【コロンビア】ボゴタ(メデジンからバス移動) - 博物館とコーヒー巡り
メデジンからコロンビアの首都ボゴタへと移動する。
ここがコロンビアの最後の目的地となる。メデジンから飛行機乗るより安そうだったので、とりあえず行ってみようと言った感じ。
メデジンからバス移動
メデジンの北バスターミナルからボゴタへはたくさんバスが出ているらしい。
そこまではメトロで。メトロから橋を挟んで直結してるからここは便利だな。
バスは、せっかくだから日本人のブログでよくおすすめされているBolivariano社を選択。値段も各社で大差ないようだしね。
この会社がおすすめされる理由だけど、夜に族から襲撃を受けないように裏金を払っていると書いているブログが一つあったな。本当かどうか知らんけど。
バスは20時に出発。評判が良い会社なんだけど、なんかいつもよりバンピーだし、雨降ったら屋根から漏れてくる(ちょうど屋根上に抜ける穴みたいなのの下だった)し、そんなに良い印象は無かったな。そんな感じでも全然寝れるんだけどね。
バスは5時くらいにはボゴタのバスターミナルに到着。そこからはGoogleマップの知恵を借りながら、トランスミレニオの駅まで歩き宿まで向かった。
旧市街散策
宿に荷物を置き、とりあえず散策に出かけよう。あんまりうろちょろ歩き回るのは推奨されてないのだけれど、旧市街まで4kmだしゆったり歩いて行ってみようか。
途中でなんか雰囲気の悪いビル群だったり、かなりの数のベッカーやら路上睡眠の方とすれ違い、まだまだ治安的には良くない雰囲気だなと実感。
程なくして、歩行者天国のようなところに辿り着く。観光客もいっぱいだけど、地元民ぽい人もいっぱい。これはスリが多そうな…
歩行者天国を抜けていくとそこにはボリバール広場。鳩広場て言って差し支えないくらいに鳩がたくさんいる。
教会の雰囲気も良し。
さて、この旧市街にはたくさんの博物館がある。その中でも値段の安い有名どころを抑えておこう。
まずはボテロ博物館。ボテロが所有していた作品などたくさん。有名なボテロのモナリザもここで見れる。
ほんとボテロさんは良いですわ。
後は黄金博物館。黄金が人類に与えてきた歴史やら、出土品やらがめちゃくちゃたくさん。
人間が金に価値を置いたのはなんでなんだろうね。やっぱその輝きかな?銅みたいにすぐ霞んだりしないからなー
男は金を身に付けろと宇宙兄弟でかいてあったな。私も金を身につけたい。
アートな通りで少し人間観察をしつつ、コロンビアも最後の都市だしコーヒーを飲みたい。Googleマップで良さげなコーヒーショップを探し突入。
エスプレッソではないフィルターコーヒーを飲みたい気分。ここは各種淹れ方を選ぶことができる。
おすすめは?と聞くと、全ての豆の香りを嗅がせてくれた。そして1番特徴的だったやつに決定。品種はゲイシャらしい。サレントでコーヒー見学をした時に、そこのコーヒーファームでゲイシャの栽培を始めたと言っていたので、少し繋がりを感じる。
淹れ方もおすすめのハリオスイッチ式に決定。
淹れる時もめちゃくちゃ説明してくれる。スペイン語なのでよくわからないが、わかる言葉から必死に想像。
ゲイシャコーヒーは果実のような香りと甘味と酸味が特徴的で、今まで味わったことのないコーヒーだった。コーヒーもやっぱ凝る場所多いよな。
10,000ペソと少しお高めかもだが、日本でスペシャリティコーヒー飲もうとしたらもっと意味わからん値段するし、体験として良いお金の使い方だった。
かなり旧市街やらその周り歩き回ってたけど、変な人に絡まれるとかはなくて良かったな。
新市街散歩
時間が余っていたので新市街と呼ばれる方にも行ってみた。綺麗で少し高級なデパートがたくさんあるとかなので、きっとコーヒーショップもたくさんあるだろう。そこでパソコン作業でもして時間を潰そうというのが狙い。
まずはzonaTというところまで行ってみる。良い感じの買い物場所がたくさん。
ここで近くにあったカフェに入り、その日のフィルターコーヒーを頼もうとするが、今日は用意がないという。仕方がないのでアメリカーノを注文。
少し酸味の強めのコーヒー。1時間半くらいパソコン作業させていただく。
その間客が来なかったけど、店のおそらくご夫妻はずっとコーヒー豆の選別してた。ここでスペシャリティコーヒーとか頼んでも美味しいのがいただけそう。
その後も新市街を歩き続けるが、なんかシャッター閉じてるところが多い。良さそうだけど高そうだなとスルーして目星のところに行くのだが、目星をつけたところは閉じていたりが何度も発生。これは今日は二軒目のコーヒーはやめといた方が良いと言われているのだろう。
適当に歩いていたら見つけたレストランで早めの夕食をとることにした。このあと空港泊だから、先に食べておきたかったのだ。何だったら最近食べ過ぎなので、夕食は軽く控えようと思っていたけど、コーヒー飲めなくなったから仕方がない。
かなりの量で若干お腹が痛くなりながらも、トランスミレニオに乗って空港へ向かうのだった。
あとがき
大学院の研究室時代、コロンビアから留学生が来たことがある。その当時コロンビアを少し調べて、「なんて恐ろしいところだ。絶対行きたくない。」て思ったのだけれど、今回私は何も恐ろしいことに出会わなかった。
もちろん各所で治安が悪いところや、未だに色々な事件が起きているが、安心して過ごせる場所は当時思ってたよりかなりたくさんあるんだなという印象。
笑顔の人がいっぱいおりました。