【レポ】セトリ予想 ポルノグラフィティ18thツアー「暁」
ポルノグラフィティの5年ぶり待望のリリースとなった12thアルバム「暁」。このアルバムを引っ提げて今年もライヴツアーが開催される。
晴一の詞と昭仁の歌という、原点にして頂点であるポルノの強みが現れたアルバム。6曲のシングルだけでも相当な熱量とバリエーションのある楽曲たちに加え、更に世界観豊かなアルバム曲が収録されている。
いよいよ開催が迫っているので、恒例のセトリ予想。今までろくに当たったこともないので、実質ただの妄想ということはさておき…。ファンの暴想をどうぞ。考えるのが楽しいんで許してください。
予想という名の妄想
先日のFILM暁で「映像も交えながら」という構想があるとのことだったので、上演時間がそのままとすると曲目が減るだろうと思い、曲数はアンコール含め21曲と少な目にしてみました。
そしてアルバムが全曲晴一作詞だったので、晴一詞で統一してみましたよ。
解説という名の暴想
まずは序盤・開幕バトル編。
べたに「暁」始まりな気もするけど、曲の評判も高く、映像映えもしそうな新曲「バトロワ」で始め、「バトル」を彷彿とさせるロック曲を固めてみました。
曲のつなぎ目には懐かしの「introduction 迫リ来ルMONSTER」をご用意。本当はこの後に「MONSTER」をつなげたかったけど、晴一詞ではないので泣く泣く交代。日替わりで「やがて哀しき~」と「ラストオブヒーロー」をやりつつ、「VS」でしっかり締める。
今回のアルバムはミディアムテンポが多いので、序盤に割とゴリゴリな曲を詰め込みました。「バトル」「ヒーロー」「ゲーム」と、なんとなく視覚的にも遊べそうな、ゆるい世界観の繋がりもあると思うので、ポルノがやりたいことを挑戦的に序盤からやってほしいという願望も込めて。
第2幕・爽やかアルバム噛みしめゾーン。
「ナンバー」「クラウド」「ジルダ」のアルバム新曲と、シングル「ブレス」「瞬く星の下で」。最後に爽やかながらノリのいいサビを持つ「空が青すぎて」を入れてみました。
クラウドとジルダは日替わりのイメージ。曲数が許すならどっちもやってほしいけど、長めのツアーなのでアルバム曲からも日替わり曲を出しそう。「瞬く星の下で」は今回のアルバム収録ではないシングルですが、ゆったり目のテンポが多い曲が続くと緩急がないので入れてみた。星空のイメージから、今回のアルバムの雰囲気にも合いつつ、あまりライヴでやる曲でもない印象なので、ぜひいかがでしょうか(唐突なアピール)。
序盤がゴリゴリ系だったので、ミディアムテンポの曲で固める。ちょっと爽やかすぎる気もするけど、「空が青すぎて」がいい味出すと思う。今回のアルバムは「赤色」「空」がよく出てくる印象ですが、あえて青を入れて色彩豊かに。
第3幕・時代をつくろうセクシーゾーン…じゃなくて晴一の言の葉世界+昭仁のエロい声ゾーン。
もとい、僕の趣味ゾーンである。許してください。
「カメレン」のライヴ映えは今までのライヴで証明してきており、暗転からの幻想的な照明、イントロで一気に世界観に吸い込むのにぴったり。そして進化した「メビウス」でアルバムの世界を深堀しつつ、我らが最高にして至高の名曲「瞳の奥をのぞかせて」をぶち込みました(願望120%)。今回ストリングスが入った曲も多いですよね。ストリングと言えば、瞳の奥ですよ。もしポルノツアーの関係者がご覧になることがあれば、今からでも遅くない。瞳の奥をセトリに入れるのです。
3幕ラストは「証言」。今までの3曲と違った観点から壮大なスケールで語られる愛で、ライヴ会場を支配する。初聴きの時からミュージカル性を感じていた曲なので、2部構成の東宝ミュージカルの1幕ラスト曲をイメージしました(MAとかモーツァルト!とかのイメージ)。昭仁の生歌でこの曲を浴びてみたいし、今回のアルバムの肝となる曲だと思うので、良い見せ場で登場すると思う。
