記事一覧
「創作の種」について
「創作の種」というシリーズで実験的に有料の記事を書いてみようと思います。
日頃、魅力的なキーワードを見つけては、A4の裏紙に書き留める、ということをしています。そのネタ帳は多くの場合、公開されることなく忘れられていってしまうものです。(忘れないために書き留めているのですが、書き留めた時の感情は見返した時に再現されなく、首を傾げることが多いのです)
それでは勿体無いので、なんかビミョーな(限定公開
オペラ座の怪人を比較する〈ACT1〉
劇団四季の『オペラ座の怪人』はすごいらしい。そんなふれこみのミュージカルを僕は先日見てきた。そしてそのすごさに見事にハマったのであった。
それから映画を観て、原作の小説を読んだ。原作を読むことで、ミュージカルでは語られない部分の気付きがあったし、それぞれ設定や展開が違う部分があって面白かった。今回は、整理も兼ねて、舞台と映画と小説をシーンごとに比較してみようと思う。少し書き出したらあまりに長くなり
パントマイムは「"普通"の共有」
パントマイムを知らない人はいないと思う。見えない壁、動く床、意思を持った鞄。舞台や街中で見たことある人は多いはずだ。僕はいつかマイム作品を作ってやろうと思っているのだけど、周りでやっている人がいないので、なかなか計画出来ずにいる。石川近郊で探しています。連絡下さい。
パントマイムは客との「"普通"の共有」の上で魅せる表現だと思っている。つまり、壁は平らで垂直に立っているもので、押しても引いても動
カテゴライズできないもの
創作のアイデアは遍く、偉大なる先輩方のアイデアを基に生まれるものである。創作は「0→1」の作業と言うが、先人が作り上げた環境の中で、創作者が体験や学習を経て試みるものであるなら、正確には全くのゼロスタートでは無いはずである。既存のアイデアの掛け合わせによって創出されるものであるので(※1)無理やり「①×②→③」と表現してみる。では「この作品はどのようなカテゴリーですか」と聞かれれば、②の要素が強そ
もっとみる小さな雪だるまなら作れそう
「創作してます」なんて言うと大層なものに聞こえてしまって安易に言いたくないのだけど、牛歩なりともやっている自負があるし、また、それに代わる良い言葉も思いつかないので、つい楽をして言ってしまう。名刺を添えて、自己問答しながら。
文章や音楽、芝居など「創作物」に触れている際、つい自分がやってみたい、あるいは観てみたい創作のことを考える。客席にいながら、脳内のアイデアを誰か書き留めていてくれと思う。そ