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【ボリビア】トロトロ(ウユニからバス移動) - 確かに秘境感

ウユニからはトロトロに向かうことにした。
もともとはコチャバンバに普通に行こうと思っていたのだけれど、宿のレビューにトロトロに行くために立ち寄ったという文言を見て、トロトロという存在を知った。
あんまり日本人が行ってない場所に行ってみたいなと思っていたところだったので、これは良いと訪れてみることにした。


ウユニからコチャバンバ経由でトロトロへ

どちらにせよ一旦コチャバンバまで行く。
ウユニからの夜行バスで、70ボリだった。座席は快適。

バスは予定時刻よりも少し早めに到着したので、道順を調べてコチャバンバ行きのコレクティーボ乗り場まで。
2kmとかそんくらいだったので、朝も早いし歩いていくことにした。

写真に撮ってはいないけど、コチャバンババスターミナル前はいい感じにマーケットになっていて好きそうな雰囲気。

どんどん歩いてコレクティーボ乗り場らしきとこまで行くと、「トロトロ?」と声をかけられる。
そうだと伝えると、慌てて走り出すその男。
なんとたった今コレクティーボが出発したところらしく、その車を走って止めてくれた。
出発したということは満員だったわけだが、子供がたくさん乗っていたのでその子達は座席を詰め、私は空いた一人席に座る。

と言っても後ろが子供なので、背もたれをガンガンされて…うう…
決して短くはない道のりだったのだが、あまり快適ではないバス旅になってしまった。

それでもトントン拍子でコチャバンバまでたどり着くことができたのでまぁ良かったか。

宿は目星をつけていた場所に直接行ったら予約サイトよりも高い値段を提示されたので、なんとか予約サイトと同様の値段まで下げる。
直接行けばコミッション払わなくて言いはずなのに、この辺の違いってなんなんだろうな…

ベルヘルの滝ツアー

トロトロでは周辺の大自然を散策するためにツアーに参加しなければならなく、申込時の人数が多ければツアー料金が安くなるというシステムらしい。
情報収集のため、到着した午後にツアー会社(1個しかない)に向かってみる。

事前情報では、だいたい早朝にグループが出来上がるらしいので、とりあえず料金体系とかツアー内容について聞こうかなというくらいに思っていたら、どうやら同じような考えの人が数人午後の時点でも集まっていた。

ここで偶然出会えたフランス人の女性(名前難しくて覚えられなかったけど、オルルーみたいな名前だった気がする)と、この日の午後に滝に行くツアーに参加することになった。
もともとせっかく来たのだから2つくらいツアーに参加したいなと思っていたのだ。
そして、フランス人カップルも合わせて、次の日は一日イタス渓谷と鍾乳洞ツアーに参加しようということで話がまとまった。
これである程度ツアー料金が安くなりそうだ。

このフランス人たち、漏れなくスペイン語が喋れる。フランスとスペインは隣だし、フランス語話者にとってはスペイン語は簡単なのよと言っていたが、いやいや凄いよねやはり。

滝ツアーはまず恐竜の足跡を見に行く。
太古の足跡がこんなにもくっきりと残っているのは価値がありそう。こういう化石からジュラシックパークとか本当に作られれば良いんに。

その後は国立公園内に入場し、滝を目指す。一目見て、この行程がなかなか辛いものになると悟る。
川に下りるまでがかなりの崖。下りは良いのよ、帰ってくるのが大変やん。

ガイドはどんどん進む。いや、下りは良いんだけどね。
あれやこれやと進んでいると滝に着く。おー

これ系の滝はオーストラリアとかニュージーランドで行った滝の方がよかったな。汚れた記憶ではあるけど、オーストラリアとニュージーランドに罪はない。

特に水遊びをすることもない私とオルルー。戻りますかということで来た道を戻る。
ずいずいと進んでいくガイド。喰らいつく私とオルルー。登り切った時には全身汗だくになっておった。

その後は展望台とかこの土地のこととか説明を受けながら車まで戻りゴール。
オルルーが要所で通訳してくれたから良かったけど、これ参加者全員スペイン語分からなかったら結構厳しい空間になりそう…

イタス渓谷と鍾乳洞

翌日はイタス渓谷と鍾乳洞に向かう。
前日に出会った四人が早朝にツアー会社の前で集まり、さらに2人の参加者を探す。
程なくして御夫婦が一緒に参加できることになった。

まずはイタス渓谷に向かう。ここはむき出しの自然が見れる場所。遊歩道とかもあまり設置されていなくて良い感じ。
ここでも要所要所オルルーが通訳してくれるので助かる。
いろんな岩があるけど、その形を動物やらに例えて称しているとか。そういうのはどこも同じだなぁ。
ペ◯スの形だとかいう岩があるのも全世界共通。

歩いていると各箇所に絶景ポイントがあるのもかなりの魅力。全然観光地感がないから、自然むき出しですよって感じが好みである。

渓谷のトレッキングを終えると、次は鍾乳洞。
けっこう過酷な道だったので写真を撮り忘れた(動画は撮ってた)けど、かなり狭い通路を頑張って突き進んでいく感じは冒険しているみたいで楽しかった。
フランス人男性が190cmくらいの身長で、狭い道を通るたびに悲鳴を上げていたよ。

トレッキングアドベンチャーというのだろうか、むき出しの自然を感じながら汗を流すことができるのがトロトロの魅力。
街もほんとになにもなくて、ゆったりすることができた。

あとがき

少しオーストラリアの景色っぽかったかな。
汚れた思い出を上書きしていくそんな日常。


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