デザインコンペの選び方
皆さん、こんにちは。
プロダクトデザイナーの三島です。
今回は、デザインコンペの選び方について話していきます。
前回デザインコンペの調べ方について書きましたが、プロダクトデザインだけでも、年間100以上のデザインコンペがあります。そのたくさんある中で、どのコンペに出すか迷いますよね?
そんなときに、以下の要素を基準に選んでみると良いかも知れません。
①商品化
プロダクトデザインのコンペでは、受賞作品を商品化を目的にしているところもあります。その場合、そのまま仕事として商品開発に携わることができます。さらにロイヤリティとして報酬が発生するので、まずおススメです。
②受賞後のコラボを目指す
一緒に仕事をしてみたい主催企業のデザインコンペに応募してみましょう。あまり明記されているところは少ないですが、商品化を目的ではないデザインコンペであっても、主催企業は今後パートナーとして協業したいデザイナーを探している場合もあります。
③テーマの面白さ
インスピレーションで面白そうテーマを選ぶのも、一手だと思います。どれが自分に合っているコンペなのかは出すまでは分からないので、まずは直感を信じてみるのもありです。
④主催企業
デザインコンペの主催企業への興味で選ぶのも良いかと思います。主催企業の多くは、大企業や大手メーカーが多く、受賞することでその企業の製品として販売することができます。
⑤賞金
デザインコンペの魅力の一つには、賞金があります。上位入賞をすることで、ある程度まとまったお金をもらえるのでその賞金を目当てにコンペを選ぶのも良いかと思います。
⑥学生限定、若手限定
学生の方は、学生限定のデザインコンペの応募するのがおススメです。こちらはプロのデザイナーは参加できないので、競争相手がかなり限られ、受賞する確率も増えるので、まずはこちらに応募してみるのはどうでしょうか。
⑦権利
デザインコンペでは、知的財産権(著作権)等の取り扱いが異なります。可能であれば、入賞後も権利はデザイナーが保有するデザインコンペを選ぶと良いです。もしくはロイヤリティが発生するなど。
⑧審査員
審査員である、このデザイナーに見てもらいたいというのも選ぶ理由の一つになります。著名なデザイナーに自分の作品を評価してもらえる機会はなかんかないので、もし迷っているなら審査員で決めても良いかも知れません。
こちらでサポートして頂いたものは、日本の伝統工芸・モノづくりのために使わせて頂きます。