに。それほど距離もなさそう。
地下鉄に乗ったのですが、各駅にモチーフイラストがあって可愛らしかった。そして福岡の地下鉄はホームも車内もきれい。比較的最近整備されたのかな?
そして博多から30分弱で太宰府へ。
日曜かつ受験期なので混雑していることを覚悟していたのてすが、思っていたほどではなかった。
天神様には京都でも会えますが、こちらでもご挨拶。
周辺は飲食店も多かったですが、やはりここは梅ケ枝餅。お店は複数ありますが、2店舗で食べ比べ。焼き加減が少し異なるのかな。
食べながら散策していましたが、小雨がぱらついてきたので撤収。
ちなみにサムネイルにしているスタバの写真は帰りに撮ったもの。ここのスタバも外観が有名ですね。おしゃれ。見ようによっては圧迫感もあるけど。
Act3「大濠フェルマータ」
次の目的地も思いつきで、太宰府から大濠公園へ。1日目は海、2日目は池。僕はやっぱり水辺が好き。天気も少しずつ回復していて、水面の様子が美しかった。
梅ケ枝餅が意外とお腹を満たしていたので、公園周辺で軽食。こちらは外国人観光客が多かったですが、景色もよく、ボーッと落ち着けました。こういう旅行をしたかったのよ。
Act4「雲のまにまに」
大濠公園内にある日本庭園を散策。入場料250円でいいのか?と思うくらいキレイに整備されています。ここでは一定時間おきに人口の雲海を作っているようで、これがまあ思いの外素敵でした。
数人の観光客がいるくらいで空いていたのも、人混み苦手な僕にはピッタリでした。
Act5「永遠の都ローマ」
続いて同じく大濠公園内にある福岡市美術館。特に事前リサーチはしていなかったんですが、特別展示のローマ展をやっているようで、興味を惹かれて入ってみました。
僕は特に芸術や美術に明るいわけでもなく、ましてやローマは高校の世界史レベルの知識しかありませんが、ひとりでゆっくり、モノや絵を通じて歴史に思いを馳せる時間は贅沢でした。
通常展示も観ることができて、現代アート、狩野派の絵画、仏像など色々見て回りました。個人的に仏像の間に心が動かされました。世間に仏像ファンが一定数いらっしゃるのもよくわかる。
フィナーレ「アデュー博多」
大濠公園を後にして、博多まで歩いて移動。距離はそこそこありますが、時間に追われていないので、街の空気をみたいと思いまして。この日もこの日とて、元気を持てあます少年たちが多かった気がします。
博多駅に着くと、どっと人が増える。太宰府も大濠公園もほどほどな人口でしたが、駅はやっぱり多いんですね。
お土産を見たり、新幹線でいただく晩ごはんを調達しながら、名残惜しくも博多をあとにします。もっと色んなところに行ったり、色んなものを食べたりもできるのでしょうが、これくらいまったりの方が満足度は高いかな。充実した福岡でした。
カーテンコール
というわけで福岡2日間の旅路でした。
あまり詰め込まず、ひとりでゆっくり行動できたのが良かったのと、思いつきで行った福岡市美術館がとても満足度高く、いい経験でした。
今度九州に来るときは、ぜひ温泉地にも行きたいし、もっとご当地グルメを楽しみたい。またいつか、九州。