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日ハムファン歴11年の私が、これまでの歴史と今のチームについて語るだけの記事。

こんにちは。
日ハムを愛し続けて気がつけば11年、Taishiです。
好きな選手は西川遥輝です。(同い年なの…メジャーでも頑張って…)


この記事を見てくださる方は、きっと日本のプロ野球・NPBにお詳しい方だろうと勝手に推察します。

そのため、あまり野球に興味のない方にはつまらない内容になっているかもです…が、そのあたりご了承いただけますと幸いです。

◆絶対的エース・ダルビッシュ有 君臨期(2009-2011)

私がファンになった頃の日ハムは、とてもバランスのよいチームでした。

野手陣は、森本稲葉糸井の黄金外野陣を初め、内野も高橋信二と小谷野栄一、二遊間は田中賢介と金子誠でまさに鉄壁でした。
捕手も安定の鶴岡と、ルーキーの大野奨太の併用制だったと記憶しています。

当時はDHスレッジ以外の長打力不足を嘆いていた気がしますが、今思うとえげつないメンバーですよね…。
(代打坪井と二岡が好きだったなぁ)

先発投手陣は言わずもがな、絶対的エースのダルビッシュ有が君臨しておりました。

二番手以降も武田勝、八木、藤井、スウィーニーとまずまずの(お世辞にも最高とは言えないけど)メンバーが揃っていました。

中継ぎ以降が盤石で、ストレートがノビる菊地和正、当時は若手の宮西、安定の建山とサイドスロー転校後の江尻、左の本格派の林と駒が揃っており、
クローザーには大人気の「武田寿司」こと武田久が控えておりました。

つまり、当時のメンバーはこんな感じ。

1.二.田中賢
2.左.森本
3.右.稲葉
4.一.高橋信
5.DH.スレッジ
6.三.小谷野
7.中.糸井
8.捕.鶴岡(大野奨)
9.遊.金子誠

★先発
ダルビッシュ
武田勝
八木
藤井
スウィーニー
多田野

★中継ぎ
菊地和
宮西
建山
江尻

谷元
金森

★抑え
武田久

そんな2009年、日本ハムはリーグ優勝を収め、CSではかの有名な「福盛の21球」がありました。

後にも先にも、喜び過ぎて泣いたのはスレッジハンマーだけです。

日本シリーズも巨人に負けはしましたが、骨折しながらも投げたダルビッシュの一世一代のピッチング、私は忘れません。
様々なドラマが生まれた年だったからこそ、私はプロ野球の面白さにのめり込んでいきました。

翌年・翌々年は優勝こそ逃したものの、打点王小谷野が誕生したり、ケッペル・ウルフの両外人が躍動したり、次世代を担う中田・陽がブレイクしたりと、
希望の持てるチーム作りがされていたと記憶しています。

そんな中、絶対的エースのダルビッシュが、満を辞してメジャーリーグのテキサスレンジャースに移籍することになります…。

◆吉川光夫覚醒期(2012)

ダルビッシュが抜けて迎える2012年、多くの良識者が日ハムを最下位に予想していました。

それもそのはず、年間200イニング超を1点台で投げ抜いてきた大エースが抜けたのです。
その穴が簡単に埋まるなんて、誰も思っていませんでした。

…新監督・栗山英樹以外は。

栗山監督は、当時成績を残せていなかった吉川に対して、
「今年ダメだったらユニフォームを脱がせる」
と宣言し、厳しく鼓舞し続けました。

結果、この年に吉川は覚醒し、防御率1点台で14勝という離れ業をやってのけ、ダルビッシュの穴を殆ど埋めてしまいました。

不振ながら4番に固定し続けた中田翔も打ち始め、ダルビッシュの抜けた翌年にも関わらず、3年ぶりのリーグ優勝を果たしたのです。

まさに栗山マジックと言わんばかりの結果を残し、最高に気持ちがよかったのを覚えています。
日本シリーズは相変わらず巨人(ボウカー)に打たれて負けてしまいましたが、いい一年でした。

…ところで、2011年と2012年、プロ野球好きのみなさんなら、この年号でピンと来ると思うのですが、如何でしょうか。

そうです。この2年間だけ、反発係数の低い統一球が使用されていたのです。

これによって、打撃陣の数字が軒並み下がり、投手陣の数字が軒並み良化されました。
つまり、「1対0」のような投手戦が日常茶飯事になってしまったのです。(投手戦はたまにあるからいいのにね)

この2年は他の年と比較して、とにかく試合の見応えがなかったです。
さらに、打球が飛ばないため、コツコツ当てるだけのバッターが増え、日本全体の長打力の低下に繋がりました。

そのため、プロ野球ファンの間では、統一球を推し進めた張本人、加藤良三氏の名前が知れ渡っています。
というか、統一球に名前が印字してあります。(ほんと何故…?)