第4幕・ライヴ真骨頂盛り上げるぜゾーン。
先にも書いた通り、今回のアルバムはアップテンポが少ないので、ここから終盤に向けて叩き込みます。まずはおなじみの「ゾンビ」で会場をバイオはハザードにし、続いてタイトル繋がりで「悪霊少女」。短い曲なので何かしらギミック(映像か、間奏アレンジか)が入ると予想。
そして「少女」からの「少年」ということで「空想科学少年」。霊と科学も対比的ですよね。久しくライヴでやっていないと思うので、この曲でワイパー振りやりたい。曲数が許すなら、もうあと2曲ほどこのあたりでやりそう。この3曲はアニメーションにしやすい雰囲気があるので、このあたりでも映像ギミックを使ってくるかも。
第5幕・夜明けを迎えに爆走ゾーン。
テンポの速いシングル「ネオメロ」「ハネウマ」で盛り上げを最高潮にしつつ、本編ラストに「暁」。晴一自身が「何を書いてるか分からない」というネオメロでぶっ飛びつつ、夜明けへ走り抜けるイメージでライヴの定番・ハネウマ。
本編ラストは予想が難しいけど、一番コンセプチュアルでわかりやすいのは「暁」かなと思います。アルバム、そしてツアーのタイトルなので、キレイに締まる。まあポルノはそういう安易な予想を裏切りがちなんですが。
この辺は「Mugen」「メリッサ」「アポロ」などの定番曲をいくらでも追加できるので、曲数がもう少しあるのならぶち込まれそうな気はする。
アンコール。
まずはアルバムの特典でもある「稀ポルノ」的な位置付けで1曲やると予想(稀ポルノ=ライヴで1回もやったことのない曲)。特典で演奏された4曲から登場する気もしたのですが、なんと晴一詞が4曲中1曲しかない。
「今までライヴでやったことのない、かつ稀ポルノでもやったことのない晴一作詞の曲」から1曲やるという、なんともよくわからない予想となりました。たぶん「It’s on my mind」も「小規模な敗北」もやってないはず。
そしてアンコール2曲目に「テーマソング」。まだご時世的にみんなで合唱はできないと思いますが、前回のツアーからの「続」きを彷彿とさせる曲をあえてアンコールで。そして最後はお馴染みの「ジレンマ」。
アンコールで新曲披露も期待したいですが、アルバムで大量に新曲出したばかりなので、さすがに(少なくともツアー前半では)ないかなと。
あとがき
「フラワー」「You are my Queen」が入っていないな・・・。まあアルバムを引っ提げたツアーだから、アルバムの曲を全部やるというわけではないので、残念ながら「稀ポルノ」にランクインしてしまう曲もあると思うのです(フラワーは演奏済みですが)。
正直、アルバムツアーなので半分くらいは曲目も当たるだろうとは思いつつ、FILM暁しかり稀ポルノしかり、アルバムリリース周辺でいろんな試みをするもので、予想が本当に難しい。晴一作詞で統一するなら「月飼い」「カルマの坂」あたりの、これぞ晴一節という曲も入れたいが…ポルノさん、いっそもう今までのリリース曲全部演奏するまで帰れませんとかしません?(鬼畜すぎる提案)。
ともあれポルノはいつも、予想をいい意味で裏切ってくれるので、今回も「えっ」となるギミック、パフォーマンスを用意してくれることでしょう。そして僕の予想はどうせ外れるでしょう。
ただ1点。1点だけ外れてほしくない予想がございます。瞳の奥をのぞかせて。
今回のアルバムは「瞳の奥」との親和性が高いと思うので、ぜひやってください。大事なことなので2回言います。瞳の奥をのぞかせてを演奏してください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?