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Gmailから複数人に一括送信! Gmail一括送信シート【GAS・引数挿入・送信履歴機能対応】
こんにちは、むらやまです。
毎日たくさんのメールを送る必要がある方、いらっしゃいませんか?
「お客様への一斉連絡に時間がかかりすぎる…」
「同じような内容なのに、一つずつメールを書くのが面倒…」
「たまに送り漏れや間違いがあって困っている…」
こんな悩み、心当たりがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、私が開発した「Gmail一括送信シート」をご紹介します。
このシートを使えば、面倒な作業から解放されて、皆さまがもっと大切なことに時間を使えるようになることを願って開発しました。
また、たまに数十件、数百件のメールを送るためだけに有料サブスクサービス等を使うのはもったいない、と思われている方にもぴったり。
本シートは買い切り¥3,000で未来永劫使用できます。
どんな人にオススメ?
複数人へのメールを一括で送りたい人
買い切りのツールがいい人(個人事業主の方や、中小企業の部署単位で使う場合におすすめです)
引数(プレースホルダ)を本文内に挿入したい人
1.実際の課題
お客様リストから一括でメールを送ったり、イベントをやって同じ内容を複数の方に送ったり、
同じひな形だけど、挿入される値は違ったり・・・。
例えばサブスクモデルのビジネスのお客様に以下のようなメールを送りたいとき、こんな顧客リストがあったとして・・・
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鈴木一郎 様
お世話になっております。
(中略)
【登録情報】:
プラン:スタンダードプラン
利用開始日:2024/10/01
更新日:2024/11/01
というメールを人数分コピペして、メールアドレス変えて、プランや日付が違うところを変えて、という膨大な作業です。例のような5人分くらいなら手作業ですぐ終わりますが、20人、30人となると時間もかかって面倒なのと、
何よりミスが引き起こりやすい作業です。
そこで、Gmail一括送信シートを使って一括でメールを送ってみます。
以下がこのシートを使った一括送信の大まかな手順です。
本文を作る
引数を作る
メール設定をする
送信者名
送信アドレス
件名
メール本文
送信者リストを作る
メール送信完了🎉
2.どんな風に使えるの?
まずは本文のテンプレートを作ります。この際、引数は{}で閉じます。(有料部分で詳しく解説しています。)
{送信先名} 様
お世話になっております。
(中略)
【登録情報】:
プラン:{プラン}
利用開始日:{利用開始日}
更新日:{更新日}
①メール設定
メール本文や送信者名、件名の設定を行います。
メール本文はスプレッドシートで実装しづらい改行にも対応。
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②引数設定
引数設定シートで、本文に使用した引数を定義します。
因数タイプは以下から選択します。
テキスト:書式のない文字列(一番使う)
日付:yyyy/mm/dd形式
日時:yyyy/mm/dd HH:mm:ss形式
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③送信先設定
送信先のメールアドレスや送信先の方のお名前、そして目玉機能である引数をそれぞれに割り当てます。

④一括送信
設定が完了したら、一括メール送信ボタンを押して送信します。

実際に送信された!
送信先名にプラン、利用開始日、更新日がすべて挿入され、送信ができました!(送信トレイから見ているのでわかりにくくて申し訳ないです)


送信履歴機能にも対応
一括送信後は、誰に、いつ、どんなメールを送ったのかを確認することが可能。送信履歴シートに送信日時や総送信数が挿入されます。
また送信履歴データ列にはリンクが挿入されます。アクセスすると、あらかじめ設定した指定のフォルダに履歴シートが格納されているので、同じフォーマットで履歴を確認することが出来ます。
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3.仕様と注意(免責事項含む)
必要なアカウントと環境
Googleアカウントが必要です(無料アカウントでも利用可能)
Google スプレッドシートの基本的な操作知識が必要です
送信制限
無料のGoogleアカウントでは1日100通まで、有料のGoogle Workspaceアカウントでは1日1500通までの送信が可能です
これらの制限を超える場合、追加の対策や複数日での分割送信が必要になります
技術的な制限
添付ファイルの一括送信機能は含まれていません
Googleドライブにアップロードしリンクを添付するのがオススメです
CC、BCCの一括設定機能は現在サポートしていません
Google Apps Scriptの実行時間制限(6分)があるため、大量のメール送信には工夫が必要です。
カスタマイズとメンテナンス
システムをカスタマイズする場合にはGoogle Apps Scriptの知識が必要になる場合があります
Googleのサービス変更に伴い、将来的にスクリプトの調整が必要になる可能性があります
サポートの範囲
基本的な導入手順とドキュメントは提供されます。
カスタマイズや特殊な環境での動作に関しては、ユーザー自身で対応していただく必要があります
法的責任とコンプライアンス
メール送信に関する法律(特定電子メール法など)の遵守はユーザーの責任となります。開発者は一切の責任を負いません
スパム防止やプライバシー保護に関する対策は、ユーザー自身で適切に行う必要があります
更新とアップグレード
セキュリティアップデートなどの重要な更新は無償で提供されます
返金ポリシー
デジタルコンテンツの性質上、購入後の返金は原則として受け付けていません
購入前に機能や制限事項を十分にご確認ください
動作保証
全ての環境での動作を保証するものではありません
利用前に少数の宛先でのテスト送信を強くお勧めします
セキュリティとプライバシー
顧客データの管理と保護はユーザーの責任となります
システムはユーザーのGoogleアカウント上で動作するため、適切なセキュリティ設定を行ってください
詳しくて難しい仕様書:
こちらはすべてを網羅的に書いています。特に販売をするという点に重きを置いて書いています。
特に重要なことは本記事内でもまとめています。
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