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子宮全摘出(開腹手術)から1ヶ月間

結構あっという間に経過したようにも思うけど、ちゃんと思い出してみると色々とあったかな、やっぱり。最近の食事量は、生うどん一食分の半分を食べてちょうどいいくらいだったけど、今日、久々に外でランチして、そんな多い一人前じゃないけど、一人分食べれた。そんな回復の過程も含めてちょっとこの1ヶ月を振り返ってみる。

退院後(手術後12日以降)は、足がすこし悪い母親に追いつけないくらいのスピードでしか歩けなかったけど、それから1週間くらいできるだけ1日6−7000歩くらいを目標に歩いていたら、普通の速度で歩いてもお腹が痛くならない程度に回復。

消化器の方は、もうちょっと回復に時間がかかって、手術の7日後から食事を食べ始め、退院日(12日後)頃にはレンコンとか海藻類を食べてちょっとすると腸の各所が痛くなる感じ。そこから、1週間くらい経ってもまだニラとかワカメを食べるとお腹が痛くなり、やっと4週間くらい経った頃から何か食べた後にお腹が痛くなることがなくなった。

今回、初めての手術、入院という経験をして、想定外の手術が必要になって入院期間も長くなり、考えさせられたことや、ネガティブな気持ちや不安になることもあったけど、大前提としては手術をしてよかったということ。2年前くらいに手術を決心していたら、もっと軽く済んだかも、とかそういう思いもなくはないけども、その時に決断できなかったんだから仕方ない。

子宮筋腫の影響で生じていた様々な症状がなくなる。ということだけじゃなく、開腹手術、1週間絶食、12日間入院を(何歳まで生きるか分からないけど)人生の折り返し地点付近で経験できたことで、この先どういうことに気をつけた方がいいのか、今までの生活の何が良くなかったのか、考え直すきっかけになった。

入院前日からの断酒と手術後の7日間の絶食で、普段、いかに自分が食べ過ぎ飲み過ぎているのか、ということを実感した。絶食中に水の味しか感じていなかったところに重湯やスープの味がものすごく感じられた。退院した後もなかなか食欲がわかず、手術前の一人前を最近ようやく食べられるようになったんだけど、これ以上食べる量を増やさないように、美味しいものを適量(腹6−7分目くらい)食べるというのが自分の体にとって一番いい食事なんじゃないかなと思う。飲酒も、まだ控えるようにと言われているけども美味しい食事を楽しむために自分にとっては欠かせないお酒、今だとお猪口一杯とかで心地よく酔える。これくらいの量だったら体に害はないんじゃないかなと。

絶食中も腸の動きを活発にするために漢方やマグミットという錠剤を出されていて、何も食べていないのにちょっとずつ便が出ていく。特に手術から3、4日は傷口もまだ痛くて、きちんと拭けない時に、ウォシュレットがものすごくありがたかった。この時本当に初めてウォシュレットを使ったんだけど、何で今までこんな便利な機能を使わなかった?と後悔するくらい。

今の状態としては、傷口は多少痛んだり、まだちょっと滲出液が出てくる箇所がある。他は、ドレーンを入れていたところが思った以上に穴が深いのか跡が強く残ってる。
他は、おそらく癒着を剥がした部分、表面には傷がない部分が常に締め付けられているような感覚がある。これは、手術後からずっとあって、ちょっとずつ薄らいでるのかもしれないけど、絶えず違和感がある感じ。どのくらいの時間が経つと気にならなくなるのかな。。。傷の下の組織(脂肪とか??)はまだ結構硬いまま。手術後は子宮のあった場所がボコっとへっこんでる感じだったけど、お腹は全体的には腹筋が切られているからぽっこりでていた。だいぶ元の感じ(にお腹がでている状態)に戻ってきたけど、腹筋とかしても良くなったらもうちょっと鍛えてきれいにな形にしていきたい。
綺麗な傷口にするためにどうすればいいのか探していたら、こんな資料が出てきた。傷口のしたがどうなっているのかがわかってすごく勉強になったので忘備録的に貼っておく。
https://www.aaa-amputation.net/media/20220222-112857-857.pdf


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