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小さな夜の曲、ピリオドをうって

NACHTMUSIKというミニアルバムが完成しました。トレーラー公開を機に今回のミニアルバムについて少しお話できたらと思います。

NACHTMUSIKというタイトルはモーツァルトの楽曲アイネ・クライネ・ナハトムジーク、そして伊坂幸太郎先生の「アイネクライネナハトムジーク」という作品から拝借しました。

「アイネクライネナハトムジーク」という小説を手に取ったのは中学2年の頃、伊坂幸太郎という人物すらもよく知らないのに妙にアイネクライネナハトムジークという名前と表紙を気に入って買って帰りすぐにタイトルの意味を調べました。

調べて分かったのはそれがモーツァルトの楽曲の名前であること、そしてアイネクライネナハトムジークの訳が「小さな夜の曲」であるということでした。

では何故そこから今回のアルバムの名前をつけたかといえば昨年9月末のこと、渋谷でメンバー3人とバンドのこれからについて大きな決断をした日がありました。ファミレスに入って何時間話してもそれは決まらず、ついには帰り際終電ぎりぎりまで駅前で4人で話し合って決めたことでした。


ひょっとしたら人生が大きく変わってしまうかもしれない。


だなんて

僕らにとってはこんなに大きな決断もとてつもなく広いこの場所ではほんの小さな悩みなんだと馬鹿馬鹿しくも思えました。

それでも帰りの電車では答えが出てからもまだ不安で、ただ3人とこの先まだまだ音楽をやっていけるんだとそこはかとなく思えたことは凄く嬉しかったし、深夜 帰りの方向が同じ大吾と2人で歩きながらあんなに僕らを悩ませたそのこととはもう全く関係のない話をしながら帰ったこともなんか凄く嬉しかった。

次の日その夜のことから 小さな夜の曲(仮)という歌を書きました。これからの僕自身にそしてちょっとメンバーに向けて書いたような曲。

それが3曲目ナハトムジークであり、今回のEPのNACHTMUSIKというタイトルになりました。個人的にとっても好きな曲。

それともう一つの理由としてはリード曲のカヤをセレナーデにしたかったからで、歌詞にも小夜という言葉が使えたのでこれも気に入っています。アイネ・クライネ・ナハトムジークもセレナーデなので。

収録曲についてはEP発売頃にまたここで曲ごとに細かく書けたらと思っています。

何卒

anewhite 1st EP「NACHTMUSIK」

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