そんな背景もあり、この2年で覚醒した投手(吉川も含む)について、統一球のおかげという意見が多いのも事実です。

ただ、当時毎試合見てた身から言わせてもらえば、吉川の真っ直ぐはめちゃくちゃ速かったですし、
統一球でなくても、1点台は出せてたと思います!!以上!!

◆二刀流スーパースター期(2013-2015)

統一球が終わり、吉川の覚醒が終わった日ハムは、再び順位を落とすことになります。

しかし、その中でも陽と中田が主力に定着し、現チームの主力である、西川遥輝と中島卓也が徐々に経験値を稼いでいました。
盤石な中継ぎ陣で逃げ切る形は健在で、弱くとも僅差の試合を拾う能力は変わらず高かったです。(多分)

ただやはり、ダルビッシュが抜け、吉川の覚醒が終わり、スター不在が囁かれていました。
しかしそんな中で、プロ野球史上最高のスーパースターが入団し、経験を積んでいました。

そうです。二刀流・大谷翔平です。

シーズン開幕戦である西武ドームの試合で、自分の応援歌を口ずさみながら打席に入るルーキーの姿を見て、絶対に大成すると確信しました。(恐らくみんな思ってたよね?ね?)

高卒2年目となる2014シーズンでは、投手として防御率2点台で11勝、野手として234打席で打率.274の10HRを記録しました。

※参考★2020シーズン★:コロナの影響で試合数が少なかったこともありますが、投手は防御率3点台の8勝が最高です。
野手は後述しますが、高卒3年目の清宮が263打席で打率.190の7HRです。

…冷静に見返してみると、意味分からないですよね。
高卒2年目の20歳になりたてホヤホヤの青年が、投手に野手にフル回転していたんですもの。

それにしてもこのシーズンはなかなか面白くて、これまでチームを支え続けた稲葉篤紀と金子誠が引退を表明した中で、大谷を初めとした新たな柱となる若手たちが芽吹き、躍動したことによりシーズン3位を記録します。

4番中田翔の大活躍によりCSも勝ち進み、絶対王者ホークスを後一歩まで追い詰めたのでした。
CSファイナル敗退後に陽と中田が見せた涙に、新しいチームの幕開けを感じさせられました。

その悔しい経験を経て、2015シーズンではチームがさらに前進します。

西川、中島、陽、中田、田中賢介、近藤と主力のバッター陣が一定の結果を残す中で、新戦力のレアードが34HRと期待以上の結果を残します。
何より、不振の時でも明るく前向きなキャラクターで、いつでもチームを盛り上げてくれました。

そして投手陣、何と言っても大谷翔平の覚醒が大きかったです。
防御率2.24で15勝と、ダルビッシュを彷彿とさせるエースに成長しました。

チームもシーズン2位を記録し、新しい世代の力強さをひしひしと感じさせる内容でした。

しかし一方、首位のホークスには12G差を付けられており、パリーグはますますホークスの一強となっていました。

◆二刀流スーパースター期:メークドラマ、再び。(2016)

2016年のシーズン開始前、当然のように解説者はホークスを1位に予想していました。
前年2位の日ハムも2位や3位と予想されてはいましたが、ほとんどの方は優勝すると予想していませんでした。

大方の予想通り、シーズン中盤までホークスが独走し、日ハムも最大11.5G差を付けられてしまいます。

ところが6月中旬より、日ハムは球団新記録となる15連勝を記録し、ゲーム差を着実に縮めていきました。
(土壇場での賢介の同点弾など、言葉には言い表せない勢いを感じました)

その中でも7/3のホークス戦がとても印象的でした。
シーズン終了後、ホークス柳田選手が「あの試合を見て、ひっくり返されるかもなと思った」と語っています。

大事な首位との攻防戦で、1番打者はなんと「投手・大谷翔平」。
栗山監督の意図は分かりませんが、大谷は「HRを打ってゆっくり帰ってくることで、ピッチングに専念できる」という意図を感じたそうです。

結果として、初球をフルスイング

笑っちゃいますよね。漫画ならやりすぎ。でも現実。
ドーム中が沸いている中、ピッチングのことを考えてゆっくりベースを回っているのが何よりやばすぎます。

投手としても8回無失点に抑え、結果この大一番を2−0で制しました
優勝争いをしている中、自分でHR打って自分で抑える‥。一度は誰もが夢見た姿を大谷は体現したのでした。

その後もハムの勢いは衰えず、元クローザー増井の先発転向、岡広海の大当たり(打率.374)もあり、ゲーム差が縮んでいきます。

そして来る9/21、ホークスとゲーム差0の横並びで迎えた天王山

後に「The catch」と語り継がれる陽の二つの超ファインプレーによって、接戦を何とか制することが出来、首位に躍り出ます。

この時、骨折治りかけなんですよ皆さん。泣けますね本当。

そしてこの後も死闘を潜り抜け、優勝マジックを「1」とした状態で、大黒柱の先発試合が回ってきます。
(同じくマジック「1」で迎えた前日の西武ドーム、見に行ったんですよね…。優勝決定試合を見たかったなあ…。)

この日のピッチングで、今シーズン誰が主役だったのか、彼の右腕がはっきりと示してくれました。

すんばらしくかっこいいですよね。
この日は三振を取っても淡々としていて、高い集中力を感じました。

こうして、2016シーズンは最大11.5G差をひっくり返して、優勝という最高の結果を得ることができました。
そんなミラクルなシーズンのスタメンがこちらです。

1.中.陽
2.左.西川
3.DH.大谷
4.一.中田
5.二.田中賢
6.三.レアード
7.右.岡(近藤)
8.捕.大野
9.遊.中島卓

★先発
有原
大谷
増井
高梨
加藤
メンドーサ

★中継ぎ
宮西
谷元
石井
バース
鍵谷
白村
井口

★抑え
マーティン

走攻守、巧打長打、若手ベテランともにバランスの良いチームでした。
なんと言っても大谷が、投手としては1点台で10勝、野手としては打率.322で22HRとまさに二刀流としてフル回転し、シーズンMVPを獲得しました。

結局、その後CS・日本シリーズともに制して日本一となったのですが、その中でも感動・興奮したシーンを以下に貼っておきます。

《CSファイナル:大谷、日本最速の165km/h連発!!》

《日本シリーズ:後のない日本ハム、敬遠後4番の一振りで逆転!》

《日本シリーズ:神様は見ていた!不振の西川、逆転満塁サヨナラHR!!》

あー…この時最高だったな…。
薬剤師国家試験の前だったんですけど、勉強せずにめっちゃ観てたのを覚えています。
今晩のビールのつまみにもう一回観よ…。

◆有原キングダム/エース候補上沢期(2017-2019)

2017シーズンは大谷が怪我をしてしまい、4番の方も2161667676(知らない方は要検索)の年なので、前年とは打って変わって厳しい一年でした。

その中でも、苦しいピッチングながら何とか10勝をあげた有原、規定未到達ながら4割打者となった近藤、盗塁王西川、新規加入し15HRを放った大田と、明るい話題もいくつかありました。

そしてついに、シーズン終了後に大谷がメジャー挑戦を表明することとなりました。
これまで圧倒的な実力でチームを牽引してきたスーパースターが抜けることで、苦戦を強いられることが予想されます。

しかし同時に、このオフで日ハムは新たなスター候補を迎え入れることとなります。
7球団競合の大物ルーキー・清宮幸太郎の交渉権を獲得したのです。
この清宮の起用について後に、賛否両論を呼ぶこととなります…。

2018シーズンは2番大田が定着したり、清水や渡邉が頭角を現したり、新外人のマルティネスが10勝を挙げるなど新たなチームの土台になる選手たちが躍動しました。

結果として3位となりましたが、シーズン途中まで優勝争いを演じるなど、大谷がいない中で奮闘していた印象です。

注目選手である一年目の清宮は、二軍でHRを量産して一軍で出番をもらい、180打席で打率.200ながら7HRを記録しました。
高卒一年目にしては上出来な数字で、来季以降の覚醒が期待されていました。

2019シーズンは中盤まで首位争いするものの、終盤で大失速をした一年でした。
というのも、前年先発の柱として活躍した上沢とマルティネスが相次いで故障離脱したため、先発を早い回で降ろす「ショートスターター」を多用したのです。

この戦法により、加藤や堀、ロドリゲスの球威が落ちないうちに交代できたため、シーズン前半は上手く抑えることができ、有効な戦術として回っていました。

しかし、シーズン中盤になると、登板のかさんでいた中継ぎ陣が炎上し始め、勝ち試合を落とす頻度が急増しました。

それに伴って先発陣も数字を落とし始め、8月は月間5勝20敗と大きく負け越してしまい、5位に転落してしまったのです。
その中でも、エースとして有原が最後まで奮闘し、15勝で最多勝を獲得しました。

今思えば、この大失速が2020シーズンまで継続されることとなります…。

◆コロナのせい?スター不在期(2020)

このシーズンは、コロナの影響で開幕が6月にずれ込みました。

そのせいもあってか、チーム最多勝は8勝、規定到達は有原一人と、前年後半の投手陣崩壊を引き継いだ形となってしまいました。
中継ぎを入れても、10試合以上投げた投手で2点台は宮西のみと、終始不安定なシーズンとなってしまいました。

特に悲惨だったのが野手陣で、西川、中田、近藤、大田が例年以上の成績を残す一方、それ以外の選手が攻守ともに精彩を欠いていました。

特に守備面で、守備率.983、75失策、捕逸13個、阻止率.216と指標が軒並みリーグワーストを記録し、如何に守備に問題があったかが数字として読み取れてしまいます。

捕手の清水、一塁清宮に二遊間の渡邉平沼、三塁野村の若手内野陣がミスを連発し、エラーにならないものも含めて失点を稼いでいました。

今後主力になっていくメンバーだからこそ、重大な欠点が浮き彫りとなってしまった以上、早急な改善が求められます。

◆モトム!新スター期(2021-)

この10年の日本ハムファイターズを振り返ってきましたが、今が一番戦力を欠いている状況であると、断言できます。

ただでさえ若手の育成が上手くいっていない状況で、エースの有原と主力中の主力である西川がメジャー移籍濃厚であるためです。

つまり、来季を戦っていくメンバーは、以下と予想されます。
(個人的な希望含め)

1.右.大田
2.中.五十幡(浅間、松本、万波)
3.左.近藤
4.DH.中田
5.三.野村(樋口)
6.一.清宮(DH.王、海老原)
7.二.渡邉
8.遊.ロニー(中島卓、平沼)
9.捕.清水(宇佐見、古川、郡)

★先発
上沢
バーヘイゲン
アーリン
伊藤
加藤
河野
(杉浦、上原、田中、吉田輝、金子、北浦)

★中継ぎ、抑え
宮西
玉井
井口

ロドリゲス
秋吉
福田
公文
石川直
(鈴木健、西村、斎藤)

…贔屓目で見れば、5人くらい覚醒すれば、上位争い食い込めるんじゃね?とか思ったりしています。
普通に全員が今シーズンと同じような成績であれば、だいぶ難しいですね。

そこで、来年覚醒して欲しい選手を4名ピックアップしました!
来季の日ハムの順位は、君たちにかかっている…!

 -覚醒候補①伊藤大海

今年のドラ1、イケメン156km/h右腕の伊藤大海に期待しています。
もちろん来季、エース級の活躍をしてくれるのではと睨んでいますが、プロ野球に慣れてきた2〜3年後に、楽天の則本のようなエースになっていると思います。

下の動画を見ていただけたら分かると思いますが、真っ直ぐのスピードと回転軸と回転数、スライダーを初めとした豊富なコマンド、そしてそれらを操る制球力が頭抜けています。

この選手が来季、ローテの一角として投げてくれると思うと、とても心強いです。
背番号も17ですし、ユニフォーム買っちゃおうかなと思っています。遥輝も抜けるだろうし…。

期待する成績:140回 防御率3.20 12勝

 -覚醒候補②堀瑞輝

2016年のドラ1で入り今年で5年目の堀。一軍で経験は積んでいるものの、信頼できる結果を残せていない彼にこそ、筆者は期待しています。
チーム事情に合わせて、先発と中継ぎを行き来しているので、首脳陣もファンもどちらにすべきか悩んでいるように見受けられます。

…が!私は胸を張って、中継ぎ・抑えにすべきだと強く押します。

というのも、ご存知の方は多いかと思いますが、侍ジャパンU-18で、堀はリリーフとして大活躍していました。

決勝のチャイニーズ・タイペイとの一戦でも、6回からリリーフして付け入る隙を与えませんでした。

その試合の9回、1-0でリードしている場面、リリーフしている投手としては逆に精神的に追い込まれてしまう場面のはずですが、
相手バッターはキレキレの球を打つ術がなく萎縮したように見え、対して堀は相手バッターを鋭く見据えながら、少し笑みを浮かべていたのです。

この瞬間、堀瑞輝はリリーフでこそ真価が発揮される選手だと強く感じました。

宮西に代わる左のリリーフエースに成長することを期待しています。

期待する成績:60試合 防御率2.00 30HP or 30S

 -覚醒候補③野村佑希

私なんぞが言わずとも、ファンは誰しもが期待していると思います。

アメリカ生まれのため、正式な名前は「野村ジェームス佑希」、ファンからはジェームスと呼ばれている高卒2年目の彼は、2020シーズンで大器の片鱗を覗かせたのでした。

76打席で3HR、OPS.749と、若くしてスタメンに耐えうる結果を出してくれたのです。
(なお、大谷先生は同じ年齢で10勝10HRやってました。おかしいでしょ…)

ただ、そんな彼にも致命的な欠点が一つだけあります。

エラーが多い…多すぎる…。

守備機会そんなに多くないのに7つの失策を記録し、守備率.860というプロ選手とは思えないレベル数字を叩き出しました。

打撃面ではクリーンアップを打てる数字を期待していますが、野村に関しては守備面でもレベルアップを望みます。

期待する成績:フル出場 打率.280 20HR OPS.850 守備率.950以上

 -覚醒候補④清宮幸太郎

最後はこの方です。
ファンならみんな期待しているし、今シーズンは顔も見たくなかった人も多いんじゃないでしょうか。

高卒三年目、前年と前々年に続いてほとんどを一軍で過ごしたにも関わらず、少なくとも1ファンから見て、全く成長がありませんでした。

起用法も中途半端で、育成したいなら二軍でみっちり試合に出すか、一軍で清宮と心中するつもりでフル出場させればいいのに、
ずっと一軍に置いておきながら左投手の時は試合に出さなかったり、調子が上がってきたらスタメンから降ろしたり、栗山監督の判断にも一貫性がなかったように思います。

以下、清宮のこの3年の成績の遷移です。

2018年:180打席 打率.200 7HR OPS.665
2019年:278打席 打率.204 7HR OPS.610
2020年:263打席 打率.190 7HR OPS.623

7HRが続いたことで、ラッキーセブンと揶揄されることもありました。
悔しがっている姿を見せないので、「反省していない」と罵声を浴びることも多かったようです。

それでも、同世代にヤクルト村上がいて、チーム内でも一個下に野村がいる状態、彼も心の奥底では悔しい思いをしているはずです。

高校時代の実績から早期の大活躍を期待してしまっていましたが、師匠である4番の中田に、技術面と精神面の双方で教育されている最中です。
きっと来年こそ、新しい主砲の姿を私たちに見せてくれると信じています。

期待する成績:打率.250 30HR 80打点 OPS.850

最後に。思い知る宮西様の凄さ…

さて、ファンになってからの10年強を、長々と振り返ってまいりました。
記事を書くにあたって、改めて調べ直すことも多かったです。

その中で思ったことが掲題。

宮西様、凄すぎる…。

分かってはいましたが、私がファンになってから今まで、一度たりとも離脱することなく、
毎年コンスタントに50試合以上登板し、抜群の成績を収め続けています。

ハムファンは当たり前に感じてしまっていますが、これは異常なことです。
他の中継ぎ投手は、菊地、建山、武田久、谷元、石井、鍵谷と時を経て代わってきています。
宮西様は常に最前線ですから、生きるレジェンドであることを忘れてはなりません。

来年以降も宮西様が健康にピッチングできるよう、登板の際は精一杯応援しましょうね。


…ということで、最後までご覧いただきありがとうございました!
(ここまで8500字強。見てくださってる方いらっしゃるのかな?)

もちろんご返答しますので、野球ファンの方は是非是非コメント頂ければと存じます!

ではでは、楽しい野球観戦ライフを送りましょう〜。

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凡才
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